その1からの続きです。
○ 坂東10番 岩殿観音
坂東札所10番との岩殿観音に行きました。
参道が風情があり、古い昔を彷彿とさせます。
庫裏の前には、アジサイが美しく咲き誇っていました。
美しい、梅雨の花です。
今年見た中で、一番心引かれたアジサイでした。
本堂前に狛犬がいました。
鐘をつき、線香をつけ、読経して御参りします。
古い建物でした。
境内には、段違いの鉄棒があり、まじまじと見つめました。
「これ、お坊さんが使うのかな?」
だったら気晴らしに?それとも修行で?と考えます。
鉄棒の上にあぐらをかいたまま座って瞑想をするお坊さんの絵を想像しました。
「すぐそばに大東文化大学があるから、そこの学生が使うんじゃない?」という至極まっとうな答えをもらいました。
参拝の帰り、参道が見渡す限りまっすぐに伸びていました。
古くからのお寺ならではです。
○ 冠水橋 稲荷橋
島田橋は流されていて渡れませんでしたが、めげずにほかの冠水橋に行ってみました。
こちらはコンクリ製。風情は木造に劣りますが、だからこそ丈夫です。
車から降りて渡りました。
四国の沈下橋を思い出します。
すてきだわ~。
沈下橋よりも川面が近いため、落ちたらこっちの方が怪我をしそう。
純は、橋の上に正座をして下をのぞきこんでいました。
背中を「わっ」と押してみたかったのですが、つきあいがそこで終わりそうなので、やめておきました。
橋の下では釣りをしている人もいます。
私が橋でキャッキャッとはしゃいでいる間、純は車に戻って、橋を渡ってくれました。
普通車でもかなりギリギリでした。
○ 冠水橋 鞍掛橋
久々の欄干なし橋にテンションが上がった私たち。
次の冠水橋へと向かいます。
今度は何組もの家族連れが川沿いでバーベキューなどをしているところでした。
橋の両脇に立っているポール。
ここを通れなければ、この橋は渡れません。
普通車だし、大丈夫だと頭ではわかっていますが、やっぱりドキドキしますね~。
まさに狭き門!ああ、受験期を思い出すわ~。キリキリ。
ドライバーが必死にハンドルを握っている、その窓の外では、楽しそうに家族が川遊びをしています。
うっかりハンドル操作を間違えたら、待っているのは大惨事。こわいこわい。
橋の近くで一日中遊んでいるって、うらやましいわ。
家の近くにも冠水橋があればいいのに。
橋を渡れたことで、もうすっかり満足していますが、まだ行く場所は残っています。
それからときがわ町の方へと向かいました。
○ 坂東9番 慈光寺観音
どんどん山の中へと入っていき、ついたのは坂東札所9番との慈光寺観音。
バスが待っていました。バスでも来れないことはなさそう。
でも、バスはオンデマンド、つまり頼まないと来ないんだそうです。
宝物殿の前を通り、石段を登って、観音堂を参拝しました。
天井近くに白い馬が奉納されています。
馬の像が奉納されているのは、これまでにも何体か見たことがありますが、はるか上の方にいたのは初めて。
馬をおなかを見上げるのも、これが初めてです。
○ 左じゃなくて飛騨だった
本殿で住職にご朱印をいただきました。
仏像の説明をしてもらいました。
観音堂に奉納された白馬の話をすると、「あれは観音様にお尻を向けていて、失礼だという人がいる。でも、観音様がすぐに馬に乗れるようになんだ」と教えてくれました。
あの馬は、「飛騨の甚五郎」の作なんだそうです。
それがいつしか「左甚五郎」と呼ばれるようになったとか。
だから、飛騨の人たちは「左じゃないのに」と思っているんだそうです。
は~、そうなんだ~。
確かに当時は、苗字がある職人は珍しかったことでしょう。
左は、苗字ではなく出身地だったんですね。知りませんでした!
「夏至」と書いてもらったことで、うれしくて声を上げたら、住職も「お気づきなすったか」と少しうれしそうでした。
いろいろとためになるお話を聞けたものの、おしゃべり好きの住職で、延々話が続き、なかなか立ち上がるタイミングがつかめません。
駐車場に戻った時には、既にオンデマンドバスはいなくなっていました。
○ ローラー滑り台
「うーん、このままだと全部は周れないなあ」と純。
「すべり台とトランポリン、どっちがいい?」
どっちもいいー。だって両方とも私の希望ですもの。
トランポリンの場所の方が少し遠かったので、すべり台にしました。
向かったのは、仙元山見晴らしの丘公園。
ここに、全長203mのローラーすべり台があるのです。
名前のとおり、公園は小高い山の上にあり、遠くまで見渡せました。
ふもとを電車が走っているのが見えます。
「あれって、東武東上線じゃない?」
そうでした。つまりは・・・
「あれに乗っていったら、うちまで一本で行けるのね~!」
東急沿線住まいの私。ここまで、遠くはるか~な旅をしてきたような気になっていましたが、電車を使えばあんがい気楽に来れる辺りなんですねー。
それもこれも、東急と東武が相互直通運転をするようになったから。
気がつけば、横浜から埼玉まで、ずいぶんアクセスが楽になりました。
ローラーすべり台って、はるか昔に遊んだ気がしますが、最近はめっきり。
子供の頃は、相模湖ピクニックランド(現さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト)で、よくよく滑りましたが、今ではなかなか見かけなくなっています。
ダンボールマットをお尻に敷いて、さっそく滑りました。
自分の体重と重力で、どんどん速度が増していきます。
ブレーキは、足で踏ん張るだけ。
意外にスピードがでてくるし、途中いくつかスピードアップカーブもあるので、思わず声が上がります。
無数のローラーがカラカラカラと私を流していきます。
キャッホー!風を切って進む、私は森の弾丸~。
動画を見ると、かなりゆるゆるスピードですが、片手でマットをつかみ、片手で撮影はむずかしーい!
両手が使えるヘルメットカメラじゃないと、シロウトには困難です。
なのでほんのちょっとしかカメラは回せませんでしたが、雰囲気だけでも伝わればいいなあと。
長いすべり台を大満喫しました。
ローラー滑り台、イイ!
もっと家の近くにあればいいのにな~。
日が暮れてきたので、高速を飛ばして一路都内に戻り、解散しました。
○ エピローグ~ディスカバー・サイタマそしてジャパン
近くてとても遠い埼玉。
最近になるまで、本当に縁遠い場所でした。
秩父巡礼をするようになって、秩父地方は認識できるようになりましたが、そのほかはさっぱり。
でも、今回、秩父までは行かない埼玉西北部を訪れて、(たくさん市があるんだなあ)と思いました。
埼玉は、そういえば神奈川よりも大きな県なんですよね。
その分いろいろと見るところはあるはずです。
今回、冠水橋が西北部にあることを知ったのは、大きな収穫でした。
今回渡れなかった島田橋の保存工事が終了したら、また行きたいと思います。
ところで、念のため調べてみた面積比べ。
私の住んでいる神奈川県って、広~いところだとおもっていたら、なんと面積は47都道府県中43位!
佐賀県より小さかった~!
次に小さいのは沖縄県だった~!
ひえ~、そんなミニサイズだったなんて、今の今まで知りませんでしたよ!
あ、でも東京都が45位だから、いっか。(下位争い)
ちなみに埼玉は39位でした。
国内一の最小県は香川でした。知らないものだわ~。ディスカバー・ジャパン。
○ 坂東10番 岩殿観音
坂東札所10番との岩殿観音に行きました。
参道が風情があり、古い昔を彷彿とさせます。
庫裏の前には、アジサイが美しく咲き誇っていました。
美しい、梅雨の花です。
今年見た中で、一番心引かれたアジサイでした。
本堂前に狛犬がいました。
鐘をつき、線香をつけ、読経して御参りします。
古い建物でした。
境内には、段違いの鉄棒があり、まじまじと見つめました。
「これ、お坊さんが使うのかな?」
だったら気晴らしに?それとも修行で?と考えます。
鉄棒の上にあぐらをかいたまま座って瞑想をするお坊さんの絵を想像しました。
「すぐそばに大東文化大学があるから、そこの学生が使うんじゃない?」という至極まっとうな答えをもらいました。
参拝の帰り、参道が見渡す限りまっすぐに伸びていました。
古くからのお寺ならではです。
○ 冠水橋 稲荷橋
島田橋は流されていて渡れませんでしたが、めげずにほかの冠水橋に行ってみました。
こちらはコンクリ製。風情は木造に劣りますが、だからこそ丈夫です。
車から降りて渡りました。
四国の沈下橋を思い出します。
すてきだわ~。
沈下橋よりも川面が近いため、落ちたらこっちの方が怪我をしそう。
純は、橋の上に正座をして下をのぞきこんでいました。
背中を「わっ」と押してみたかったのですが、つきあいがそこで終わりそうなので、やめておきました。
橋の下では釣りをしている人もいます。
私が橋でキャッキャッとはしゃいでいる間、純は車に戻って、橋を渡ってくれました。
普通車でもかなりギリギリでした。
○ 冠水橋 鞍掛橋
久々の欄干なし橋にテンションが上がった私たち。
次の冠水橋へと向かいます。
今度は何組もの家族連れが川沿いでバーベキューなどをしているところでした。
橋の両脇に立っているポール。
ここを通れなければ、この橋は渡れません。
普通車だし、大丈夫だと頭ではわかっていますが、やっぱりドキドキしますね~。
まさに狭き門!ああ、受験期を思い出すわ~。キリキリ。
ドライバーが必死にハンドルを握っている、その窓の外では、楽しそうに家族が川遊びをしています。
うっかりハンドル操作を間違えたら、待っているのは大惨事。こわいこわい。
橋の近くで一日中遊んでいるって、うらやましいわ。
家の近くにも冠水橋があればいいのに。
橋を渡れたことで、もうすっかり満足していますが、まだ行く場所は残っています。
それからときがわ町の方へと向かいました。
○ 坂東9番 慈光寺観音
どんどん山の中へと入っていき、ついたのは坂東札所9番との慈光寺観音。
バスが待っていました。バスでも来れないことはなさそう。
でも、バスはオンデマンド、つまり頼まないと来ないんだそうです。
宝物殿の前を通り、石段を登って、観音堂を参拝しました。
天井近くに白い馬が奉納されています。
馬の像が奉納されているのは、これまでにも何体か見たことがありますが、はるか上の方にいたのは初めて。
馬をおなかを見上げるのも、これが初めてです。
○ 左じゃなくて飛騨だった
本殿で住職にご朱印をいただきました。
仏像の説明をしてもらいました。
観音堂に奉納された白馬の話をすると、「あれは観音様にお尻を向けていて、失礼だという人がいる。でも、観音様がすぐに馬に乗れるようになんだ」と教えてくれました。
あの馬は、「飛騨の甚五郎」の作なんだそうです。
それがいつしか「左甚五郎」と呼ばれるようになったとか。
だから、飛騨の人たちは「左じゃないのに」と思っているんだそうです。
は~、そうなんだ~。
確かに当時は、苗字がある職人は珍しかったことでしょう。
左は、苗字ではなく出身地だったんですね。知りませんでした!
「夏至」と書いてもらったことで、うれしくて声を上げたら、住職も「お気づきなすったか」と少しうれしそうでした。
いろいろとためになるお話を聞けたものの、おしゃべり好きの住職で、延々話が続き、なかなか立ち上がるタイミングがつかめません。
駐車場に戻った時には、既にオンデマンドバスはいなくなっていました。
○ ローラー滑り台
「うーん、このままだと全部は周れないなあ」と純。
「すべり台とトランポリン、どっちがいい?」
どっちもいいー。だって両方とも私の希望ですもの。
トランポリンの場所の方が少し遠かったので、すべり台にしました。
向かったのは、仙元山見晴らしの丘公園。
ここに、全長203mのローラーすべり台があるのです。
名前のとおり、公園は小高い山の上にあり、遠くまで見渡せました。
ふもとを電車が走っているのが見えます。
「あれって、東武東上線じゃない?」
そうでした。つまりは・・・
「あれに乗っていったら、うちまで一本で行けるのね~!」
東急沿線住まいの私。ここまで、遠くはるか~な旅をしてきたような気になっていましたが、電車を使えばあんがい気楽に来れる辺りなんですねー。
それもこれも、東急と東武が相互直通運転をするようになったから。
気がつけば、横浜から埼玉まで、ずいぶんアクセスが楽になりました。
ローラーすべり台って、はるか昔に遊んだ気がしますが、最近はめっきり。
子供の頃は、相模湖ピクニックランド(現さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト)で、よくよく滑りましたが、今ではなかなか見かけなくなっています。
ダンボールマットをお尻に敷いて、さっそく滑りました。
自分の体重と重力で、どんどん速度が増していきます。
ブレーキは、足で踏ん張るだけ。
意外にスピードがでてくるし、途中いくつかスピードアップカーブもあるので、思わず声が上がります。
無数のローラーがカラカラカラと私を流していきます。
キャッホー!風を切って進む、私は森の弾丸~。
動画を見ると、かなりゆるゆるスピードですが、片手でマットをつかみ、片手で撮影はむずかしーい!
両手が使えるヘルメットカメラじゃないと、シロウトには困難です。
なのでほんのちょっとしかカメラは回せませんでしたが、雰囲気だけでも伝わればいいなあと。
長いすべり台を大満喫しました。
ローラー滑り台、イイ!
もっと家の近くにあればいいのにな~。
日が暮れてきたので、高速を飛ばして一路都内に戻り、解散しました。
○ エピローグ~ディスカバー・サイタマそしてジャパン
近くてとても遠い埼玉。
最近になるまで、本当に縁遠い場所でした。
秩父巡礼をするようになって、秩父地方は認識できるようになりましたが、そのほかはさっぱり。
でも、今回、秩父までは行かない埼玉西北部を訪れて、(たくさん市があるんだなあ)と思いました。
埼玉は、そういえば神奈川よりも大きな県なんですよね。
その分いろいろと見るところはあるはずです。
今回、冠水橋が西北部にあることを知ったのは、大きな収穫でした。
今回渡れなかった島田橋の保存工事が終了したら、また行きたいと思います。
ところで、念のため調べてみた面積比べ。
私の住んでいる神奈川県って、広~いところだとおもっていたら、なんと面積は47都道府県中43位!
佐賀県より小さかった~!
次に小さいのは沖縄県だった~!
ひえ~、そんなミニサイズだったなんて、今の今まで知りませんでしたよ!
あ、でも東京都が45位だから、いっか。(下位争い)
ちなみに埼玉は39位でした。
国内一の最小県は香川でした。知らないものだわ~。ディスカバー・ジャパン。
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