レトロ絵日記 de 街さんぽ

レトロ好き主婦の街歩きや喫茶店絵日記など。現在、新旧の画像をまとめています。忙しい方はイラストだけ見てくださいね(^^)

日本初「エルマーのぼうけん」展 @立川PLAY! MUSEUM

2023-08-03 | 美術館・ミュージアムなど



立川PLAY! MUSEUM で 2023年7月15日(土)~10月1日(日)まで開催中の
「エルマーのぼうけん」展 内覧会に行ってきました。

「エルマーのぼうけん」展 メインビジュアル


 「エルマーのぼうけん」は、どうぶつ島にとらわれたりゅうの子を助けに行く、9才の男の子エルマーの冒険物語です。1948年から51年にかけて、『エルマーのぼうけん』『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』(文:ルース・S・ガネット、挿絵:義理の母ルース・C・ガネット)の3冊の物語がアメリカで出版され、日本では累計700万部を超すベストセラーとして広く愛されています。
日本初となるこの展覧会では、70年以上前に描かれた130点を超す貴重な原画やダミー本など制作の資料を日本で初公開します。

アメリカ・ミネソタ大学図書館のカーラン・コレクションからの原画が約130点並び 見ごたえがあります。
繊細で美しい挿絵の ひとつひとつに見入っていたら結構時間が過ぎておりました。

絵本展に行くとおとなも童心に戻りたいときがありますが、PLAY! MUSEUM では物語の世界を体験する展示があるので 自分が夢中で本を読んでいた頃のワクワク感を思い出します。



お気に入りのシーンの原画 出会い 


そして「別れ」
ぼうけんは楽しくて お別れはいつも寂しい… 

原画はとても小さい絵なのですが エルマーとりゅうの子・ボリスの思いが凝縮されていて、この絵を見ているだけで涙が出そうになりました。


作者ガネットが制作のために作ったフェルトのぬいぐるみ。(1940年代)
ガネットの写真や幼い頃にお話や絵を描いたノート、自作の小さなオブジェなども展示されています。

会場内にある「ぼうけん図書館」。世界中の「ぼうけんの書」を紹介していて手に取って読めるようになっています。

「エルマーのぼうけん」展公式図録 
3巻のほぼすべての貴重な原画と、物語のあらすじや一節、物語の誕生秘話や作者ガネットについて、等が網羅されたとても綺麗な本です✨ PLAY! SHOP ・全国書店などで販売中。


PLAY! MUSEUM 周辺も緑が多くてここだけ少し郊外のリゾート地にきたような雰囲気で、物語の世界に浸るのにいいなと思いました。夏休み、美術展に行くのも小さな冒険かもしれませんね (*^-^*)

「エルマーのぼうけん」展
会期:2023年7月15日(土)~10月1日(日)
会期中無休
会場:PLAY! MUSEUM (東京・立川)
開館時間:10:00 ~18:00 (最終入場 17:30まで)


レトロ可愛い! 松本かつぢ展 7月15日~7月23日

2023-07-10 | 美術館・ミュージアムなど

こんにちは。だいぶ間があいてしまいました (m´・ω・`)m 
今週末 2023年7月15日(土)~7月23日(日)まで 秋葉原フォーラム・ダンクさんで 
昭和のかわいいの元祖、松本かつぢ氏の企画展が開催されます。

みにおん
松本かつぢ 童画の世界
7月15日(土)~7月23日(日)
12:00~19:00
秋葉原フォーラム・ダンク (入場無料)



ご縁がありまして 作品を選んだり、図録に1カット 紹介絵を描かせていただいております。

私のイラストはあれですが、、かつぢ先生の絵が とても可愛くできているので お近くにお立ち寄りの際はお越しくださいませ~
図録は ほかの場所でも販売される予定ありです。

こちらは二子玉川の 松本かつぢ資料館。
講談社のえほんや コンビのベビーグッズなどに 多数絵を描かれているので懐かしいかたもいらっしゃるかも。 
これまでなかなか二子玉川までは来られなかった方は秋葉原で原画をぜひ♪です。

 


トンコハウス・堤大介の「ONI展」@PLAY! MUSEUM

2023-01-26 | 美術館・ミュージアムなど

節分ももうすぐですが… (*^^*)  

2023年1月21日(土)~4月2日(日)まで PLAY! MUSEUM (東京都立川市)で開催中の

トンコハウス・堤大介の「ONI展」 内覧会に参加させていただきました。

 ピクサー出身の堤大介とロバート・コンドウ率いるアメリカのアニメーションスタジオ「トンコハウス」。アカデミー賞短編アニメーション賞にもノミネートされたデビュー作『ダム・キーパー』(2014)で脚光を浴び、活動を本格化させました。

『ONI~ 神々山のおなり』は堤大介が監督を務める初の長編アニメーションで 2022年10月21日、Netflix オリジナル作品として公開されました。古くから日本で描かれてきた「鬼」を題材に、森に暮らすユーモラスな妖怪や神々たちが、誰の心にも潜む恐れと向き合いながら成長する、全4話(計154分)の3DCGアニメーション作品です。


「なりどん」と「おなり」(2019年)

私も Netflix で『ONI』全4話を鑑賞しましたが、神様や妖怪などキャラクターたちがとにかく可愛い~~
ほのぼのとした気持ちで見ていたのですが 話が進むにつれ切なくて奥が深く、クライマックスの辺りでは涙、涙。。(ネタバレにならないようストーリーは割愛しますネ m(__)m)

PLAY! MUSEUM の展覧会は、アニメーション作品の『ONI』を空間演出で味あうエンタテインメント体験。

小さいころ『まんが日本昔話』がすごく好きだったんですが、最近はあまり昔話に接する機会もなく…
そもそも日本の「鬼」って何だろう、「妖怪」って何だろう、祭りって何のためにあったんだろう、って 展示を見ながらいろいろ考えて楽しかったです(*^^*) 

◆日本各地に実在していた鬼のお面 展示協力:武蔵野美術大学・図書館 民俗資料室


◆トンコハウスがとてもこだわっている「光と影」が感じられる展示


◆アニメーションが生み出される制作過程を紹介。スケッチや設定画集等々… かわいー(*^^*)


◆入館すると「おみやげ」にもらえるハンドアウト。
『ONI』のストーリーやキャラクター紹介などを網羅したミニパンフレットで、これはすごく嬉しかったです!

◆お楽しみの PLAY! CAFE 
再現率が高くてビックリ、の かっぱのケーキ

◆PLAY! SHOP では 
堤大介監督監修の「神々山のからからせんべい」を発見して購入。これ大好きなんですよね~

内覧会には堤監督もいらしていて
「アメリカに30年位住んでいて日本を題材にしたものを発信したいと思っていた」と おっしゃていましたが、
その丁寧な仕事が高く評価されて『ONI ~ 神々山のおなり」はアニメ界のアカデミー賞と言われるア二ー賞6部門にノミネート
発表・授賞式は2023年2月25日に米ロサンゼルスで開かれますが あー、、みんなで応援したい

PLAY! MUSEUM 会場内の特設シアターでも特別上映しているので 未見のかたもこの機会にぜひ♪
(1日数回時間指定、期間を区切って全4話を上映)

詳細は 公式サイトまで 


トンコハウス・堤大介の「ONI展」

会場: PLAY! MUSEUM (東京・立川)
住所: 東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟 2F
期間: 2023年1月21日(土)~4月2日(日) 会期中無休
開館時間: 10時~17時(土日祝は18:00まで/入場は閉館の30分前まで)


クマのプーさん展 @PLAY! MUSEUM に行ってきました

2022-09-07 | 美術館・ミュージアムなど



2022年7月16日~10月2日まで PLAY! MUSEUM (東京都立川市)で開催中の

「クマのプーさん」展  に行ってきました。

PLAY! MUSEUM にくるのは初めてでしたが 入った瞬間からどこか木の香りがする素敵な空間でした。

原画を見る前に まずは

プーさん Ato Z のコーナーで プーさんの世界を おさらい。 

A は America、

B は Bear of Very Little Brain
ちっぽけな脳みそのクマ …

ちょっとドキリとしますが、クリストファー・ロビンが ぬいぐるみのプーのことを親しみを込めて呼ぶことば。

「あぁ、そうだったなぁ」と 忘れていた原作の世界を思い出していきます (^^

『くまのプーさん』(Winnie-the-Pooh) は、1926年にイギリス人作家の A.A.ミルンが書いたお話。E.H.シェパードの挿画を交えて綴られています。
本展では、1950年~60年代、アメリカのダットン社のシリーズ新装版のためにシェパードが描いた原画約100点を展示しています。自分には初めて見るカラーの絵ばかり、日本でこんなに見ることができてすごくビックリしました 

物語の舞台である「百森町(100エーカーの森)」をイメージした展示室。

E. H.シェパード『絵本クマのプーさん』原画   1965年 E. H. Shepard, Illustration forThe Pooh Story Bookby A. A. Milne. Courtesy of Penguin YoungReaders Group, a division of Penguin Random House, LLC. © 1965 E. P. Dutton & Co., Inc.

2冊の詩集『クリストファー・ロビンのうた』『クマのプーさんとぼく』 のために描かれた原画もいくつか展示しています。とても可愛いです


↓ フォトスポットコーナー。 E.H.シェパード 『The Pooh Cook Book』( 1969年)


実際の イギリスのプーさんの物語の舞台はどんな所なのかしら、ということで。。

映像インスタレーションで プーさんの物語の舞台となったイングランド南部の「アッシュダウンの森のきろく」が展示されています。空から草花、木々、川や空、そして風が体験できるインスタレーション。
かすかに柔らかい森の香りがして のんびり~


アッシュダウンではないですが、若いときに「ピーターラビット」の舞台、湖水地方を訪ねたことがあります。
イギリスはロンドンなどの一部の大都市を除いては のんびりとした牧歌的な風景が続いていて とても抒情的な趣がありますね。

 プーさんはハチミツ泥棒のような陽気なイメージがありますが、クリストファー・ロビンが学校に行くようになると もう森でプーさんや仲間たちと遊べなくなる、クリストファー・ロビンはそれをわかっている、
いつかは終わってしまう夏休みのような切なさも ちょっと思い出した企画展でした。



PLAY!CAFE  に


PLAY! SHOP

木々や緑の色合いが目に優しく プーさんは可愛く♪ 癒されまくりの展示でした 


※本展は 2022年10月8日(土)~11月27日(日)名古屋美術館へ巡回予定です。

「クマのプーさん

会場: PLAY! MUSEUM (東京・立川)
住所: 東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟 2F
期間: 2022年7月16日(土)~10月2日 会期中無休
開館時間: 10時~18時(日時指定制)

詳細は → 公式サイト をご覧ください 


こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界展

2022-08-31 | 美術館・ミュージアムなど



世田谷美術館で7月2日~9月4日まで開催中の
こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家 わかやまけんの世界」展 に行ってきました。

「しろくまちゃんのほっとけーき」(1972年、こぐま社)などで知られる絵本作家・わかやまけん(若山憲、1930ー2015)。その創作の全貌を紹介する、はじめての展覧会です

世田谷美術館では今年「ピーター・ラビット」展もありましたが、日本の子供たちは圧倒的にこぐまちゃんが好きなようです (「ピーター・ラビット」展は大人の女性ファンが多かったです)
たくさんの子供たちも見に来ていて ほっこりしました。



うちの子も大好きだった「しろくまちゃんのほっとけーき」

全15作からなる「こぐまちゃんえほん」シリーズのほかに、絵本や 詩集のための挿絵、雑誌の表紙原画など 約230点を紹介、思っていたより見応えがあって とても楽しい企画展でした。


世田谷美術館中庭にある セタビカフェ。



「ホットケーキ」は残念ながらなかったのですが  そば粉のガレットランチを 
「せたがやpay」利用で今なら 30%ポイントバック 

嬉しすぎる。。

少し涼しくなったので 砧公園もちょうど良い気候でした
世田谷美術館は砧公園内にあるのですが 広いので真夏はちょっと行けなかったのですね 


歩いた距離は 11,641歩でした 

公式サイト → 「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家 わかやまけんの世界」展



高橋真琴米寿記念 『百花繚乱』日本橋三越展

2022-08-13 | 美術館・ミュージアムなど
2022年7月20日~25日まで日本橋三越で開催された
高橋真琴米寿記念「かわいいは平和を願う気持ち」『百花繚乱』展 に行ってきました。
(イラストは家に帰って描きたくなって、ポージングをまねっこしたイメージです)
 
国指定重要文化財の三越日本橋本店の建築も 行く度にワクワクします






版画のほか、原画が43点展示されていて 原画は100万円~300万円と手の届かないお値段ですが、華麗な少女画を間近で見られて夢見心地でした。 

↓ 一部撮影可能なコーナーがありましたのでご紹介です。


 
子どものころ 好きだった筆箱や色鉛筆、シール…
あのころの文房具 取っておけばよかったなぁ。。

こちらは新作版画シリーズ「花ロマン」より鈴蘭。
米寿の今も変わらぬタッチで新作を描き続けていらっしゃるのが本当に素晴らしいです! 






懐かしさと可愛いと 元気をいただきました 
昭和カワイイ、素晴らしい、 真琴先生いつまでもお元気で

MACOTO TAKAHASHI KAWAII
 

桜新町 サクラの時期のサザエさん記念館へ

2022-04-19 | 美術館・ミュージアムなど




地元世田谷区桜新町
『サザエさん』や『いじわるばあさん』でおなじみ、長谷川町子さんが長く暮らしていた町です。

地名に「桜」がつくだけあって、早咲きの河津桜、ソメイヨシノ、遅咲きの八重桜(一葉)、と長く桜の季節を楽しめて毎年楽しみにしています。メインストリートの八重桜、見ごろは4月第1週頃。



コロコロしててとても可愛いですね 

春には商店街で「桜祭り」も開催されるのですが今年は中止。
長谷川町子美術館と記念館は賑わっていました。



記念館の展示は『エプロンおばさん』 


併設のカフェでは 長谷川町子さんの漫画を読みながらお茶が飲めます



春らしいポストカードを買いました♪ 遠方の知人に送ったら喜んでもらえましたよ

桜もまた来年~~ 


宮崎祐治氏「調布映画地図展」に行った話

2022-04-05 | 美術館・ミュージアムなど



3月になりますが、とある下見を兼ねて 調布市文化会館たづくり1階展示室の映画イラストレーター宮崎祐治さんの『調布映画地図』展を見に行きました。

 調布市は、映画・映像制作に関わる様々な企業が集積し、多くの映画人が住むことから『映画のまち調布』として発展してきました。映画イラストレーター宮崎祐治さんも、ここ調布に生まれ育ちました



広い会場が入場無料&写真撮影も可能、そして作者の宮崎さんがいらっしゃったので どぎまぎしつつお話させていただきました  
最終日だったのでもっと早く来ればよかったと悔やみつつ、、東京はこう、プラっと行って作者さんに会えたりお話できたりするところが楽しいですよね。



『こんな古い映画、わからないでしょう?』と聞かれたので、『いえ、むしろ古い映画が大好きで!』と 

少ない線で似ているの、素晴らしい…  
吉永小百合さんのことなど聞きました。
『若くて美人は一番描きづらいんですよ、和田誠さんも言ってたけど』 とご本人談。

↓ 私も好きな70年代の映画より 『タクシードライバー』『イージーライダー』



↓「映画とフード」のコーナー。『クレイマークレイマー』といえばフレンチトーストが浮かびますね 



↓ 内装デザインを手がけた広島映画館サロンシネマ の資料



宮崎さんはキネマ旬報で『東京映画地図』という連載を始め、調布市立中央図書館で調べものをするようになったそうっですが、映画の本・資料は東京イチ、どこの図書館より充実しているとか。今度行ってみなくては。

調布駅の周りはごく普通の駅なのですが、こういう話は実際に訪ねたり聞いてみないとわからないなぁ、と。
素敵な映画の絵、そして終始ニコニコとお話いただいてとても幸せな気持ちになって本にサインをいただいて帰りました。

『東京映画地図』 
絵だけでなく文章も宮崎さんが書かれていて、うなりそうに細かい東京映画辞典です
ありがとうございました

 

 

 


横浜人形の家「ペコちゃんと横浜」展等

2022-03-03 | 美術館・ミュージアムなど

以前にもアップしました「横浜人形の家」。

海外100か国以上のお人形がいて、民族人形を見ていると癒されます。
落ち着かない日々ですが、人形の絵を描いていると塗り絵感覚で気分が落ち着きました。
(常設展は撮影可能です)

年始に行った「ペコちゃんと横浜」展。
横浜は 洋菓子の「不二家」の創業の地なのですね。懐かしいペコちゃんが並びます♪



現在 横浜人形の家がある場所に、かつて横浜で最高級ランクのホテル「グランドホテル」が建っていた、と説明がありました。見てみたかったなぁ。。



同時開催中の 『片岡メリヤス メリヤスの人形の家』展(~2022年3月31日まで)もとてもとてもとても可愛かったですよ 


横浜人形の家 


アニメサザエさん展「あさひが丘大運動会」@長谷川町子美術館

2021-10-20 | 美術館・ミュージアムなど



世田谷・桜新町 長谷川町子美術館にて『あさひが丘大運動会』開催中 
昨年からのコロナ禍で開催を見送られていたアニメサザエさん展が、今秋 ようやく開催される運びになりました。

例年は夏に開催されて親子連れにも大人気の展示です 
普段は長谷川町子美術館は撮影禁止なのですが 期間中「アニメサザエさん展」のコーナーは撮影可能なのも嬉しい  






アニメの絵コンテや原画等


『あさひが丘分譲コーナー』 サザエさんの住む街におうちを建てよう~


長谷川町子記念館の企画展は 『別冊サザエさん展』
アニメも原作も両方楽しめます (やっぱり手描きの原作の絵がかわいくて好き)




クリアファイルと 喫茶部で使える100円チケットをもらいました。




喫茶部で飲み物を頼むと 本を自由に閲覧できるそうです。これは今日知りました 


こちらも「ぐるっとパス」の利用で 行きは歩いて行きました~ 
お医者さんにウォーキングは推奨されたので ウォーキング強化月間です 

長谷川町子美術館
世田谷区桜新町1-30-6


ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント 

2021-10-14 | 美術館・ミュージアムなど


上野・東京都美術館で開催中 (2021年9月18日~12月12日)の

『ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』

に行ってきました。 現在、入館は日時指定予約制。
平日に行ったのですが そこそこ混んでいてグッズショップも賑わってます 💨
最終日間際は混雑すると思うので早めに行かれるほうがいいかもしれません。

 世界中で絶大な人気を誇るフィンセント・ファン・ゴッホ (1853-1890) 。本展では、その世界最大の個人収集家のヘレーネ・クレラー=ミューラーが初代館長を務めたクレラー=ミュラー美術館のコレクションから、選りすぐりのファン・ゴッホの油彩画28点と素描・版画20点を展示し、ファン・ゴッホ作品を軸に近代絵画の展開をたどるべく築かれた、ヘレーネの類まれなコレクションを紹介します。さらに、ファン・ゴッホ美術館から『黄色い家<通り>』を含む4点を展示し、20世紀初頭からファン・ゴッホの人気と評価が飛躍的に高まっていく背景にも注目します。

 詳細は 公式サイト をご参照くださいませ~  

今回の イチオシの展示、糸杉『夜のプロヴァンスの田舎道』は ゴッホが亡くなる2か月前に描いたもの。



『黄色い家』は16年ぶりの来日。



『種まく人』 黄色が素晴らしくて何度も繰り返し鑑賞。

美術展に行ったときは そのときの気分で気に入ったポストカードを購入するようにしているのですが


家に帰ったら この ↓ ポストカードは以前にも買っていました  
派手さはないけど この絵が好きなんだなぁ。 (来日感謝♪)
『糸杉の見える花咲く果樹園』(1888年 クレラー=ミュラー美術館蔵)



以下雑感です
遠い昔、卒業旅行中に MOMA(ニューヨーク近代美術館)でゴッホの『星月夜』を見ました。。 
とても好きな絵。あれからずいぶん 年月が経ってしまったと、絵を見ると感慨深く思い出します。

息子が「日本人はゴッホが好きなんでしょ?」というので、
「そうだねー、でもゴッホも日本に憧れていたんだよ」 
というと 少し信じがたいことのようでした。
うん、それがわかるようになるのは 結構年をとってからかもしれない、と 中年になった今 思う次第  

穏やかな秋の日の 良い美術鑑賞でした〜 素敵でした😊

『ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』

  • 期間:2021年9月18日(土)~12月12日(日)
  • 会場:東京都美術館

『男はつらいよ』×『モンチッチ』 寅チッチとさくらチッチ

2021-09-08 | 美術館・ミュージアムなど



大好きな『男はつらいよ』×『モンチッチ』のコラボレーション♪
欲しかった 「寅チッチ」 と「さくらチッチ」が届きました。

2019年柴又の寅さん記念館で誕生した『寅チッチ』と
寅さんの妹・さくらに扮した『さくらチッチ』です
『さくらチッチ』は2021年寅さん記念館入館500万人突破記念で誕生しました。



お洋服が一つ一つ手作りなので大量生産できず 寅さん記念館のイベント時のみのオーダー生産になります。
なかなかタイミングが合わなかったのですが お友達がオーダーしてくれました 

小物も丁寧に作られていて感激です。


サクラのエプロンの刺繍も細かい… 

モンチッチ、子供の頃大好きだったのですが(誕生日が1月26日で一緒!)
久しぶりにお迎えしてやっぱりかわいいなぁと♪ 着せ替えできるのが楽しかったですねー


葛飾区柴又の寅さん記念館も リニューアルして楽しそうなので 寅チッチと行きたいです 


葛飾区柴又の絵日記は ⇒ こちらから 

寅さん記念館
葛飾区柴又6丁目22番19号
葛飾柴又寅さん記念館(葛飾区観光文化センター内)


藤子・F・不二雄ミュージアム開館10周年 人気カフェメニュー復活

2021-09-05 | 美術館・ミュージアムなど


川崎市の 藤子・F・不二雄ミュージアム が2021年9月3日で開館10周年 だそうで 昔描いた絵日記をアップしました 
オープン時 子どもと行きましたが10年… 早いですね💦 

そして楽しみな企画… 
「ミュージアムカフェ メニューアワード」開催中 
  2021年9月1日(水)~9月30日(木)の期間限定で、厳選した歴代カフェメニュー100品からファン投票で選ばれた上位10品 (フード7品、スイーツ3品) が復活! (写真は公式ツイッターより)
 

かわいいーですね  こんなメニューも復活するそうです 

「ラーメン大好き小池さん」 いなりつき 900円(当時)
ワカメいっぱいでおいしいラーメンでした お皿にはドラえもん♪ 




子どもの頃から憧れの… 
フレンチトースト de 暗記パン アイス付 900円 (当時)
お皿もドラえもんのモチーフ(当時)。


これは以前飲んだ カフェラテ(ノンシュガー) 550円
飲み終わった後には 綺麗なジャイアンが出現 
 

コースターにキッチンペーパーまで可愛い~~


家からは まぁまぁ近いので 9月中に一人 Fミュしたいなと思います。
(でも一人だとあまり料理頼めないですね。。 ) 

川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム
入館料 ローソンでの事前予約(日時指定)が必要です
大人・大学生1,000円
高校・中学生700円
子ども(4歳以上)500円 ※3歳以下は無料です。
オープン  10:00~18:00  火曜日休館

東京都庭園美術館 『ルネ・ラリック リミックス』展

2021-09-01 | 美術館・ミュージアムなど

東京都庭園美術館で開催中の 
『ルネ・ラリック リミックス ~時代のインスピレーションをもとめて~』展 に行ってきました。

平日ということもあり、お客さんの 80% くらいは女性でしょうか。繊細なジュエリーやガラス工芸に見入ってました。 庭園美術館とラリックは本当に合いますね ( *´艸`)

※ 今回の展示は美術館のルールに基づいての写真撮影が可能です

*朝香宮邸正面玄関扉ガラス・レリーフ・パネル  1933年 
床全面のモザイクは細かい天然石で制作。



*立像『シュザンヌ』1925年 北澤美術館


*バタフライ・ブローチ『シルフィード』 1900年頃、個人蔵


*ペンダント『冬景色』 1898  個人蔵  
浮世絵にインスピレーションを得て、パリ郊外の自宅付近で撮影した雪景色を表現。


*ペンダント『バラ』 c.1900、個人蔵



*テーブルセンターピース『火の鳥』 1920年 ギャルリーオルフェ


*シガレットケース『ねこ』 1932年 北澤美術館
植物や動物のモチーフが多いのも楽しい


*テーブル・センターピース『三羽の孔雀』 1920年 北澤美術館

*花瓶『ヒョウタン』 1914年 ギャルリーオルフェ


*花瓶『雌鹿』 1922年 ギャルリーオルフェ

*香水瓶『真夜中』 ウォルト社 北澤美術館

*装飾パネル『泉』 1912年 ギャルリーオルフェ

*装飾パネル『花束』 1928年 ギャルリーオルフェ



正門横 レストラン デュ・パルク
この日は暑かったのですが 秋の展覧会では利用してみたいです♪



関連記事

⇒ 東京都庭園美術館

⇒ 箱根 ラリック美術館 オリエント急行でティータイム

ルネ・ラリック リミックス展
2021年6月26日~9月5日


「風景画のはじまり コローから印象派へ」展 @SOMPO美術館

2021-07-03 | 美術館・ミュージアムなど

2021年6月25日(金)~9月12日(日)まで 新宿 SOMPO美術館で開催中の
「ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ」
先週、内覧会に参加しました。(※会場内写真は許可を得て撮影しています) 

SOMPO美術館は 2020年7月に「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」が移転・リニューアル。
アジアで唯一ゴッホの『ひまわり』が見られる美術館であり、自分にとっては東郷青児やグランマ・モーゼスの収蔵品に親しみを感じる美術館。リニューアル後は初めて訪問しました。

↓ 新宿駅西口より徒歩5分。美術館正面前庭に設置された『ひまわり』の陶板を目印に。
   

 見どころは 

1.ランス美術館の風景画コレクションが来日
ランス美術館は、19世紀絵画のなかでもとりわけ風景画コレクションが充実しています。特にカミーユ・コローの作品は、フランス国内ではルーブル美術館に次ぐ規模を誇ります。

2.フランスにおける近代風景がの成立過程を余すことなく展観
フランス近代風景画の成立過程を、19世紀の主要画家の作品を通じてたどります。関連する資料や版画もあわせて展示します。

3.19世紀フランス絵画の巨匠たちが一堂に
近代風景画の先駆者ミシャロンやベルタンにはじまり、コロー、クールベ、バルビソン派、ブーダン、そして印象派のモネ、ルノワール、ピサロら、19世紀フランス絵画の巨匠たちが勢揃いします。

5章から成る展示です。
第1章 コローと19世紀風景画の先駆者たち 
企画展タイトル(一部)にもなっている カミーユ・コローの作品は16点が出品されています。


第2章 バルビゾン派
戸外に出てフォンテーヌブローの森の自然を直接観察し、風景画として描いた画家たち。
1820~30年代のフランスの風景が ふと日本の農村の風景とも重なり感傷的な気持ちになりました。 
コロナ禍で国内旅行もままならない今、車窓の風景を見ているようで あーいいなぁ、と癒されたコーナーです


手前:テオドール・ルソー『沼』(1842-43年)

第4章 ウジェーヌ・ブーダン
カミーユ・コローが『空の王者』と呼んだブーダンの作品。
一番ずっと眺めていたくなった空と海の風景。
絵画に合わせて考えられた壁の色も素敵で しばしほーっと見惚れる…


第5章 印象主義の展開
19世紀 クロード・モネ、オーギュスト・ルノワール、カミーユ・ピサロら若い世代の画家たちの生き生きとした風景。 
コローから比べると一転、画面が明るくなり 荒いタッチも楽しく感じました。

(手前: クロード・モネ ベリールの岩礁 1886年)

3階展示室ににて収蔵品の ゴッホ『ひまわり』、ゴーギャン『アリスカンの並木路、アルル』も鑑賞。


ショップコーナーに広々とした休憩スペース



この日の気分で購入したポストカード 
原画の接写はできなかったので 行ける方はぜひこのブルーをご覧くださいませ~



ショップには東郷青児のポストカードやグッズも豊富です

風景画が好きなので癒されました 

↓ 予約方法等は 公式サイトでご確認ください。
ランス美術館コレクション
風景画のはじまり コローから印象派へ


会期:2021年6月25日(金)~9月12日(日)
会場:SOMPO美術館 新宿区西新宿1-26-1