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今日は今年の11月3日付の秋の叙勲で、旭日双光章を受章した県空手道連名会長の西谷賢師範(73)を紹介します。

旭日双光章 神奈川県空手道連盟会長 西谷賢(にしたに・さとし)さん(73) 人材育成に尽力 2013.11.3 産経新聞地方版より



西谷賢師範のプロフィール
(財)全日本空手道連盟公認8段
全日本学生空手道連盟公認 8段
(財)全日本空手道連盟  相談役
(財)全日本空手道連盟  関東地区協議会副議長
東日本実業団空手道連盟  最高顧問
全日本学生空手道連盟   監事
関東学生空手道連盟    監事
神奈川県空手道連盟    会長
川崎市空手道連盟     会長
神奈川県警察空手道部   最高師範
三田空手会        評議員・審査委員会委員
神奈川県体育協会     評議員
(財)日本体育協会    マスターコーチ
(松濤館流空手道拳心会事務局より)



写真右が旭日双光章左が略綬。旭日章は、明治8年に我が国最初の勲章として制定されました。

秋の叙勲で旭日双光章を受章した神奈川県空手道連盟会長の西谷賢さん
 3日付で発令された秋の叙勲では、さまざまな分野での長年にわたる功労が認められ、神奈川県内からは旭日章に37人、瑞宝章に222人が選ばれて栄誉に輝いた。旭日双光章を受章した県空手道連名会長の西谷賢さん(73)にこれまでの歩みを聞いた。



 「大変栄誉なことで恐縮。社会に貢献でき、尊敬されるような人材の育成に全力で取り組み、恩返ししたい」
 そう喜びを語る通り、空手人生の多くを人材育成に費やしてきた。



 平成14年までの約17年間、ハイジャックや重要施設占拠に対処する警視庁特殊急襲部隊(SAT)で空手の指導に当たった。現在は神奈川県警で指導しているほか、子供や大学生など幅広い層にも教えている。 
「寸暇を惜しんで空手をやっていると、練習に手を抜くことがない。勉学や仕事と、空手を両立しないといけない。そこに、人間性も伴わなければいけない」
 こんな信念を胸に秘める。



 空手を始めたのは高校1年のとき。同級生が上級生らからいじめられているのを見て、「助けたい」との強い思いから道場に入門した。その後、慶応大学に進学して空手部に入部。師範を務めていた小幡功さんに師事した。「この人に会えて人生が変わった」と振り返る通り、小幡さんから多くのことを学んだ。



史上最年少の35歳で6段に合格した際には小幡さんに道場に呼び出され、「『止め』と言うまで、好きな型をしなさい」と言われた。午前10時から始め、「止め」と言われたのは午後4時半。「疲れで、無心無欲で型を取っていた」。筋肉の無駄な動きがなくなり、必要なときにだけ「決め」が出るようになっていた。
 「力を抜くことが分かったか。お前はやっと空手の入り口に差し掛かったところだからな」と言われ、慢心していた自分に気がついた。



 「空手でカネを取ってはだめ」「人のため、社会のためになれ」-。小幡さんの言葉は今も胸に深く刻まれている。
 現在の段位は8段。大切にしているのは、利他心と感謝の心だ。「子供は宝物。国民、県民のために汗を流す人を増やして、将来に希望が持てる国家になるように子供を導きたい」とほほ笑んだ。
 




松濤館流空手道拳心会のこれまでの各大会出場の平成18年までの優勝と準優勝と3位までの記録を紹介。

大会名 優勝 準優勝 3位
川崎市少年空手道大会 50回 50回 91回
春季川崎市空手道大会 9回 3回 6回
秋季川崎市空手道大会 2回 1回 2回
川崎市民空手道大会 38回 31回 48回
神奈川県少年練成大会 1回 6回 5回
神奈川県少年空手道大会 ---- 2回 4回
神奈川県空手道大会 10回 10回 21回
関東空手道大会 2回 6回 1回
東日本実業団空手道大会 32回 10回 16回
全日本実業団空手道大会 9回 4回 4回
国民体育大会 1回 1回

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全日本少年少女武道(空手道)錬成大会 奨励賞


松濤館流空手道拳心会の紹介
松濤館流空手道拳心会は、1964年7月に創設され、初代師範に小幡功氏をお迎えし
、青少年の健全育成を目的に(株)川さき電気空手部(現、(株)かわでん)を中心に、慶應義塾大学、明治薬科大学の学生・OBを含め、稽古を開始いたしました。

小幡師範は、全日本空手道連盟、全日本学生空手道連盟初代理事長として、また日本空手協会などの創設に中心的な役割を果たされ、全日本空手道連盟の初代理事長として、空手道発展に貢献されました。小幡師範は、松濤館流の開祖、船越義珍先生の高弟であり、松濤館流を代表する指導者の一人でした。



慶應義塾大学空手部は、大正13年に創部され、大学空手部の中では歴史が古く、その師範でもありました小幡師範が物故される直前まで、小幡功先生に師事し、松濤館流の真髄と心技一体の空手を指導され、多くの先輩から教え受けた西谷賢先生が、昭和51年より、松濤館流空手道拳心会の師範となり、現在に至っております。
西谷師範は、森道場、(株)かわでん空手部、慶應医学部空手部、駒沢大学北海道空手部、昭和女子大学体育会空手部などへの指導をはじめ、現在、松濤館流空手道拳心会は全国だけでなく、海外にも広まっています。
(松濤館流空手道拳心会事務局より)



小幡 功(1905年~1974年)先生のプロフィール
慶応義塾大学卒(昭和4年卒)、船越義珍先生の直弟子。
全日本空手道連盟並びに全日本学生空手道連盟の創設時の初代理事長をつとめた。
連盟発足に貢献され、生涯を空手のためにつくされた。
公財)全日本空手道連盟  公認段位九段。



高木 房次郎(1920年~1996年)先生のプロフィール

東京に生まれる。慶応義塾大学卒(昭和18年卒)、船越義珍先生の直弟子。
海軍中尉として復員後。1947年祥美印刷(株)設立、取締役。1968年同社を退社後、マンション経営に従事
1982年~1996年 全日本空手道連盟専務理事及び中央技術本部長、WKF(世界空手連盟)の前身の世界連合(WUKO)の事務総長であった。
(公財)全日本空手道連盟 公認段位九段。




株式会社かわでんは、配電制御設備を製造している電気機器メーカーで本社は山形県南陽市。2000年9月29日に民事再生法適用を申請し、社員のリストラを一切せず経営再建に取り組み、2002年7月に民事再生手続を終結。2004年11月にジャスダックへ再上場を果たした。株式会社かわでん代表取締役社長は西谷賢師範

沿革
1926年03月01日 - 創設。
1940年06月20日 - 川崎市電気株式会社が設立。
1962年12月 - 東京証券取引所2部に上場、山形県に本社を置く企業として初の上場となった。
2000年09月29日 - 民事再生法適用を申請。
2000年12月30日 - 東証上場廃止。
2001年07月 - 再生計画認可
2002年07月 - 民事再生手続終結。
2004年08月01日 - 川崎市電気株式会社から株式会社かわでんに商号変更。
2004年11月25日 - ジャスダックに再上場。