魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ブドウ畑とヒツジ-世界遺産決定の縁の下のワイン

2015年07月03日 | ワイン ~2019年
輸入元から届いたワインリスト(カタログ?)。
その裏表紙が面白い。


まずは見ていただきましょう。


ブドウ畑の中に毛を刈られたヒツジたち。

どう思われますか?

これはニュージーランドの光景なんですね。

羊たちが雑草を食べてくれます。除草剤を撒かないでも、こうしていけるのでしょうか。

日本でも「カルガモ農法」とかあるじゃありませんか、そんな感じでしょうかねぇ。

しばらく見入っておりました。

・羊の数の方がきっと人口より多い国ならではのことだろうか?

・羊はブドウの実も美味しく食べるのだろうか?

・羊の糞はブドウの生育に役立つのだろうか?

・この羊の肉を食べながらワインを飲むと美味しいの???

・まさか村上春樹の小説に出てくるような羊はいないよね。

・・・・・などなど。

1枚の写真からいろいろと想像すると楽しくなります。



まあそれはともかく、私達がワインを飲む時にヒツジの姿とかは想像しませんよね。
同様にお米を食べる時にカルガモの姿も想像しません。案山子くらいどうでしょう?

つまり本当に「縁の下の存在」なんです。




7/3~7/5の間に第39回世界遺産委員会で「明治日本の産業革命遺産」が決定します。
特に長崎県では「軍艦島」「グラバー園」他関連施設や場所がいくつもあります。
多分決定されると思います。


実はその裏に・・・当店のワインが関わっているのです。


世界遺産関係の海外からの視察があって、そのパーティーで使うワインを、とある方(団体)
を通じて、当店でお買い上げいただいております。

白、赤、1本づつですが、当店のセレクションワインがそのパーティーで使われたことになります。
その会が上手く運んでいればきっと良い結果につながることでしょう。
その答えは今月3~5日の間に判明いたします。

もしも世界遺産認定が成功した暁には、もしかしたら当店のワインも一役を担ったことに
なるのかもしれません。

そうだとしたら、嬉しいことですよね。
個人的に「長崎から世界遺産」ということよりも、遥かにうちのワイン達が活躍して
くれたことの方が、この仕事に就いている上で、至上の嬉しさだったりします。
つまりは私のワインバカが役に立つこともあるわけです。

そして、多くの人々、多くのきっかけで世界遺産は認定されるのです。
・・・・・上手くいくといいなあ。
お読みのみなさん、暖かく見守ってやってください。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« なでしこがめでたくて-attic | トップ | 新大工ist(シンダイキス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ワイン ~2019年」カテゴリの最新記事