魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ブラックモンブランエクレア-フィサン

2016年09月07日 | ワイン ~2019年
「ブラックモンブランエクレア」というのを食べてみた。



中は

こんな感じ。

九州人なら「何やこいは?!」と反応するはず。

まあ、結局エクレアのチョコの部分がブラックモンブランアイスの外側、というだけだけれど、
1度食べてみないと納得はしない。

私の場合、甘いのは得意ではないので、奥さんに1/4くらい手伝ってもらっての完食。

まあまあやね。リピートハナイナ






今夜はこれ。




2014 フィサン(ドニ・ベルトー)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、3千円台半ば)

先日ACブルゴーニュを飲みましたが、そのひとつ上のになります。村名フィサン。

まずコルクが違いました。


いかがでしょう。
下がお安いACブルゴーニュ、上が村名フィサンです。
コルクの質、つやが違いますね。



そして相変わらずラベルに怪しいおじさんはいます。
そう、この人です。ジャッキーチェンのカンフー映画の師匠ね。




まあ、それはさておき、ACブルより色合いもやや濃くなっています。

香りはイチゴ、フランボワーズ、チェリー、スグリなどのフルーツに、旨味系の革、肉の
香り、しかもそれらが軽やかでチャーミングに乗っています。若いのに突き刺す感じで
はなく、柔らかです。

味わいはきれいな酸味と穏やかな果実味、そしてこの造り手の特徴でもあるシルキーで
とても細かなタンニン。若くしていきなり美味しいです。早くから飲める造りなんですね。
昨日飲んだACブルゴーニュの薄さ、危うさもまったくなく、確かに濃くはないですが、
落ち着いて堂々と旨味がきれいになびきます。

ここまで来るとブルゴーニュの優しい良さを感じることが出来るでしょう。
放っておくと、その優しさゆえボトルを空けてしまいそうです。
それくらいすいすいと飲んでしまいます。ヤバいです。


フィサン村産ですが、イメージはオーセイ・デュレスやモンテリー、ヴォルネー村などの
ソフトで美味しい感じです。あってもいいアイテムなので、次回の仕入れで少し
入れておきましょう。ブルゴーニュの入門編にはいい感じでしょう。

コメント
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