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理化学研究所の記者会見

2014年03月18日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日の記者会見を見てあきれ果てました。この組織、ノーベル賞受賞の先生が理事長さんのようですが、スポーツの世界で良き選手が必ずしも良き監督になれないように、研究の世界も研究者と管理者にはギャップがある事を見せつけてくれました。そもそも外部発表する論文に内部審査は無いのでしょうか? 所員が所属組織の名前で発表するのですから、事前に組織内部での審査があって当然、であれば研究者本人よりは外部への発表を許可した組織に責任があるであろうに、不都合が起きると発表者に全て責任を押しつけるような印象を受けました。外部への発表と別に、予算を付けて動いているプロジェクトであれば、内部での成果審査だってあるハズです。そこでも見抜けていないのは組織としての怠慢ではないでしょうか。

自分の時代であればこのような事は無かったと回顧主義的なコメントがありましたが、首脳部のご老人様たちは時代に追いついていないようです。現在は、「検索とコピペ」の時代であり、それだけに中味の審査、研究者のモラルが昔よりも大事な時代であり、昔を懐かしんでも何の解決にもならず、現在のネットの時代を踏まえた所内でのモラル、審査の体制を整えるのが管理責任というものです。あの記者会見は管理責任を放棄し、生贄を差し出すための前夜祭のような記者会見でした。

それと「老害」とでもいうか、記者会見に臨まれたトップの方々はかなり高齢の方ばかりで、理化学研究所のトップの方々ですから、その道を極めたエキスパートなのでしょうが、最先端の新しい研究に追いついていけるのかを疑わせるキャスティングでした。研究発表をされた個人の責任もさることながら、この周囲の方々を何とかしないとまともな組織にはならないであろうと印象でした。

少子化と高齢化の中で、定年の年齢も引き延ばされていますが、私も「老害」と言われる前には身を引かねばならないと言う事を教えてくれた記者会見でした。

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