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トリウム熔融塩炉

2011年09月20日 12時13分44秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

東京都副知事の猪瀬さんが東京に天然ガスの発電所を作る計画を発表されました。電気の地産地消というアイデアは今後も大きくなっていくでしょうね。東京のゴミ処理も一か所が犠牲になるのではなく、各区に於いて自分の責任で処理するというのが普通になった様に、原発を青森、新潟、福島に押しつけるという事は許されなくなるでしょう。東京で自ら電気を確保するというのはただただ原発反対と言っているより具体的な解決を提示するという点で猪瀬さんはいつもながら見事です。

しかし、現実問題としては東京都のように海に臨む広大な敷地を利用できる地方自治体ばかりではありません。狭い場所で大きな出力を天気に左右されずに安定的に確保できる。。。それにはトリウム熔塩炉しかありません。昨日、原発反対のデモがあったそうで落合恵子さんが「廃棄物を処理する手段がない人間が原発を扱うべきでない」というような発言をされていました。ごもっともなご意見です。

しかし、原子炉は元々、核兵器を作るのにウラン濃縮は大変であるが、プルトニウムであれば簡単に製造できるということで、プルトニウムを作るために作られました。必要としない人からは廃棄物と呼ばれますが、核兵器を作りたい人にはお宝であるのがプルトニウムです。これが日本には既に数千トンも貯まってしまいました。

トリウム熔塩炉が原発の技術から忘れさられたのは、核兵器の増産に励んだ冷戦下にあってはトリウム熔塩炉は、プルトニウムを作れない「役立たず」であったからで、今となってはプルトニウムを作らない「平和な原子炉」であったからです。プルトニウムを副産物として生成しない、小さな面積で間に合う、貯まってしまったプルトニウムの処理もできる。 という点で、原発反対と叫ぶ「原発」からはトリウム熔塩炉を除いて欲しいです。

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