タルト・タタン

タルト・タタンと言うケーキをご存知でしょうか？
先日、テレビで紹介していたので調べました。

タルト・タタン（Tarte Tatin）とは、バターと砂糖で炒めてキャラメル状になった上にリンゴをしいて焼いたフランス菓子で、日本でも既におなじみのお菓子になっているようです。
作り方は、丸い型の中にりんごなどを先に入れ、その上にタルト生地をのせて焼き、最後にお皿の上にひっくりかえして供すもので、多数あるフランス菓子の中でも独特のものだそうです。
作り方の詳細は下記をご参照ください。

「作り方」
作り方はクックパッドのタルトタタンをクリックしてください。

・タルトタタンとはこのようなケーキです。（ネットより）



「タルト・タタン誕生物語」
ところでタルト・タタンには次のような逸話があります。
19世紀後半、パリ南方のソローニュ地方にあるラモット・ブーヴロンに、タタンという名の姉妹が小さなホテルを経営していました。
ある時、りんごのタルトを作っていて、焼く時にうっかり間違えてタルト生地を入れ忘れてしまいました。
型の中にりんご、砂糖、バターだけを入れて焼いてしまい、仕方なく、途中で上から生地をかぶせてみたら、意外にも、底にたまったお砂糖がキャラメル状になってりんごに染み込んで、なんとも香ばしいすてきな味になっていたのです。
それ以来、このお菓子は、最初からそのようにして焼くようになり、タタン姉妹のタルトということで、タルト・タタンと呼ばれるようになったそうです。

失敗から誕生したタルト・タタンですが、その後各地に伝わり、今ではフランス中のケーキ屋さん、レストラン、家庭で頻繁に作られるようになり、伝統的なフランス菓子としての地位を確立していると云われています。

なお、タルト・タタンは、洋ナシ、桃、パイナップル、トマト、タマネギなどの野菜や果物でも作られることもあるそうです。
スイ-ツのお好きな方、一度お試しになっては如何でしょう。