らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

雉(キジ)

2013-06-14 | 地元紹介

「チロリン村」の村長さんのブログには、特別天然記念物のコウノトリが田んぼの中に遊んでいる画像を時々紹介されています。
大阪にはコウノトリは飛来しないのでご紹介は無理ですが、その代わりに国鳥の「雉(きじ)」をご紹介します。

キジは私の畑のすぐ横にある竹やぶに居るようで、時々田んぼの中を歩いているのを見かけます。
当日も竹やぶの方を向いて、盛んに高い声でケーンと鳴いていました。
先日は菜園仲間のTさんが5羽のひなを連れて畑の中を歩いているのを目撃したそうです。

・竹やぶの方を向いて、無事を確かめ合うように鳴いている雄のキジです。


諺に「雉も鳴かずば撃たれまい」とあるように、キジは狩猟鳥となっています。
日本ではそのキジが1947年(昭和22年)3月22日に国鳥に指定されており、国鳥が狩猟対象となっているのは日本だけのようです。
国鳥に選ばれた理由には、「メスは母性愛が強く、ヒナを連れて歩く様子が家族の和を象徴している」ことからのようです。
Tさんが目撃した5羽の雛を連れて歩くところは、正に家族の和だったのでしょう。

・キジの雄です。


キジは民話「桃太郎」ではサルとイヌと共に登場する動物としてよく知られていますが、「ケーン」という鳴き声は「けんもほろろ」と言う言葉の由来となっており、更に、「頭隠して尻隠さず」という諺も、草むらに隠れたつもりのキジの様子に由来しているそうです。

・草丈が高ければ、危険を感じた時、頭を隠すのでしょうね。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
キジの記事 (iina)
2013-06-14 08:33:18
「けんもほろろ」は、雉が「ケーン」と鳴くことから出た言葉でしたか。富山に暮らしたときに、市の郊外でしたがよくいて鋭い声で鳴いていました。

「頭隠して尻隠さず」も記事の習性とは面白いです。生活圏の中から、ことわざ等が派生していたのですね。
雉丼を食べたくなりました。
返信する
思い出 (村長)
2013-06-14 10:04:43
コウノトリを紹介していただき、ありがとうございます。
キジは昔たくさんいて、確かに「ケーン」という鳴き声もよく聞きましたね。
小さい頃、川沿いにある田んぼの大きな畔(あぜ)に菜種(ナタネ)を作っていて、その中にキジが卵を産んでいるのを持ち帰り、母がゆで卵にして食べさせてくれたのを懐かしく思い出しました。
その川は魚もよく釣れて、日曜日になるとミミズを持って魚釣りに通いました。
みんなみんな、昔の懐かしい思い出です。
返信する

コメントを投稿