らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

炎の花「グロリオサ」

2021-06-13 | 

炎が燃え上がっているような花があります。
名前は「グロリオサ」と言いますが、私は、その姿から「炎の花」と命名したい花です。
英語では炎のユリという意味の「Fire lily」とも言われていることから、「炎の花」としても満更間違いではないように思われます。

「グロリオサ」
「炎の花」グロリオサはアフリカや熱帯アジアに分布する球根植物です。
葉の先端の巻きひげと細いつる状の茎で他のものに絡みつきながら伸びていきます。
花は分枝した枝先に下向きに咲きます。

・炎が燃え上がっているような花「グロリオサ」です。


草丈は50〜150 cm、花径10 cm程の赤と黄色の炎のような花を咲かせます。
他の物に絡みついて生長するので、行灯(あんどん)仕立ての鉢物や切り花として人気があるようです。



グロリオサの日本での歴史は意外に新しく、昭和56年にオランダから球根を輸入して栽培したのが始まりです。
それが高知県の三里地区であり、現在では高知のグロリオサは海外でも高い評価を得ているそうです。

・右下の蕾が咲く日を待っています。


花弁は波打つように反り返り、雄蕊と雌蕊が目立つ独特な姿をしています。
雌しべは6個の雄しべの中心から1㎝ほど伸びた後、直角に左に曲がって伸びています。

・左に伸びているのが雌しべです。


グロリオサはラテン語で「栄光」という意味があります。
英語では栄光のユリという意味の「Glory lily」とか、炎のユリという意味の「Fire lily」という名前が付けられています。
日本では波打った特徴的な花びらの形がキツネの顔のように見えることから、キツネユリとも呼ばれています。

・真上から見るとこんな花です。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする