らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

万博公園散策(2)

2017-10-16 | 地元紹介

万博記念公園をご紹介しています。

「森の足湯」から5~6分進むと「ソラード(森の空中観察路)」の入口に到達しますが、その手前には石で造られた谷川があります。
ここは自然の谷川を模した造りになっており、谷川のせせらぎが心地よい響きとなって疲れた体を癒してくれます。



「ソラード(森の空中観察路)」
造成から40年以上を経て豊かに成長した森の表情を、平面からだけではなく空中観察路や展望タワーを通して、立体的に空間を活用することにより、森の大きさ、生態などを観察することができます。



森の空中観察路のオラードは、木々を縫うように木製の通路が敷かれています。
その通路の所々に植物や昆虫などの解説板や森の万華鏡、森の集音器、花のトンネルなどが設置されていて、それらを体験できるようになっています。



「遠見の丘」
空高くそびえる四階建ての展望台から眺める万博記念公園の森です。

・ソラード終点にある標高82mの展望タワーからの眺めです。


「花の丘」
春は菜の花とポピーそしてカモミールが、秋にはコスモスが咲き誇り、さまざまな催し物が繰り広げられます。
当日はピンクや白、黄色などのコスモスが5~6分咲きでした。
秋を感じさせる花の丘でした。



「西大路通り」
ソラードを過ぎて、日本庭園に向かう道筋に「西大路通り」と表示されている通りがありました。
通りの両サイドには20~30mの高さのプラタナスの木が立ち並び、まるで断崖の谷底を歩いているような素晴らしい眺めの場所です。

プラタナスは和名では「モミジバ スズカケノキ」と言い、スズカケとは山伏が肩からぶら下げている『鈴掛け』のことで、実の形が似ていることからこの名前が付きました。
秋には紅葉が美しいと言うことです。



「エチオピア館跡」
万博の期間中には、ここにエチオピア館がありました。
ここではエチオピアの美しい風物、伝統と遺産、エチオピアの人々などが紹介され、近代的な農工業国家の建設と取組む国民の努力を強調した展示がされていました。
展示は絵画、カーペット、武具、肖像画、毛皮製品、パノラマ観光写真、金属工芸品、民俗衣装などと多彩でした。
更に、現代の展示では、工業製品その他各種の産物のほか、映像によって近代化の進むエチオピアが紹介されました。



「エチオピア館跡」
これが当時のエチオピア館の写真です。
テーマは「大陸間を結ぶ友情」でした。
近代建築の主展示館と、「ツクール」と呼ばれる大小2棟の竹で編んだ小屋を配し、エチオピアの雰囲気をただよわせた展示館でした。
ツクールというのは、エチオピアの南部地方にある民家の造りのことで、側壁から屋根まで、竹を丸く編みあげて造る独特な工法の建物です。
このため、工事にあたっては、エチオピアから11人の技術者が派遣され、みごとな技術を披露しました。