らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

當麻の里を歩く(1)葛木二上神社

2017-10-02 | 趣味

一昨日の土曜日に現役時代の趣味の会である「歴史探訪同好会」のメンバー10名と、奈良県葛城市の當麻寺周辺の散策コース「當麻の里」へ行ってきました。
このコースは、集合場所の近鉄二上山駅から二上神社、石光寺、當麻寺、當麻の蹴速の塚などを巡るものです。
今日から数回に分けてご紹介します。

「二上山駅」
集合場所の二上山駅です。
この駅は、大阪阿倍野橋から近鉄電車で約35分で来られる比較的近距離に立地しています。



「葛木二上神社」
暫く歩くと「葛木(かつらき)二上神社(ふたかみじんじゃ)」が鎮座していたのでお参りすることにしました
二上山は標高517mの雄岳、474.2mの雌岳の二つの峰をもち、古來「二上山」「二神山」「岳(獄)」などと呼ばれ、古代人は、これを男女の二神に見たてて崇敬したとも伝えられています。

葛木二上神社は、今は雄岳の山頂に鎮座しており、御祭神は豊布都(とよふつ)霊神で、又の名を建御雷神(たけみかづちのかみ)です。
大国主命と国譲りの談合の結果、その御子、建御名方神(たけみなかたのかみ)と海辺で力競べの角力を取り、この問題を解決された神で、この角力は日本の名勝負の第一に挙げられているということです。
現在、武道体育の神として祭られているそうです。



「本殿」
葛木二上神社の拝殿と奥にあるのが本殿です。
現在の社殿は、1974年(昭和49年)の二上山大火で焼失し、翌1975年に再建されたもので、内部には小さな榊の御神体があります。
本社の東側に大津皇子の墓がある。