らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

蝶のように舞う

2016-06-07 | 時事

プロボクシング元世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリ氏(74歳)が2016年6月3日(現地時間)、米アリゾナ州の病院で亡くなりました。
彼は1942年に米ケンタッキー州で生まれ、12歳からボクシングを始めたそうで、1960年のローマオリンピックではライトヘビー級を制して優勝し、その後プロに転向しました。
1964年にヘビー級王者に挑戦して世界チャンピオンとなりましたが、信仰とベトナム戦争への反対を理由に徴兵を拒否したため、1967年に王座をはく奪されています。
3年後の1970年にプロボクシングに復帰した後、1974年に世界王座を奪還し、通算19回の防衛を果たしていますが、彼のボクシングの華麗なフットワークから、「チョウのように舞い、ハチのように刺す」と評されたボクサーでした。

ところでボクサーではありませんが、「蝶のように舞う」と言えば、日本にも5人の蝶がいました。
今月5日に行われた体操のリオデジャネイロオリンピック代表の最終選考会、全日本種目別選手権の決勝で、床運動の世界王者19歳の白井健三選手がG難度の「リ・ジョンソン」をはじめ高難度の宙返りの着地を次々に止めて、16.650の驚異的な得点をマークし、初の代表に決まりましたが、彼の床運動こそ、正に「蝶のように舞った」という表現がぴったりする、見事な演技だと思います。
ニュースでご覧になった方もおられると思いますが、動画を下記にアップしました。
蝶の舞をご覧ください。

・床の上を蝶のように舞う白井選手の見事な演技です。


今回の最終選考会では五輪代表の残3り枠に、白井健三選手と田中佑典選手、山室光史選手が選ばれ、既に代表に決定している内村航平選手と加藤凌平選手の5人で団体優勝を目指すことになります。
オリンピックでは5人5様の蝶がリオデジャネイロの会場で思いきり舞うことを期待したいと思います。