Life is Sweet.....

Days with Pudgy & Ooloo Bonzo

ありがとうございました・・・

2015年04月13日 | Weblog

パッジーへのたくさんの皆さんからのメッセージ等々・・・

ありがとうございました。

*sanpo* の 香織さんがパッジーをしのんで描いて下さった絵。

昨年の9月にお店におじゃましたときに香織さんに撮って頂いた写真を元に書いてくださいました。

皆さんに想いを寄せて頂いて・・・

パッジーもきっと喜んでいると思います。

ありがとうございます。


定期検診

2015年04月13日 | Weblog

さて週末は定期検診でした。もともと二人で受診の予定でしたが、ウ~ル~ひとりです。

内蔵は特に問題ありませんでした。パッジーが8歳の時にレントゲンで指摘されたような気道の石灰化などもなくキレイでした。最も心配な持病のヘルニアはそれなりに「爆弾」なので、これからも注意して行かなくてはなりません。ウ~ル~はこの胸椎の最後のあたりの変形がひどいようです。(詳しくは下の通院メモ参照)

とにかくフレンチブルドッグもダックス同様、ヘルニア持ちが多いので、日常生活で飼い主は相当気遣う必要があるようです。やはりしっかりレントゲンなどで確認して問題点を知っておくことは大切だと思います。

筋肉の落ちることを心配していましたが、筋肉の落ちることより筋肉をつけようとしてヘルニアを悪化させるリスクの方が高いようです。まあ、バギーに乗ってゆっくり行きましょう・・・・

お散歩も3人になっちゃったね・・・

長年、パッジーが前でウ~ル~が後ろと 位置が決まっていたので ウ~ル~はバギーの後ろに乗るクセがついています。

「もっと前に乗っていいんだよ」と前にずらしてあげてもまた後ろに戻ってしまいます。いっそ小さいバギーに代えようか?・・・

こういう機会ですからペットの健康診断の私の感じた話をしておきたいと思います。

人間の場合、定期検診をしていて悪い病気を早期発見すれば 今日の先端医療を駆使した治療で ずっと長生きする可能性がでてきますが、ペットの場合、もし悪い病気を見つけられても必ずしも同じような効果的な対応はできません。人間なら、わけない CTやMRなどで確認したり、生体検査で病気を判定するなども 特にフレンチブルドッグなど 麻酔の危惧もありますし高齢になればそれは更に危険になってきますので簡単なことではありません。仮にそれで手術の必要性などが生じても現実的にできないことも多いでしょう。

パッジーの肝臓と脾臓の病巣はこのところ毎月チェックしてそのサイズを見てきました。毎月の検査で 大きさが変わっていないとホントに「ほっと」していました。

もしも、仮に 病巣が大きくなっていたとしても 私たちも おそらくただ見守るしかなかったでしょう。

もう歳だからそうなってもしかたないなあと心の隅では思っていましたけれど、検査の時は不安でした。

病変が発見されたとき、獣医師さんからも悪性なものである可能性も伝えられました。もしかすると先生はこうした経緯を見て、寿命を知っておられて私たちには多少柔らかく伝えてくださっていたのだとも思います。ホントは先生も肺も診ておいた方がいいと思っていたかもしれません。(事実はわかりません)

事実を飼い主にしっかり伝えることは必要でしょうが、場合によってはそれが飼い主に、ペットとの辛く暗い日々をもたらすかもしれませんね。辛く悲しくても克服して明るい未来があるときならいいでしょうが、結果的に最後が同じことになるなら 飼い主とペットが残された日々を不安なく楽しく送れた方が良いこともあるでしょう。そのために獣医さんは飼い主への情報の出し方を工夫する必要があるのかもしれません。(もちろん なにがどうあろうが、事実をストレートに伝達して欲しいという飼い主さんもおられるでしょうしそれを否定しません。) 

私たちも今回の件を、獣医先生に聞いたわけではありませんのでなんとも言えませんが もしそのように工夫して対処しておられたなたら 不安を和らげてくれてパッジーとの最後の日々を送らせて下さった先生に感謝したいと思います。 

極論すれば、検査などしないで あるがままに・・・Let it be という考え方もありかもしれませんね。 でも検査によって自分のペットの問題点などを把握して治せるものは治した方が良いですし、簡単に治らないようなことも 知っておいて注意して生活していくことは 結局 ペットとの楽しい日々を少しでも長く送れることに関してとても重要な飼い主の役割かとも思います。

飼い主の主義に合う獣医師と巡り逢えるのも必要でしょう。人間の医療でよくいわれるセカンドオピニオンかドクターショッピングか?などというくだらない世間の話題を超越して自分で意味があると思ったら複数の医師に診てもらうことも悪くないと思います。

まあ、この先、かなり先のことでしょうが、人間の医療同様ペットの医療も進歩して多くの病気が治るような時代になり、ああ昔は獣医さんもいろいろ大変だったんだねェ・・・っていう日がくるといいですね。

 

----- 4/9/2015年  通院メモ (Hanapecha 動物病院) 検診   --------------------------------

◆パッジーの最期に関する見解 

過日も説明の通り、腫瘍により肺機能低下が著しく、またその腫瘍の位置が気道に近く酸素確保を圧迫。酸素確保のため更に呼吸が荒くなり最後は腫瘍が破裂し喀血し死亡した。

◆ウ~ル~

健康診断

(エコーの見解)

膀胱はキレイな状態を維持。今後、尿の臭いの変化、おりものに注意し、2~3日で治らないようなら、早めに処置した方がいいので注意。肝臓・脾臓・胃など臓器も全て問題なし。

(レントゲンの見解)

気道・肺などキレイで問題ない。短頭種は若いころから石灰化が進む子が多く、中には3歳くらいでも石灰化している子も多いが、ウ~ル~は石灰化が見られない。石灰化するということは硬くもろくなるので、呼吸による伸縮などに対応しずらくなる。胸椎の椎骨の変形はフレンチブルドッグの特徴で13ヶある胸椎の8番目から後ろの腰椎の3番目くらいの変形が多い。ウ~ル~はこの胸椎の最後のあたりの変形が顕著。このメカニズムは以下のとおり。背骨(椎骨)の間の椎間板は内部の髄核(ゲル状の物質)があり、これがいわば骨の間の緩衝剤の役割を果たす。これが飛び出すことを椎間板ヘルニアといい、脊髄や脊髄からでる神経を圧迫するようになり、これが麻痺や痛みの原因となる。椎間板が機能しないと、骨が変形によって身体の動きに合わせようとして骨の最後あたりが平たく出っ張ってくる。これが変形性脊髄症。(こういう変形は人間もいっしょで加齢でよく変形する)対応としては、とにかく安静を維持し、無理しないことが大切。ウ~ル~はいま8歳だから散歩で筋肉を維持したりするよりなるべく安静を維持して悪化させないことが必要で、いまさら散歩で筋力を付けたり維持しようとすることがこの背骨の問題に対し効果的なものになり得ないとの見解。散歩は気分転換の意味合いくらいに考えた方が良い。股関節への大腿骨のおさまりも浅いので、これも踏まえて負担のかかる運動を避ける必要がある。

(血液検査)

半年前の検査との比較で 肝機能数値は AST 74→44 (20~67)   ALT  267 →177 (13~92)   ALP 223 →278 (0~150)    と 高い数値だが エコーなど上記の検査の結果も踏まえ、特別今緊急性のあるものでない。ALPが高いのは、背骨の問題、皮膚の問題など そうした異常があることで数値が悪いのかも知れない。今後も上がっていくかも知れない。 過去の薬の肝臓への影響は いい方向で改善されている。

(その他)

フィラリアは念のため、実施していく。