暑かった夏も終わりました。
ウ~ル~の皮膚病ですが、去年の秋から医師を替えて 治療の方針も投薬を止め、食事と肌ケアで 3年目の夏に挑みました。
6月にだいぶ良くなったのでもう診察不要ということで 通院終了でしたが 本格的な夏に向かって 正直、過去の治療を思うと 悪化するんじゃないか??と 心配な夏でした。
幸い、通常のケアでほとんど問題なく、今、秋の気配に接し 暑い夏が終わったホッとした気分と ウ~ル~ しっかり夏を乗り切ったなあ!と プチな感動であります。
思えば 紆余曲折して昨年の秋から 3人目の医師 ペットクリニックゴトフ に至り・・・(経過は結構詳しくこのブログに残してあります)
その先生は まあ、ウ~ル~が過去にやってきたような医学的な処置で簡単に治るもんじゃない。この手のアレルギーは 基本的には一生のお付き合いで 体質改善などとステキな言葉できれいにスパと治るモンじゃない。(たしかに容易に体質改善できて完治が容易なら世間にこんなにアレルギーの子がいるはずないですよね)っていうことで 食事と肌ケアで 悪い症状を出さないようにしていくという方針にもとずいてステロイドも抗生剤も全く使わず「卒業」しました。
この先生、その前に通った医院と正反対なのは難しい医学用語を使わないんです。わかりやすいんですね。肌ケアの液剤などを独自のモノを使うので、コレがチョットお高いですが、通院回数・薬代などを考慮すると それまでの病院の治療費に比べたら結局は安くつきます。(なによりそれで効果でますし・・・)治療時間も月に1回の診断でしたが キッチリとした予約制なんで いつに終わるか予測もつかないようにダラダラ待たないで済みました。 治療も何回も呼ばれず、一度の検診で診療開始から最後の説明までも長くないです。
ウ~ル~は 完治していませんがとてもいい状態をキープしていけるようになりました。(そもそもさほど深刻な病状でなく、過敏症の傾向があるとの先生の意見。そういうことは前の医師たちの口からでたことはありませんでした。)
いまのところ、検診などは 近所の 「ふつう」のお医者さんで 診てもらっています。 この先 高齢犬ですから いつ何があるかわかりませんので これからまたどんな医師にかかっていくかはわかりません・・・
今思うのは 自分のペットを 医師に100% 任せっきりにしないで 飼い主が 複数の選択肢の中から見極めて対処していくことが大切なような気がします。それと一つの医者でもこの点はいいけど、この点はダメということもありますしね。いいところだけ任せばいいでしょうし・・・
ホームドクターという言葉があります。近所のいつもかかりつけで診てくれて安心という反面、それだけの理由で 一つのドクターに依存するのでなく、そのドクターの治療方法がいいか悪いかを別の角度からもみたらいいと思うわけです。まあ、これは人間もペットも一緒ですけどね。
何かを買うときと一緒で A社の商品を買いたいなあと思ったとき、B社と比べて買うのと一緒ですね。
医者もプロですからね、お金取ったらその対価をしっかり成果で表して貰わないと困りますよね。
そういう意味では3人目の先生はウ~ル~のような成果がヨソのペットにも出ているかどうか知りませんが いまのところ お金取って 皮膚病で困っているウ~ル~と私たちを助けましたからウチの評価は プロですよね。
この評価 ちょっと極論かも知れません。この文章を見て 中には おいおい医者をそんな見方したら誰も医者なんかやらなくなってしまう。医者やってらんないよ~って思う人もいるでしょうね。正直 私も少しそう思います。 患者も様々、病気も様々・・・医者も神様じゃないからですからね。
ただ職業人として 言い訳を考える前に プロたるは何かを しっかり考えて貰いたいんですね。ペットを治すことを広い視野角で診て欲しいんですね。
ウチの近所にも昔に比べれば動物病院も増えました。いい話、悪いうわさ いろいろな話が入ってきます。
偉そうなこと言える立場でありませんが、命あるペットを所有する飼い主も勉強足りない人が多いと思います。
それと大切なのは 多くの飼い主が 名声や理屈などにだまされず的確な判断をできるようになることが いい医者を増やすような気がします。
------ 9/30 通院のメモ --------------------------------
定期健康診断
二匹とも幸い大きな問題は無いが以下留意点。
◆Pudgy
体重10.15 kg 以前から低めの 血小板の数値は18.1 と改善。T-cho(総コレステロール)も前回とほぼ横ばい(323) 。肝臓の数値GPTが前回61 から105とやや悪化しているが様子見。甲状腺ホルモンの数値のチェックは特に異常もなさそうなので見送る。
◆Ooloo
体重10.70 kg 肝臓の数値 GPT が 239から464 へ上昇。 ALP という数値も341 から534 と上昇 GOT も47 から 63 と上昇。 ステロイドや抗生剤を止めて一年1カ月になるのでこの肝臓の数値は 緊急な問題ではないかも知れないが 注意様す。次回も悪ければとりあえず超音波でチェック予定。