君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

自然農 田植えの季節に 2017 初夏

2017年06月20日 | 自然農 岡山 稲 

六月の爽やかな毎日、いかがお過ごしですか。
私は先週末から始めた田植えに集中しています。

まぶしい光をうけて輝く自然農田の葦たち。
すばらしい生命力を宿しています。

田植えを始める前に、
夏草の葦を刈り取る作業から始めます。
日に日に背丈を伸ばす頼もしい存在ですが、
お米と一緒に育てるわけにはいかないのです。

さわさわと鳴る音に耳を傾けたり、
葦の原に入って涼んだり、
風にそよぐ様子を眺めながら写真を撮ったり、
その豊かさ美しさをたっぷり感じて、やっと
刈り取る作業に気持ちが向かいます。

背丈ほどに伸びた葦を鎌で刈る作業はなかなか大変です。
茎は木のようになっており、かなりの力仕事になります。

田植えのことも考え、早く大地に巡るよう
上から四段階くらいに分けて刈り取るようにしました。
刈った草草はその場にパラパラと敷いておきます。

田植え前の畝は刈り取った草の大海原になり、
歩くと足元でさわさわと心地のよい音がします。

そして、いよいよ田植えですが、
地中に宿根草(葦・茅)の根っこが多く、
両手で鎌を引かなければならないほど固く、
それほど握力のない私は、いかに鎌に仕事をしてもらうか・・、
そういう感じで進めています。

すくすくと育った苗を手に取りながめ、
一本ずつ根気よく植えてゆく作業はとても楽しく、
植え終わった苗たちを眺めるゆったりとした時間もとても平和なひと時です。

今年もほんの少しですが古代米の緑米と黒米を栽培いたします。
ほとんどは、うるち米の「あけぼの」です。


昨日、マリナ(末娘)が植えるのを少しだけ手伝ってくれました。
一昨年の自然農稲作教室に参加した経験があるので、
安心して任せられました。

育った苗は苗箱に移して一本ずつ植えてゆきますが、
クワで削る時、たくさん土をつけすぎると
苗床が低くなり、苗床仕舞いが大変になります。
でも、今年はたっぷりめに土をつけています。

そして植える直前に苗を一本取り分け、
できるだけ瑞々しいまま植えるようにいたします。
根を傷めないように、優しい手がいいですね。

「お母さん、西の空がきれい~。」
「ほんとね~、光ってるね。」

天も地も美しい宇宙自然界、
ここで生かされ生きているわたしたちです。


 

 

 

 

 

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