【すこやか生活術】 2006年6月20日 掲載 腸管虚血の怖いところ
死亡率6~8割
橋本龍太郎元首相が先日腹痛のため都内の病院に緊急入院、大腸の大半と小腸の一部を摘出する手術を受けた。病名は「腸管虚血」とのことだが、一体どんな病気なのか。腹痛は日常よく経験する症状だけに気になる。東京都済生会中央病院・塚田信廣内科部長に聞いた。
●腸管虚血とは?
腹部大動脈から枝分かれしている上腸間膜動脈は、小腸や大腸に血液を供給している最も重要な血管です。この血管が閉塞して、そこから先に血液が行かなくなるのが腸管虚血です。
●どんな症状が出る?
突然の腹痛です。へその周囲からおなか全体にかけて激しく痛みます。病院で鎮痛剤を注射しても効かないような激痛です。嘔吐も起こります。
●一刻を争う病気か?
腸管虚血が始まって10時間放置すると、腸管が壊死(えし)に陥って死につながるケースが多いのです。患者さんの訴えを聞いて腸管虚血だろうとの診断をつけ、できるだけ早く開腹して手術をしないと助からないケースが往々にしてあります。
●死亡リスクは?
死亡率が6~8割と、きわめて予後の悪い病気です。診断が難しいために、腸管壊死から敗血症、多臓器不全に陥って手術もできなくなり、死に至るケースが多いのです。
●見逃しやすい?
超音波検査やCTをやっても特異的な所見に乏しいので、医者も見逃してしまうことが多いのです。急性腹症の中でも最も診断の難しい病気です。大きな病院でやっている腹部血管造影検査をやって、初めて診断がつきます。
●発症原因は?
多いのは上腸間膜動脈の血栓症と塞栓症です。血栓症は動脈硬化による病変から上腸間膜動脈の起始部に血栓ができて、それが血管を詰まらせます。塞栓症は心臓にできた血栓が飛んで血管を詰まらせます。
●どんな人がなりやすい?
血栓症は、ヘビースモーク、糖尿病、高血圧、高脂血症、高齢など、動脈硬化の危険因子を多く持つ人に起こりやすい。塞栓症は心房細動などの不整脈や心臓弁膜症があって、心臓の中に血栓ができやすい人に起こりやすい。
●手術以外の治療法は?
きわめて初期に診断がつけば、薬で血栓を溶かしたり、バルーンやステントで血行を再建したりして治療することは可能です。
動脈硬化の危険因子を多く持っていたり、心臓病のある人が、これまでにないような激しい腹痛に襲われたら、救急車を呼んででも大きな病院の消化器内科や消化器外科に駆け込んだほうがいいという。
http://gendai.net/?m=view&g=kenko&c=110&no=16399
◆橋本元首相 体ささげ旅立つ
大二郎氏は「最後にかかった病気は、これまでほとんど例のないような、腸に突然、血が回らなくなるという原因の分からない病気だった。病理解剖をしているが、最期に自分の体をささげることで、日本の医療の進歩に役立てれば…という思いを持って旅立ったのではないかと思う」と、時折涙で声を詰まらせながら語った。
葬儀・告別式を近親者のみで行うということについて、大二郎氏は「家族の意向。今まで公人として多くの人に囲まれてきた。(久美子さんは)最期は自分の手で見送ってあげたいと思っていると思う」と、会見に姿を見せなかった久美子さんを気遣った。「(久美子さんは)あまりいろいろなことに触れられたくないというのが正直なところだと思う。会見を開くことにもわだかまりを持っていた」とも語った。
東京都港区内の自宅には続々と政界関係者らが弔問に訪れた。記帳台が用意され、久美子さんが対応。「ご家族はしっかりしていた」と語る関係者がいる一方で「(遺体との対面は)できなかった。混乱されているのだろう」と気遣う人もいた。政府、自民党は後日、内閣・自民党合同葬を行うことを検討している。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/07/02/01.html
◆ムネオ日記 2006年7月1日
15時過ぎ、報道関係者から橋本龍太郎元総理が亡くなったとの連絡が入る。3日前から様々なルートで「予断を許さない状況」だと聞かされていたが、現実に亡くなったとなると、言葉にならない、なんとも言えぬ思いである。日ロ関係に尽力され、平成9年11月のエリツィン大統領との2000年までに平和条約の締結に向け全力を尽くすとしたクラスノヤルスク合意、平成10年4月の国境線画定を提案した川奈会談。橋本総理のもとで領土問題は動くと感じたものである。平成9年9月11日、橋本総理に任命され初入閣した私にとっても、忘れる事の出来ない、大恩ある人だ。
http://www.muneo.gr.jp/html/diary200607.html
◆田中角栄元首相、1985年2月27日に脳梗塞発症、1993年12月16日死去
◆小渕恵三首相、2000年4月1日に脳梗塞発症、5月14日に死去
◆橋本龍太郎元首相、2006年6月4日に腹痛で入院、5日手術、7月1日死去
◆ヤセル=アラファトPLO議長、2004年10月27日に議長府で様態急変、11月11日死去。死因は不明で、毒殺・エイズなど諸説あり。
◆アリエル=シャロンイスラエル首相、2005年12月18日に軽い脳卒中、2006年1月4日に重度の脳卒中発症し脳死状態
【私のコメント】
橋本龍太郎元首相の死因が上腸間膜動脈塞栓症だとすれば、彼が2002年3月に手術を受けた急性僧帽弁閉鎖不全症に関連している可能性はあるだろう。しかし、気になるのは小渕恵三、アリエル=シャロンも脳梗塞で死亡or脳死状態となっていることである。
橋本龍太郎元首相は北方領土問題解決により日本を外交的に孤立した米国の植民地状態から脱却させることを狙っていた。彼の辞任はそれに危機感を持った米国の圧力のせいであった可能性がある。橋本元首相は退任後も時々ロシアを訪問しており、北方領土問題に関与していたと考えられる。
田中角栄も同様にソ連と北方領土問題・シベリア開発問題について話し合った人物であり、米国が作り出したロッキード事件で政界を追われ、竹下のクーデター直後に脳梗塞で政治声明を断たれている。
小渕恵三は橋本龍太郎の対露交渉路線を継続し、脳梗塞で急死している。
アリエル=シャロンは対パレスチナ共存政策に転じて新党カディマを結成した直後に脳梗塞で脳死となった。
<他殺の可能性>
北方領土問題解決による日本やロシアの友好関係樹立や、パレスチナ問題の平和的解決はアングロサクソン・ユダヤ金融資本の世界支配戦略に取って有益ではないと考えられる。彼らにとって有害な人物が重要な時期に同じ死因で都合良く急死しており、これは偶然とは思えない。急死で利益を得るものが殺人犯である可能性を念頭に置くべきだろう。殺害の目的は、指導者を殺して政策を転換させることではなく、アングロサクソン・ユダヤ金融資本の支配に抵抗する政治家に対する見せしめであろう。
<死因についての考察>
これらの疾患はいずれも、心臓でできた血栓が大動脈を経て脳動脈や上腸間膜動脈に到達したことが原因と思われる。特殊な薬剤投与、電磁波の照射などによって心臓に血栓を作ることがもし可能ならば、これらの不審死は一元的に説明可能である。
ここで、心臓に血栓を作ることが可能かどうかという問題が起きる。例えば電磁波であるmicrowaveの照射は照射部位の温度を上昇させるので、技術的には血液を凝固させるのは可能である。しかし、心臓や太い動脈は血液で冷却される臓器なので血栓は出来にくいだろう。血栓が出来る前に、心臓の筋肉が加熱されて壊死してしまうはずである。そう考えると、何らかの特殊な薬物による血栓形成の可能性が考えられる。
橋本龍太郎元首相は死後に病理解剖が行われたとのことだ。これは表向きは医学の発展に貢献するためとされているが、実際には他殺の疑いがあり、死因を特定することが日本の安全保障上必須であるからかもしれない。久美子夫人の対応も他殺の疑いを物語っているように感じられる。
死亡率6~8割
橋本龍太郎元首相が先日腹痛のため都内の病院に緊急入院、大腸の大半と小腸の一部を摘出する手術を受けた。病名は「腸管虚血」とのことだが、一体どんな病気なのか。腹痛は日常よく経験する症状だけに気になる。東京都済生会中央病院・塚田信廣内科部長に聞いた。
●腸管虚血とは?
腹部大動脈から枝分かれしている上腸間膜動脈は、小腸や大腸に血液を供給している最も重要な血管です。この血管が閉塞して、そこから先に血液が行かなくなるのが腸管虚血です。
●どんな症状が出る?
突然の腹痛です。へその周囲からおなか全体にかけて激しく痛みます。病院で鎮痛剤を注射しても効かないような激痛です。嘔吐も起こります。
●一刻を争う病気か?
腸管虚血が始まって10時間放置すると、腸管が壊死(えし)に陥って死につながるケースが多いのです。患者さんの訴えを聞いて腸管虚血だろうとの診断をつけ、できるだけ早く開腹して手術をしないと助からないケースが往々にしてあります。
●死亡リスクは?
死亡率が6~8割と、きわめて予後の悪い病気です。診断が難しいために、腸管壊死から敗血症、多臓器不全に陥って手術もできなくなり、死に至るケースが多いのです。
●見逃しやすい?
超音波検査やCTをやっても特異的な所見に乏しいので、医者も見逃してしまうことが多いのです。急性腹症の中でも最も診断の難しい病気です。大きな病院でやっている腹部血管造影検査をやって、初めて診断がつきます。
●発症原因は?
多いのは上腸間膜動脈の血栓症と塞栓症です。血栓症は動脈硬化による病変から上腸間膜動脈の起始部に血栓ができて、それが血管を詰まらせます。塞栓症は心臓にできた血栓が飛んで血管を詰まらせます。
●どんな人がなりやすい?
血栓症は、ヘビースモーク、糖尿病、高血圧、高脂血症、高齢など、動脈硬化の危険因子を多く持つ人に起こりやすい。塞栓症は心房細動などの不整脈や心臓弁膜症があって、心臓の中に血栓ができやすい人に起こりやすい。
●手術以外の治療法は?
きわめて初期に診断がつけば、薬で血栓を溶かしたり、バルーンやステントで血行を再建したりして治療することは可能です。
動脈硬化の危険因子を多く持っていたり、心臓病のある人が、これまでにないような激しい腹痛に襲われたら、救急車を呼んででも大きな病院の消化器内科や消化器外科に駆け込んだほうがいいという。
http://gendai.net/?m=view&g=kenko&c=110&no=16399
◆橋本元首相 体ささげ旅立つ
大二郎氏は「最後にかかった病気は、これまでほとんど例のないような、腸に突然、血が回らなくなるという原因の分からない病気だった。病理解剖をしているが、最期に自分の体をささげることで、日本の医療の進歩に役立てれば…という思いを持って旅立ったのではないかと思う」と、時折涙で声を詰まらせながら語った。
葬儀・告別式を近親者のみで行うということについて、大二郎氏は「家族の意向。今まで公人として多くの人に囲まれてきた。(久美子さんは)最期は自分の手で見送ってあげたいと思っていると思う」と、会見に姿を見せなかった久美子さんを気遣った。「(久美子さんは)あまりいろいろなことに触れられたくないというのが正直なところだと思う。会見を開くことにもわだかまりを持っていた」とも語った。
東京都港区内の自宅には続々と政界関係者らが弔問に訪れた。記帳台が用意され、久美子さんが対応。「ご家族はしっかりしていた」と語る関係者がいる一方で「(遺体との対面は)できなかった。混乱されているのだろう」と気遣う人もいた。政府、自民党は後日、内閣・自民党合同葬を行うことを検討している。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/07/02/01.html
◆ムネオ日記 2006年7月1日
15時過ぎ、報道関係者から橋本龍太郎元総理が亡くなったとの連絡が入る。3日前から様々なルートで「予断を許さない状況」だと聞かされていたが、現実に亡くなったとなると、言葉にならない、なんとも言えぬ思いである。日ロ関係に尽力され、平成9年11月のエリツィン大統領との2000年までに平和条約の締結に向け全力を尽くすとしたクラスノヤルスク合意、平成10年4月の国境線画定を提案した川奈会談。橋本総理のもとで領土問題は動くと感じたものである。平成9年9月11日、橋本総理に任命され初入閣した私にとっても、忘れる事の出来ない、大恩ある人だ。
http://www.muneo.gr.jp/html/diary200607.html
◆田中角栄元首相、1985年2月27日に脳梗塞発症、1993年12月16日死去
◆小渕恵三首相、2000年4月1日に脳梗塞発症、5月14日に死去
◆橋本龍太郎元首相、2006年6月4日に腹痛で入院、5日手術、7月1日死去
◆ヤセル=アラファトPLO議長、2004年10月27日に議長府で様態急変、11月11日死去。死因は不明で、毒殺・エイズなど諸説あり。
◆アリエル=シャロンイスラエル首相、2005年12月18日に軽い脳卒中、2006年1月4日に重度の脳卒中発症し脳死状態
【私のコメント】
橋本龍太郎元首相の死因が上腸間膜動脈塞栓症だとすれば、彼が2002年3月に手術を受けた急性僧帽弁閉鎖不全症に関連している可能性はあるだろう。しかし、気になるのは小渕恵三、アリエル=シャロンも脳梗塞で死亡or脳死状態となっていることである。
橋本龍太郎元首相は北方領土問題解決により日本を外交的に孤立した米国の植民地状態から脱却させることを狙っていた。彼の辞任はそれに危機感を持った米国の圧力のせいであった可能性がある。橋本元首相は退任後も時々ロシアを訪問しており、北方領土問題に関与していたと考えられる。
田中角栄も同様にソ連と北方領土問題・シベリア開発問題について話し合った人物であり、米国が作り出したロッキード事件で政界を追われ、竹下のクーデター直後に脳梗塞で政治声明を断たれている。
小渕恵三は橋本龍太郎の対露交渉路線を継続し、脳梗塞で急死している。
アリエル=シャロンは対パレスチナ共存政策に転じて新党カディマを結成した直後に脳梗塞で脳死となった。
<他殺の可能性>
北方領土問題解決による日本やロシアの友好関係樹立や、パレスチナ問題の平和的解決はアングロサクソン・ユダヤ金融資本の世界支配戦略に取って有益ではないと考えられる。彼らにとって有害な人物が重要な時期に同じ死因で都合良く急死しており、これは偶然とは思えない。急死で利益を得るものが殺人犯である可能性を念頭に置くべきだろう。殺害の目的は、指導者を殺して政策を転換させることではなく、アングロサクソン・ユダヤ金融資本の支配に抵抗する政治家に対する見せしめであろう。
<死因についての考察>
これらの疾患はいずれも、心臓でできた血栓が大動脈を経て脳動脈や上腸間膜動脈に到達したことが原因と思われる。特殊な薬剤投与、電磁波の照射などによって心臓に血栓を作ることがもし可能ならば、これらの不審死は一元的に説明可能である。
ここで、心臓に血栓を作ることが可能かどうかという問題が起きる。例えば電磁波であるmicrowaveの照射は照射部位の温度を上昇させるので、技術的には血液を凝固させるのは可能である。しかし、心臓や太い動脈は血液で冷却される臓器なので血栓は出来にくいだろう。血栓が出来る前に、心臓の筋肉が加熱されて壊死してしまうはずである。そう考えると、何らかの特殊な薬物による血栓形成の可能性が考えられる。
橋本龍太郎元首相は死後に病理解剖が行われたとのことだ。これは表向きは医学の発展に貢献するためとされているが、実際には他殺の疑いがあり、死因を特定することが日本の安全保障上必須であるからかもしれない。久美子夫人の対応も他殺の疑いを物語っているように感じられる。
http://www.shonai-nippo.co.jp/square/health/health015.html
日本において年間の死亡原因は100万人のうち約30万人が、循環器系の病気であることは厚生労働省の統計でも明らかだ。
http://insurance.yahoo.co.jp/life/info/basic_01.html
すなわち、三人に一人は血液に関する病気で亡くなっていることが分かる。30万人という数は、交通事故死の約40倍である。交通事故よりもはるかに高い確率で、これらの病で倒れることを意味する。したがって誰かが命を狙うよりも、ごくごく普通に起こりうることであるのは明白だ。
自分の生活以外にも課題を抱えて日夜取り組む政治家にとって、睡眠不足やストレスが引き金となって活性酸素が発生し、血液の状態をを悪くする。その結果、血栓や心臓への負担を増やしていく。あえて他殺を疑う理由はないにせよ、日常の激務という環境が、彼らを死に追いやったとすれば、他殺といえなくもない。
当局の標的は、六つの終身刑判決を受けているベルナルド・プロベンツァーノ被告(72)。「ボス中のボス」とされる大物マフィアだ。映画「ゴッドファーザー」のモデル、故ルチアーノ・リッジョの部下で、逃走中の93年からシチリア・マフィアのトップになったとされる。
パレルモで反マフィアの捜査をするグラッソ検事は「まわりの水を取り去れば魚がみえてくる」と語り、逮捕への執念をにじませた。反マフィア法違反などで逮捕された51人の一部は、グラッソ検事の暗殺計画を立てていたともいわれる。
逮捕者のうち、同被告を裏切ったことがあるとみられる1人は取り調べ中に自殺。最近まで同被告に食料を運ぶ係だったとされる者は「ボスは野菜好きで今も健康」などと語っているという。
捜査当局が入手した同被告から部下への指令メモには、「レモンの皮をトラック1台分調達しろ」などという奇妙な内容も。捜査を混乱させるために同被告が故意に流したと当局はみている。
朝日新聞 2005/02/10 08:09
【エルサレム=井上亜希子】イスラエルのアリエル・シャロン元首相が11日、テルアビブ郊外の病院で死去した。85歳だった。
首相在任中の2006年1月に脳卒中で倒れてから約8年間、昏睡(こんすい)状態だった。
対パレスチナ強硬派として知られた。01年首相に当選。パレスチナとの国境を一方的に画定する分離政策を提唱した。その一方、05年に占領地ガザからユダヤ人入植地を撤去し、イスラエル軍を撤退させた。ガザ撤退に反対する与党リクード内の勢力との対立で離党し、中道政党カディマを結成したが、総選挙で信任を得る前に倒れた。
ロシア系移民の農場主の長男として生まれ、10代で国軍の前身となった武装組織ハガナに参加。4度の中東戦争の戦功で名をはせた。1973年に政界に転身し、国防相として82年のレバノン侵攻を指揮したが、この侵攻作戦で起きた難民キャンプ虐殺事件で国防相を辞任した。
ヨルダン川西岸へのユダヤ人入植地拡大などタカ派路線を推進し、パレスチナ勢力を力でねじ伏せる路線を主張し続けた。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20140111-OYT1T00917.htm
シャロンは大東亜共栄圏の味方だったのか?それとも敵だったのか?
政治的生命を失う直前の対パレスチナ譲歩姿勢からは味方の様にも見えるが、イスラエルの強硬姿勢を促すことでイスラエルをわざと滅亡させようとするネオコンが親枢軸国であると思われることを考慮すると逆かもしれない。自国の国益を追求して両者の間で動き回った人物、と考えるべきか?
なわのつぶや記
小渕元首相を殺した犯人は誰か
2006年8月27日(日)
この項は、前項(外圧を借りた「亡国のシナリオ」) http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/tsubuyaki005.html
を補足する内容となっています。併せて読んでいただけば、在任中に突然死した故・小渕元首相の死因が何であったかがおわかりになると思います。
ここで『泥棒国家日本と闇の権力構造』(中丸薫&ベンジャミン・フルフォード/徳間書店)から、非常にショッキングな内容を拾ってご紹介します。私が、「ええ~っ! アメリカさんはそこまでやるの~?」と、呆然とさせられた内容があるのです。
それは、「東京にあるアメリカの横田基地が、日本の政府を見張る“幕府”のような存在になっている」というくだりです。この本の中に次のようなエピソードが紹介されています。情報提供者をぼかす意味からか、いくぶん表現を曖昧にしている部分もありますが、おそらくこれは事実なのでしょう。「アメリカの属国・日本」を象徴する現実です。
日本の政治体系は「幕政」なのです。天皇が象徴としてあって、将軍に委ねられた。その将軍が、占領政策でマッカーサーになった。日本の中の基地としては、横田が象徴的です。
いうことをきかない政治家を、たとえば竹下さん(元首相)も、お金のことでいろんなことがあったときに、MPが横田に連れていったそうです。飛行機に乗せて、太平洋の真ん中まで行って、「ここから落とす」といわれて、「イエスかノーか」と脅迫されたと聞きました。
今だって、お金のことでいろんな問題があると、MPが連れていって、ヘリコプターで宙づりにして、顔を海に何回も浸けるそうです。そうすると、海水が入って頭がおかしくなる。これはすごく秘密の世界です。
今、横田とか座間に米軍基地の本拠地が来ている。日本がますます危ない状況です。中国包囲網で、朝鮮問題を片づけたら、あるタイミングを見て中台戦争も起こさせようとしているから、潜水艦なども中国を取り囲む状態になっている。そうしたら日本が戦場になってしまいます。深刻な事態です。
日本は敗戦によって、マッカーサーが幕府の将軍みたいなものになりました。アメリカが将軍になって、自民党は委任されて政治をしてきたけれども、その自民党自身が完全に取り込まれてしまっている。独自性を全くなくしてしまった状態なのです。
―― 『泥棒国家日本と闇の権力構造』(徳間書店)
いかがですか。この“現実”を信じることができますか。中丸薫さんといえば、かつてはアメリカのフォード元大統領や、ボルカー元FRB議長、およびデイビッド・ロックフェラーやビクター・ロスチャイルドといった大物とも直接会って話を聞くことができたほどの実力者なのです。この本の中にも、中丸さんがそれぞれの人物と会談している写真が載せてあります(大昔の写真ではありますが)。
それほどの人が自らの著書で明らかにしていることですから、この「横田幕府」の話は全く根拠のないこととは思えません。とすれば、日本の首相といえども、アメリカのいうことを聞かない人物はMP(憲兵)が連れていって、ヘリコプターで吊して脅迫するようなことまでされるということです。
現に故・竹下登元首相は横田基地のMPに連れて行かれて、飛行機に乗せられ、太平洋の真ん中まで行って、「ここから落とす」と脅迫されたことが実名で紹介されています。さらに「今だって、お金のことでいろんな問題があると、MPが連れていって、ヘリコプターで宙づりにして、顔を海に何回も浸けるそうです」とあるのは誰のことを指しているのでしょうか。
これこそ、病名も分からないまま意識不明となって突然死した小渕元首相のことでしょう。さすがに「横田基地のMPが拉致して行って、海に顔をつけて殺した」とは書けませんので、ここは実名は伏せてあります。しかし、「顔を海に何回も浸ける」とか、「海水が入って頭がおかしくなる」といった大変具体的な表現は、まさに実際に誰かがそのようにされたことを表しています。当時の小渕首相のボディーガードも一緒に同行させられて、その様子を目撃した(させられた)のでしょう。そうすることによって、次の首相に対する“警告”の効果もあるからです。
実は、この「小渕元首相の拉致・暗殺説」を裏づけするような書籍があるのです。
それは、元民主党の参議院議員だった平野貞夫氏が、政界のドロドロとした裏話を綴った『亡国』(展望社)というタイトルの本です。平野貞夫氏は、2004年に政界を引退しています。
この本を読むと、政治家というのは私たち一般人の想像をはるかに超える「ワル」であることがよくわかります。国民の財産を食い物にして生きている、まさに「魔女軍団」と言ってよいでしょう。わが国の政治にまだ夢を託す気持ちを持っている方は、是非この本を読んでいただきたいと思います。夢は破れますが、正気になれるはずです。
それにしても、平野氏はよくここまで暴露する記事を書けたものだと、その勇気に感心しています。ただ、日本の政治をコントロールしている“アメリカの影”についてはまったく触れていませんので、やはりタブーとされる部分は避けていることがうかがえます。
本のサブタイトルが「民衆狂乱~小泉ええじゃないか」となっていて、小泉首相が日本を亡国に追い込む張本人とされています。その小泉亡国首相誕生までのいきさつについては、前項の私の分析を裏づけするような内容になっていますので、少しご紹介します。
■憲法違反でつくられた森亡国政権
小渕首相が病院に担ぎ込まれたときは、明らかに小渕さんの意識はなかった。ところが翌日、官房長官の青木幹雄氏が記者会見を開いた。
「万事頼むと口頭で言われました。首相を臨時に代行いたします」
これで青木氏はまんまと臨時の首相代理に就任することになった。後に医師団は、小渕首相は青木氏に意思を伝えるのは医学的に不可能な状態だったと証言している。
本来なら、翌日、小渕首相の担当医師団に記者会見させ、正式な状況を国民に知らせ、それから憲法の規定に沿って収拾を図らなければならなかった。しかし、あの重大な局面にもかかわらず、医師団が正式に記者会見をしたのは1カ月後だった。
青木官房長官が臨時首相代理になったのは、意識のない小渕首相から後事を託されたと言って嘘をついた結果だ。国民に対しての大きな欺瞞である。
青木氏が記者会見をした同じ日に、都内のホテルに自民党の大物議員が秘かに集まった。森喜朗幹事長、野中広務副幹事長、亀井静香政調会長、村上正邦参議院議長、青木官房長官の5人組である。この5人が談合して森喜朗を総理に決めた。
(中略)
一国の宰相が突然倒れたときに、残された一部の政治家の談合によって後継者が決められるなんて、こんな恐ろしいことが罷り通っていいはずはない。
私はこの暴挙に対して、「一種のクーデターだ!」と糾弾した。
こんなことが許されるなら、例えば、元気な首相を拉致して病院に連れ込み、監禁した挙げ句「重病」と発表し、首相の意向で臨時に首相代理をつとめることになったと宣言することもできる。都合のいい新首相を決め、傀儡政権をつくって権力奪還をすることは難しいことではない。小渕首相の場合も、医師の診断書すらないままそれが実行されたのだから、まことに恐ろしい。
実際私は予算委員会で同様の発言をして青木氏に噛みついたのだが、青木氏は「総理を拉致したなどとはもってのほかの発言。取り消してください」と言った。こんなやりとりの後で、会議録から削除されてしまった。
後世に残る公的な証拠を消されてしまった。私は腹に据えかねて、3回にわたって公式会議で発言したため、自民党、公明党、保守党の3党による懲罰動議が出された。
「ああ、こういう議会政治の精神に無知な政治家たちによって日本は滅ぼされるのか」
私は、心のうちで呟いた。
結果として、こういうことでもなければ絶対総理にはなれなかった森氏が総理になった。一国の総理には絶対なってはいけない人物だ。森首相の出現が、亡国の小泉首相を誘導した。
―― 『亡国』 平野貞夫・著/展望社 2005年11月刊
平野氏が予算委員会などの公式の場で「首相が拉致された」という比喩を何度も使ったことには意味があると思うのです。普通なら考えつかないような奇想天外な例えになっているからです。これは小渕氏が重態となって病院に担ぎこまれた原因が、決して病気ではなかったことを平野氏がうすうす知っていたからではないかと思われます。
もちろん小渕首相の重態の原因がただならぬものであるため、青木氏を中心に進められたその後の首相選びの方法も憲法に違反するような不自然な内容になったのでしょう。呼び集められた5人の実力者がそのことに反発しなかった(できなかった)ことにも、見えない大きな力が働いていたと考えられます。つまり、私が申し上げた「アメリカの意志」です。
小泉首相誕生のイントロとして、首相など務まるはずのない森氏を首相として祭り上げ、マスコミによって徹底的に人気を落とした後で、小泉「改革派」首相がさっそうと登場するというシナリオができあがっていたのでしょう。
さて、その結果、日本の政治はどう変わったのでしょうか。平野氏は次のように分析しています。
(小泉首相は)《自民党をぶっ壊す》のキャッチフレーズで世論の支持を背景に政権を維持してきたが、自民党は壊れずに、ますます巨大権力に膨れあがった。確かに、小泉氏の力で一部の利権政治家は力を失ったが、その代わり、別な怪物が力を蓄え、国をしゃぶり尽くそうとしている。例えばアメリカ的市場原理の導入。日本の文化や人間性の破壊といった政治手法だ。見方を変えれば、1つの悪が1つの悪を駆逐しただけのことだ。これは亡国のデザインの色合いが変わっただけということになる。
―― 『亡国』 平野貞夫・著/展望社
また、この本の中の圧巻は、現衆議院議長・河野洋平氏の父親である故・河野一郎氏が、議員時代に蓄財した金額が100億円を超えていたというくだりです。その部分を少し拾ってみましょう。
表に出ているものでも、何十もの不動産がある。個人邸宅だけでも11軒あり、いずれも半端ではない億単位の豪邸である。他に土地がある。有名なものでも、那須、富士、筑波、霞が浦、淡路島だが、いずれも数万坪から数十万坪という広大な土地である。
さらに系列会社が当時13社あった。いずれもいわく付きのトンネル会社であるが、いずれも黒字会社である。また、河野氏の馬好きは有名で、名競走馬を数十頭抱えていた。他に、美術品、骨董の類にも目がなかった。欲しいと思えば、我慢できずに手に入れたという。そのたびに、氏の利権に群がる企業家たちは、河野氏のおねだりに金を出させられたと聞く。こうして集められた美術品、骨董の類は、いずれも名品で、正式な鑑定結果を聞いたわけではないが、十億は下らないのではないかと言われている。‥‥
―― 『亡国』 平野貞夫・著/展望社
(続く)
‥‥と、まだまだ続きます。その他、政治家の悪事の数々がてんこ盛りの“素晴らしい”本です。この国の「亡国」が近づいているのを実感できます。
もろちん、小泉純一郎首相でなくとも、アメリカの横田基地からMP(憲兵)が自分を拘束しにくるかも知れないと考えれば、アメリカの言うことに逆らうことはできないでしょう。「靖国神社に参拝することを公約せよ」「竹中平蔵を財務大臣にせよ」「郵政を民営化せよ」といった注文には、ただただ従うしかないのかも知れません。少なくとも自分の命(政治生命であれ、肉体生命であれ)が惜しい人間であれば‥‥。
アメリカの意志に逆らって命(政治生命または肉体生命)を失ったと思われる政治家は、田中角栄元首相(ロッキードスキャンダルのあと病死)を皮切りに、大平正芳元首相(病死)、中川一郎氏(自殺)、安倍晋太郎氏(病死)、梶山静六氏(病死)、そして竹下登氏(リクルートスキャンダルのあと病死)、小渕恵三氏(病死)などではないかと思っています。実際にMPに拉致されたのは竹下登元首相と小渕恵三元首相。拉致されて殺害されるという仕打ちを受けたのは小渕元首相だけでしょう。
「怖い話」でもあり、「情けない話」でもありますが、できるだけ多くの国民がこのようなわが国の“現実”を知ることが、国の力を回復することにつながるのです。
泥棒国家日本と闇の権力構造
中丸薫 ベンジャミン・フルフォード 徳間書店 2005年9月刊
日本がアメリカの属国のようになっているということは、いろんな人が指摘していることですが、この本で紹介されている数々の事実を知ると、そのことがよくわかります。小泉首相が必死になって推進している「郵政民営化」も、結局はアメリカの支配層から命じられてやっていることでした。
小泉首相は9.11の衆議院選挙で自民党圧勝劇の立役者となり、郵政民営化に反対した元自民党議員に対しては勝ち誇ったような態度を見せていますが、多くの日本人は、彼を「国を売った首相」として記憶することでしょう。
しかしながら、日本の政治は既にアメリカの完全支配下にあるわけですから、小泉首相だけを罪人扱いすることはできません。中丸氏もフルフォード氏も、ともにこの国の現実を憂いながら、多くの国民に気づきを与えるために思いきった情報提供をしてくれています。ここで取り上げたのはごく一部ですが、その一つひとつが、おそらく多くの人の常識を覆す内容になっていると思います。 (なわ・ふみひと)
郵政民営化の恐ろしい落とし穴 中丸薫
郵政民営化で一番大切なことは、日本国民にとっての最後の虎の子である郵貯と簡保の350兆円を、ハゲタカファンドに奪い去られてしまわないように、しっかりと歯止めをかけることです。今の法律のままだとザル法で、それができてしまうのです。
竹中大臣はとてもうまくカモフラージュして、郵政民営化法案をすっと読んだだけでは、何か歯止めがあるのかなと思ってしまいますが、歯止めはかかっていません。郵政民営化に反対した自民党の議員も、「歯止めをかける条文をつくりましょうよ」といったのですが、小泉さんと竹中大臣はそれをわざと無視して、「そんなこと後でもいい」といって、それをしないままいきなり解散して、「郵政民営化賛成か反対か」ということで衆議院選挙をした混乱の結果が、これなのです。
小泉政権の背後からの支配 中丸薫
今現在、竹中さんを操っている人物は、ブッシュ政権第一期の経済諮問委員会委員長をしていたグレン・ハバードで、現在はコロンビア大学ビジネススクールの学長をしています。この人物が竹中さんを背後から支配して、郵政民営化のほうにもっていく。
彼は、今後グリーンスパンの後を継いで、FRB議長のポジションにつきたいのです。そのためには、どうしても郵政を民営化して、350兆円をアメリカに持ち出すことが至上命令になっているのです。だから、小泉さんは狂ったようになって、このことに邁進しているのです。
そのグレンハバードさんの背後には、元FRB議長のポール・ボルカー、その背後にはデビッド・ロックフェラーが控えている。
小泉さんは、自分は郵政民営化をずっと昔から主張していたというけれども、そうではないのです。この件に関しては、2002年9月12日に、彼はブッシュ大統領とニューヨークで会っています。そのときに、「不良債権を早く処理しろ」とか、「郵政民営化をして、アメリカにとって一番おいしい部分の350兆円を早く出しなさい」という密約をしたために、帰ってきてすぐに、柳澤伯夫金融大臣を更迭して、竹中経済財政政策担当大臣の兼務としました。
この辺のところは全く隠されたまま、9・11選挙が行なわれてしまったということです。
外資の狙い 中丸薫
外資の問題は、とても根が深いと思うのです。
最初、長銀をつぶして新生銀行をつくりました。その次に、日債銀をつぶしてあおぞら銀行をつくりました。要するに、政府系銀行を2つつぶして、不良債権があるからといって政府のお金を入れることで、一時国有化する形をとる。そして、本当にぐしゃぐしゃで複雑な権利関係をきれいに洗濯させた後で、ハゲタカ外資はとても安い形で払い下げを受けたわけです。
例えばリップルウッドの代表者のクリストファー・フラワーズとティモシー・コリンズは、去年、1100億円ずつ儲けました。日本の中小企業では、自殺する人もいっぱい出ていますが、日本の国税庁はその2人に対して、普通は40%かかる税金を一銭も取らずに、2人はそのままお金を持ち出しているのです。
このように、ハゲタカファンドは日本に来て、不良債権がどこにあるかというのを一生懸命探して、公的資金を入れさせ、叩いて叩いて手に入れる。
そういう人たちは、現在は竹中さんを指南して、日本売りを迫っているわけですが、それだけでなく、金融庁、国税庁のマルサ、検察庁の特捜部のそれぞれフロントにいる人たちを、特捜部ならCIAとか、金融庁の関係の人はアメリカの理財局とか、それぞれのところに研究に送って、不良債権を抱えているような日本企業を獰猛に攻撃して、それを奪い取るやり方を徹底的に訓練する。その人たちが竹中平蔵の実働部隊になっているのです。
UFJ銀行を追い込んでいくところを調査しても、ものすごいやり方です。UFJから借りている企業、ミサワホームなどもどんどんつぷしていく。
最終的には、私は、世界的な大企業トヨタも狙われていると思うのです。トヨタの幹部たちはそういうことを薄々感じているから、デビッド・ロックフェラーの息のかかった政治家がいるようなアメリカの各地域に大きな工場をつくって、対応しています。
あらゆる日本の大企業といわれるものが、今そういう形でどんどん狙われている。これは、日本にとってはとんでもないことなのです。そのへんのところを国民はよくわかっていないで、外資が来ても構わないといっている間に、銀行の名前もどんどん変わっています。
今、「りそな」も危ないのです。公的資金が2兆円も入っています。どこに売り飛ばされるかわかりません。みずほ銀行でさえ危ないでしょう。あれよあれよという間にそうなる。本当はUFJにしても、いきなりシティ・パンクとか外資に売るはずだったのですが、それではあまりにも見え見え過ぎる。東京三菱銀行はシティ・バンクとかの向こうの銀行とかなり深い関係があるので、一応そういうところと合併させる形をとりましたが、これからどうなるか、まだわかりません。
日本全体が、金融的にはアメリカの全くの属国になってしまっている。もう90%まで押さえられてしまっています。
このような実状は、国民には全く知らされていないでしょう。ただ民営化反対か賛成かだけで、あんな劇場みたいな衆議院選挙が行なわれたのです。
これから国民は大変です。ハゲタカファンドに350兆円近いお金も行くだろうし、増税も実施されるでしょう。増税といっても、日本国民のためでなくて、アメリカがやっているイラク戦後処理とか、アメリカが抱えている大赤字を穴埋めするために、サラリーマンから搾り取っていく。
今の小泉政権では、日本の国民を守っていけないところまで来ています。これから2年間のうちに、政治家も立ち上がって、きちっとした政治をしない限り、また、国民も正しい情報を知ることがない限り、国は破産します。
マスコミも「政・官・財・業・ヤクザ」と完全にグルだ! ベンジャミン・フルフォード
2002年、石井紘基という民主党議員が、このままでは日本がおかしくなると、全力を出して日本を改革しようとして、家の前で刺殺されたのです。警察は、一人の右翼による事件であるとでっち上げようとしているのですけれども、東京高裁で、これは明らかに組織的なものだといっている。その記者会見にはマスコミ各社がみんな来てカメラを回していたのですが、例によってどこの新聞もテレビも報道しない。
このように政府にかかわる殺人事件など、裏を取って証拠を出しても、どこも取り上げない。今、日本はこれだけひどくなっている。
もう2年ぐらい前になりますが、勇気のある連中がテレビ朝日の「サンデープロジェクト」という番組で、日本が北朝鮮に裏金をたくさん回しているという証拠を出して、「日本の政府は本当にひどいことをしているんだ。北朝鮮にあれだけお金を渡して、国民にウソをついている」と、やっと放送したんです。
このあと、新聞やテレビがフォローするかと思ったら、スポーツ紙1紙が取り上げただけで、どこも報道しなかった。検察も動かない。自分たちがヤバイとなるとこうして無視するんです。
私は「朝まで生テレビ!」でこういう話をしようとしたら、いきなりコマーシャルに振られて、「あの人は問題発言が多いからテレビに呼べない」という。
いろんなことをでっち上げたりしていて、大手マスコミの人たちもよく恥ずかしくないなと思う。はっきりいって、あの人たちは奴隷、社畜です。
日本の惨状は闇の世界権力構造の縮図 中丸薫
マスコミが全部支配されている。これは怖いことです。
今、マスコミは3S政策(スポーツ・セックス・スクリーン)で、朝から、松井が何本打って、イチローが何本打ったということばかりです。だから、みんな真実を知らない。日本人はこれで完全にやられています。だから、こういう本とか、活字の世界で日本人を目覚めさせる方向に持って行くことが必要です。
今、マスコミは日本の五大権力(政界、財界、マスコミ界、官僚、知識人)の一つに成り下がっています。知識人にも変な人がいっぱいいます。一つのグループを形成していて、ウソだとわかっていることを、確信犯でいろいろなマスコミに出てしゃべっている。特に政治のことになると、ほとんどCIAの息のかかった人でないとしゃべれない体制が、だんだんつくられてきている。
民主主義といっても、言論の自由もない。真実を語り合うことは、テレビでも大新聞でもご法度です。真実を言う人は怖くて生放送に出せないのです。私もいわれました。朝日新聞とかの人たちに、ちょっとでもそういう話をすると、目を伏せてしまって発言できない。何のためにジャーナリストになったのかといいたくなる。
フルフォードさんがおっしゃるように、日本は今完全に闇の権力に支配されている状況です。しかし、それは闇の権力のミニチュア版として日本があるということではないでしょうか。
9・11で行なわれたような闇の世界権力の自作自演・ねつ造は、実は枚挙にいとまがないのです。
(続く)
アメリカに巣くう闇の権力に踊らされた日本の歴代首相 中丸薫
ある時期、橋本龍太郎総理に、ちょっとした二重スパイみたいな人物が、あまりアメリカの言いなりにならないで、「時には米国債をちょっと売ってみたい気になる」といった方がいい、というようなことをいったと思うのです。
私の母校コロンビア大学での講演のときに、橋本さんがそれをちょっと口にしました。「ちょっとそういう衝動に駆られるときもあるんだ」といっただけで、彼はアメリカのエスタブリッシュメントからにらまれて、次の日、日本の株がどんと下がりました。
橋本さんは、どちらかというとすごく中国寄りの人だったのです。その進言をした人の行動を見ていると、本人は自分でちゃんと進言したと思っているのかもしれないけれども、ある意味では、橋本さんを失脚させるために橋本さんに近づいて、そういうことをいわせたのかなと、今ふっと思えるぐらいです。そのくらいのことをちょっといっただけで、アメリカは橋本さんの足を引っ張って失脚させた。日本に対しても、アメリカの国債をちょっとでも売ったら、日本人がアメリカに持っている全部の資産を凍結するとまでおどしたようです。
そういう中で、どこまで私たち日本人が自立していけるか。例えば、毎年16兆円ぐらい出る(貿易)黒字をアメリカに渡して、塩漬けになっている米国債は恐らく300兆円以上あります。
1985年、日本が多くのドルを稼ぎ出していたとき、プラザ・ホテルでプラザ合意がありました。そのときに、アメリカは瀕死の状態で破産寸前だったので、大蔵大臣の竹下登という政治家を闇の権力に抱き込むと同時に、日本の多額の貿易黒字でアメリカの国債を買いなさいということをいった。それまでは日本の利子が6%だったから、おじいちゃん、おばあちゃんでもある程度お金を預けておけば、老後はその利子で何とかなるという時期だったのです。
それを、アメリカにドルがより一層集まるように、日本からお金を吸い上げるために、日本の利子をいきなり0.2%にすることを押しつけてきた。日本はそれを受け入れて、そこからだんだんおかしくなっているのです。
そして今、竹中(平蔵)さんという人物そのものが、1980年代、ハーバード大学で、いかにして日本の大きな銀行をつぶすかという研究会に入っていた人です。シンクタンクでそういうものを徹底的に研究してきた人を送り込まれたわけです。彼の背後にはルービン(クリントン政権財務長官)とか、アメリカの現役あるいは前の経済官僚たちが3人ぐらいついて、陰からいろいろと操って、アメリカの思うとおりにやらせている。小泉さんは、自分は経済のことは全然わからないから、そういう人に丸投げした。これが現在の姿です。
今、アメリカの闇の権力は、日本の技術力のすごく高い会社を狙っています。だから、株と株を交換するみたいなことまで小泉さんは約束させられた。これは本当は2006年施行予定だったのを、ちょっとひどいからと、1年延ばしています。もしあれが発効したら、日本のすばらしい技術を持った会社、例えば日立などをどんどん買い取られていってしまう。そういう局面まで来ています。
経済のことが本当にわからないのか、確信犯なのかよくわからないけれども、小泉さんはいろんなことをブッシュにどんどん約束させられてきているということは、やはり重大なことだと思うのです。
小泉さんが一番やりたいことは、350兆円ぐらいある郵貯・簡保をアメリカに売り飛ばすことです。それを約束しているのです。マスコミはそれについてはほとんどいっていない。地方の郵便局がどうとかこうとかいっているけれども、それが一番の狙いで、それを約束させられているから、あんなに強引に郵政民営化法案を通したがっている。ブッシュが来て、「郵貯・簡保、大丈夫だろうね」といわれた。あれが一番おいしいお金で、それだけまとまったものがアメリカは欲しいわけです。
これをやられたら、日本は本当にボロボロになっていきます。そこをマスコミも全然いっていません。
アメリカは、日本の銀行を大体きれいにつぶしました。とんでもない状態です。国民は何もいわない。マスコミもそのとき、きちっと伝えない。長銀をつぶして、後で見ると、新生銀行の役員の名前には、ロックフェラーから、ボルカー(前FRB議長)から、闇の権力のフロントマンたちがみんな入っているのです。これは本当にひどい話です。
同じようなことをずっとしていこうというので、今の竹中さんが入ってきた。地方の銀行までみんな政府のお金をどんどん入れています。ということは、そういうものまで海外に売り飛ばしていく。今や青い目だけではありません。黒い目の外国人も、台湾とかいろんなところから来て狙っています。
世界の仕組みは、フリーメーソンとかいろんな言葉があるけれども、今はそういうものではなくて、アメリカの外交問題評議会とか、ビルダーバーグとか、日本もいれなければいけないというので日米欧三極委員会が、陰に隠れた世界権力構造を牛耳る人から操られて、そこからの指令で動いている。だから、日本国内でも、五大権力の中にそういう人たちがみんな入っているのです。マスコミを押さえて、政界を押さえて、いろいろなことをしているので、もう何をいっても無理じゃないのというような諦めがある。
橋本さんの一例でもわかるように、ちょっとそんなことをいわされて、権力から引きずりおろされてしまったという例を彼らは見ていますから、ほとんどの政治家はアメリカの方を向いて、怖々とやっています。新聞や何かは、そういうリサーチもしないし、国民もいわれるままになっている。
アメリカは、基軸通貨のドルを守るために、戦争をし続けなければならない。まさに戦争中毒の国になってしまっているわけです。戦争が終わることになると、ドルを発行できない大きな秘密があるみたいです。今のままだと、ドルの破産もすぐ目の前という感じです。
連邦準備制度理事会(FRB)を支配する闇の世界権力 中丸薫
アメリカが闇の世界権力=国際金融財閥の傀儡(かいらい)に過ぎないことを示す端的な証拠があります。それが連邦準備制度理事会(FRB)です。これは常識に反し、れっきとした私有銀行です。ロックフェラーのナショナル・シティ・パンクとモルガンのファースト・ナショナル・バンクがその所有者です。この2つの銀行の株主であるロスチャイルド家、クーン・ロープ商会、ウォーバーグ商会、ロックフェラー一族、モルガン財閥がFRBの真の支配者なのです。
連邦準備制度理事会(FRB)が闇の世界権力のものである以上、アメリカには紙幣を発行する自由がありません。日銀を含めて、世界各国の中央銀行も同様にみな支配されています。
日銀はFRBの日本支店とまでいわれています。あるいは日銀ロスチャイルドとも揶揄されるように、株の20%はすでにロスチャイルドが持っていて、日銀の民営化を狙ってさらに31%増やそうとしています。バブル崩壊で数兆円がロスチャイルドに渡りました。日本の有力な政治家はそのおこぼれとして大金をポケットに入れているのです!
ブッシュ家は闇の世界権力のトップ、ロスチャイルド家に続くロックフェラー家、モルガン家、ハリマン家のハリマンに仕える家柄で、第3階層に属しています。現大統領の父であるパパ・ブッシュはCIAの麻薬ビジネス、祖父のプレスコット・ブッシュは、ヒトラーに送金する仕事に関わっていました。歴史の裏側は全く醜悪かつ奇っ怪ですが、本当のことを忌避せずしっかりと知ることから始めなければなりません。
ケネディは1963年6月4日、FRBに真っ向から対抗する行政命令を発令。財務省に銀行証券を発行するように命じました。彼は連邦準備制度を廃止し、合衆国憲法に記されているように財務省に権限を戻そうとしたのです。
半年を待たずケネディは暗殺され、このとき発行した総額42億ドルの銀行証券は市場から回収されました。そして、マスメディアはこのことを一切語らないのです。
北朝鮮との関係もアメリカばかりに仕切らせない! 中丸薫
小泉さんが北朝鮮に行ったときには、拉致の問題で行くとブッシュにもちゃんと話をしていたようです。そのとき、ブッシュに頼まれて、「せっかく北朝鮮に行くなら、核の問題をちゃんと話し合ってくるように」といわれたけれども、北朝鮮自身が、「核の問題はアメリカと話さなくてはダメなんだ」ということで、拉致の情報だけだった。
アメリカ大使館の中には、CIAの日本担当のトップの女性がいるそうですが、そのとき、その人が「あれだけ約束して行ったのに、核の話なんか全然しなくて何なんだ!」と、アポイントメントもなしに、首相官邸にものすごい勢いで怒鳴り込んできたそうです。(以下略)
日本の横田にある「アメリカ幕府」 中丸薫
日本の政治体系は「幕政」なのです。天皇が象徴としてあって、将軍に委ねられた。その将軍が、占領政策でマッカーサーになった。日本の中の基地としては、横田が象徴的です。
いうことをきかない政治家を、たとえば竹下さん(元首相)も、お金のことでいろんなことがあったときに、MPが横田に連れていったそうです。飛行機に乗せて、太平洋の真ん中まで行って、「ここから落とす」といわれて、「イエスかノーか」と脅迫されたと聞きました。
今だって、お金のことでいろんな問題があると、MPが連れていって、ヘリコプターで宙づりにして、顔を海に何回も浸けるそうです。そうすると、海水が入って頭がおかしくなる。これはすごく秘密の世界です。
今、横田とか座間に米軍基地の本拠地が来ている。日本がますます危ない状況です。中国包囲網で、朝鮮問題を片づけたら、あるタイミングを見て中台戦争も起こさせようとしているから、潜水艦なども中国を取り囲む状態になっている。そうしたら日本が戦場になってしまいます。深刻な事態です。
日本は敗戦によって、マッカーサーが幕府の将軍みたいなものになりました。アメリカが将軍になって、自民党は委任されて政治をしてきたけれども、その自民党自身が完全に取り込まれてしまっている。独自性を全くなくしてしまった状態なのです。