奥永さつき

日々のできごとをそこはかとなくつづります。

長い間お疲れさまでした。

2017-06-20 21:12:22 | 社会
将棋のルールは知っていてもヘボ将棋しかさせない小ブログにとっては、弱冠14歳で連勝中の藤井四段はもちろんのこと、プロ棋士の頭の中はどうなっているのだろうと、驚嘆しているばかりである。

将棋の現役最高齢棋士、加藤一二三九段(77)が20日の対局に敗れ、引退することになった。
長い間お疲れさまでした。

AIが将棋や囲碁の名人を破ったなどという出来事があったり、ホーキング博士などの著名人がAIの進化に危機感を持っているなどの報道に接する。
だが、ルールを教え込ませて「場合分け」を虱潰しに当たらせるプログラムを書けば、計算速度が人間より何桁も速いコンピュータが勝つのは別段驚くほどのものでもない。
将棋や囲碁の名人が「場合分け」を虱潰しに当たっているのではないだろうし、人間の思考過程はわからないことばかりだろう。
人類を超えるAIが実現されるとも思えない。

「何を考えているのかわからない」人間が、経験で切磋琢磨するのかどうかわからないが、とにかく強くなる。
それがよいのだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿