ギネス記録？

立憲民主党の山井和則衆院議員が１日午後の衆院本会議で、小野寺五典衆院予算委員長（自民党）の解任決議案に関する趣旨弁明を２時間５４分行った。令和６年度予算案の衆院採決を遅らせるための「フィリバスター」（議事妨害）とみられる。衆院本会議での趣旨弁明の時間としては、記録の残る昭和４７年以降では、立民の枝野幸男前代表が平成３０年７月に行った２時間４３分を抜き〝新記録〟を樹立した。(産経新聞)

それで、ギネス記録はどうなっているのか、検索してみた。

【ソウル聯合ニュース】韓国最大野党、共に民主党は情報機関の国会情報院（国情院）の捜査権限拡大を柱とするテロ防止法案の成立を阻止するため、２３日午後から長時間の演説で議事を引き延ばす「フィリバスター」で抵抗した。３人目に壇上に立った同党の殷秀美（ウン・スミ）国会議員は２４日午前２時半から同日午後０時４８分まで演説を行い、韓国国会史上最長の演説時間となった。(中略) 金大中（キム・デジュン）元大統領は野党議員だった６４年、同僚議員の拘束同意案の可決を阻止するため５時間１９分間演説し、ギネスブックに世界最長記録と認定された。(2016.2.24)

韓国の国会で野党議員らが「テロ防止法」の成立を遅らせるため行った、時間無制限の演説「フィリバスター」の合計時間が世界最長記録を更新した。法案は2日に可決されたが、かわるがわる登壇した議員らの演説時間は192時間にわたった。(BBC, 2016.3.3)

これが最長記録なのだろうか。

山井さんは京大工学部出身らしいが、科学・技術論文は簡潔明快を旨とする。学生時代のことは横において、議事妨害だけに徹したいようだ。
政治家なんぞ、なるものではないが、それでも「政治家に徹する(?)」というのであれば、立民の大好きな南鮮の記録を破ってほしいものだが、到底及ばない。
敬意を表したということだろうか。