先日からのサブカメラの妄想ですが、気持ちを整理してみることにしました。
まず経過は、
1.α900は、毎日持ち歩くには大きくて重い。したがって小型軽量なカメラがほしい。 一方で、画質はあまり犠牲にしたくはない。
2.いろいろ検討した結果、当時としては、X10が、2/3型のコンパクトとしては比較的大きな撮像素子、F2.0-F2.8と明るい4倍ズーム、テレマクロはできるとは言い難いが、他機種よりは寄れる方、という理由で、X10を購入。
3.X10の携帯性や絵作りには不満はないものの、ボケ調節はできにくいのと、テレマクロももう少し寄れるとよい。
4.最近のフォーサーズは明るいレンズがそろってはきたし、高級コンデジも明るいレンズでテレマクロもできるものがあるので、気になりだした。
そして、触ってみて気になるのは、
1.
キヤノンG15:○操作性が分かりやすく、ボディの質感も良い。○明るいレンズで、テレマクロも可能。×1/1.7型というX10より小さな撮像素子。
2.
ニコンP7700:○操作性が比較的わかりやすい。○高倍率ズームながらF2-4という明るいレンズで、テレマクロも可能。×1/1.7型というX10より小さな撮像素子。
3.
パナソニックのフォーサーズレンズ群:○F2.8の明るいズームなどがそろっている。×明るい分やや大きくて値段が高い。
4.
FUJIFILM X-E1:○山あるき・街さんぽのコンセプトに惚れる。○比較的明るいレンズがそろっている。×やや大きくて重い。×デモ機のパープルフリンジが気になった。
5.
ソニーNEX-6L:○APSサイズという大きな撮像素子の割には小型軽量。○キットのレンズは薄型で携帯に便利。×キットレンズは暗い。
まとめるとこんな感じ。
携帯性と、X10よりもテレマクロが可能なのが魅力のキャノンG15とニコンP7700。しかし、小さな撮像素子サイズは気になる。
明るいレンズが魅力のパナソニックのレンズ群。しかし、値段が高くて現実的ではないか。
私のコンセプトをくすぐるのはフジのX-E1。しかしパープルフリンジが・・・。
大きな撮像素子と携帯性の両立では、NEX-6L。しかし、キットレンズでは暗いなぁ。
さてここで疑問が。
キヤノンG15やニコンP7700は、レンズが明るいと言えども、撮像素子が小さいのでボケは期待できなさそう。
ソニーNEX-6Lのキットレンズは暗いが撮像素子が大きいので、キヤノンG15やニコンP7700よりボケ効果は期待できるのか。
中間にあたるパナソニックの明るいレンズ群はどうなのか。
もう少し考えをまとめてみると、
キヤノンG15やニコンP7700は、レンズが明るいと言えども、撮像素子が小さいので、ソニーNEX-6Lの暗いキットレンズよりきっとボケは期待できなさそうな気がする。
画質的にも圧倒的に大きな撮像素子のソニーNEX-6Lが有利だし。
パナソニックの明るいレンズ群は、フォーサーズ用だからある程度ボケは期待できるけれども、レンズとボティを含めた大きさはAPS-CサイズのソニーNEX-6Lより大きく重くなってしまう。
結論的なことを出してみると、
普段はソニーNEX-6Lを携帯し、もうちょっと撮影意図がはっきりしているときはマウントアダプターで手持ちのレンズを利用する。
本格的に撮影するときは、α900を使う。
それならば普段は比較的小型軽量で、拡張性もあり、良さそうな気がしてきました。
あーでも、他の機種も気になるなぁ。妄想はまだまだ続くか、妄想だけで終わるかぁ?
表題写真は、X10での作例。奥の廊下の壁や扉はぼけていますが、花の手前から奥は、あまりぼけていませんねぇ。