アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

体験レッスン、ありがとう…♪

2018-12-27 09:39:34 | Weblog
アンシャンテ原宿バレエ&ダンスで担当している、水曜日のバレエ初級基礎のクラスに、昨日は体験レッスンの方が来てくださいました。
ミドリさん、子供の頃にバレエ経験あり、の方です。
期せずしてマンツーマンになってしまったため、バー・レッスンはご一緒に
右側のグラン・プリエをしてみると分かる。
ミドリさん、足首も膝も腰も柔らかいし、姿勢にも変な癖はない
ただちょっとだけ、骨盤が前傾しちゃうかな…。
その部分を修正しただけ。
グラン・プリエの最後は5番ポジシオン・シュル・レ・ポワントでポゼ、アームスはアン・オー。
おぉぉ…、ミドリさん、キレイなアームスねぇぇ…
高い位置で、必要以上に肘や手首が曲がることもなく、すっきりとナチュラルなアウトライン。
うん、キレイだわぁぁ…
大人になってバレエを再開した人で、ここまでアン・オーがキレイなのは珍しい。
なぜなら、単純にばんざいっ の状態に真っ直ぐ腕を上げて静止するってことは、日常生活のなかでさほど多くはないでしょ。
だから肩関節の可動域や筋力の問題もあって、なかなかキレイに真っ直ぐは上がらない。
バレエではさらに肩関節や肘関節の外旋や内旋でラインを作るから余計に難しいの。
それなのに彼女のアームスは一番キレイに見えるポジシオンにスッと上がる。
素敵ぃ~
バットマン・タンジュ、バットマン・デガージェとアンシェヌマンは進み、バットマン・フォンデュのあと両手バーで1番ポジシオンのルルヴェとロール・アップを練習。
最後のロール・アップをしたらそのままアームスをアン・ナヴァンでポゼ。
ん~、重心の位置がちょっと違うなぁ、修正しましょ。
真っ直ぐっていうのはどの方向かといえば、カカトから垂直に上、ではなく、
自分のアゴと鼻の頭を結んだ線の延長上
です
単純にいえば斜め前方上に向かってってことですね。
もう一つ気を付けたいことは、
肋骨が上がって上体が後に引かれないように
ってこと。
じゃ、もう一度1番ポジシオン・シュル・レ・ポワントをどうぞ

おぉぉ、キレイな姿勢、いいバランスよぉ
さっきとはちょっと感じが違うでしょ
「楽に立ってられるような気がします
うん、ソコがミドリさんの真っ直ぐってこと
グラン・バットマンでバー・レッスン終了。
センター・レッスンはタン・リエ、そしてバットマン・タンジュのアンシェヌマン。
そのあとパ・ドゥ・ブーレ・ピケのシンプルなアンシェヌマン。
右にパ・ドゥ・ブーレ・ピケ→左にパ・ドゥ・ブーレ・ピケ→右にパ・ドゥ・ブーレ・ピケ→左前5番プリエ→左前4番エシャッペ→右ク・ドゥ・ピエ・デリエール-プリエ⇒左にパ・ドゥ・ブーレ・ピケ→…………
アームスが動くタイミングと脚の動きのタイミングがあうと、もっとシャープでまとまった動きになるわね。
はい、音楽でどうぞ

うん、いいわね。
4番のエシャッペもきちんと重心が真ん中にあって、キレイです
そのあとピルエットのシンプルなアンシェヌマンを練習して、ちょっとアームスを修正。
最後にポール・ドゥ・ブラ。
可笑しな癖がほとんどないミドリさん、子供の頃に受けていたレッスンがかなりいいレッスンだったんだなってわかる。
水曜日クラスのレギュラーメンバーになってくださるといいなぁ
楽しみだなぁぁ
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クリスマス・イヴの夜に…♪ | トップ | この一冊がいいんです…♪ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事