アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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跳び上がれない猫はいない…♪

2018-02-08 09:31:50 | Weblog
水曜日、アンシャンテ原宿バレエ&ダンスのクラス。
ユリさんヤスコちゃんのレギュラー・メンバーに
「あ、エミさん、久しぶりだね
バー・レッスン。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの終盤。
ルティレでアームスをアン・オーにしてポゼ、そのあとアティチュード・ドゥヴァンでもう一度ポゼ。
あ、エミさん、上体が少し後ろに引っ張られてるよ。
ルティレをする前にカンブレ・アン・ナリエールをしてるよね。
そこから上体を起こしたときにまず肋骨をきちんと下して、みぞおちを閉じるの。
そうすると、トルソーのポジシオンを守れるからね。
そのポジシオンを守ってルティレ、それからアティチュードに。
グラン・バットマンでバー・レッスン終了。
センター・レッスンはバットマン・タンジュのアンシェヌマンから。
そのあとパ・ドゥ・バスクとピルエット・アン・ドゥオールのシンプルなアンシェヌマン。
右脚前5番ドゥミ・プリエ・クロワゼ→右脚からパ・ドゥ・バスク→右ポワン・タンジュ・デリエール・クロワゼ→左前4番ドゥミ・プリエ→右にピルエット・アン・ドゥオール→4番ドゥミ・プリエ→右にピルエット・アン・ドゥオール→右後5番ドゥミ・プリエ・クロワゼ⇒左脚からパ・ドゥ・バスク→…………
順番は大丈夫よね。
パ・ドゥ・バスクの1番ドゥミ・プリエは、あくまでも一瞬の通過点だからね。
そこで動きが途切れないように気を付けましょう。
ではどうぞ

あ、ユリさんヤスコちゃん、4番ドゥミ・プリエが広すぎるわよ。
タン・リエ・アン・ナヴァンをしてポワン・タンジュ・デリエール・クロワゼ、そのデリエールの脚の位置のまま4番ドゥミ・プリエをすると、両足の間隔が広~くなっちゃうでしょ。
ちゃんと自分の4番ポジシオンの位置までデリエールの脚を引きつけましょうね。
エミさん、1回目のピルエットは4番ドゥミ・プリエに下りて、2回目のピルエットは5番ドゥミ・プリエに収めるのよ。
大きい4番に下りてはいけません。
なぜかというと
「回転軸が狂って落下しても、大きい4番で誤魔化せるから。そんな悪い癖をつけてはいけませんでしょ
「あ゛ぁぁ~…
はい、もう一度、どうぞ

うん、そうね。
みんな、よくなってきた
では、プティ・アレグロを。
右脚後ろ5番→右アッサンブレ→右前5番タン・ルヴェ→左アッサンブレ→左前5番タン・ルヴェ→右にグリッサード→右にパ・ドゥ・シャ→右にパ・ドゥ・シャ→左にパ・ドゥ・シャ⇒左アッサンブレ→…………
アッサンブレとタン・ルヴェのアームスはドゥミ・スゴンドで。
パ・ドゥ・シャはクロワゼの低い3番。
「あのね、パ・ドゥ・シャって、猫 の動きっていう意味だからね。跳び上がれない猫はいなぁ~い
「…うぅ…
はい、どうぞ

これこれ、片方の足から片方の足へ、カックン カックン って飛び移っちゃいけません。
パ・ドゥ・シャは両足を引き上げて、空中で一瞬 の形を作るのよ
「みんなの場合はね、あとから引き上げる脚の動きが遅いのよ。先行する脚を引き上げきってから跳ぼうとするから“カックン” になるの。先行する脚を引き上げながら同時に、よ」
それからね、跳躍の高さは関係ないからね。
高く跳び上がれないから両足を引き上げられないと思うのは間違いよ。
ほらね、と低くパ・ドゥ・シャを跳んで見せる。
「…うぅ…
それ、もう一度、どうぞ

ん、ちょっと軽くなったかな
そのあと、ピルエット・アン・ドゥダーンの練習をして、3人揃ってポワントのレッスンに突入です
コメント
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