アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

金曜日のアンシャンンテ ― 2年後に向かって…♪

2024-09-21 10:48:48 | Weblog
「アンサンブル作品のアイソレーションとかインから使う脚の動きとか本番での出来が一番良かった、カッコ良かったからねぇ…、忘れちゃわないようにたまには練習しようか?」
「そうですね、たまにはやっとかないと…、次の作品に取り掛かったときにまたイチからってのは面倒ですし、あぁいう動きを練習するのもけっこう楽しいですからね
なぁんて話もしつつ、基本の≪基≫に立ち戻りましょう。
まずプリエ、普段はドゥミ・プリエ×2回→グラン・プリエの順でやってますが、今回はドゥミ・プリエ×4回です。
「プリエっていうと“お膝をきちんと曲げる”ってことをよくいうんだけど、そう言うのが一番分かりやすいからね…、でも本来は股関節の屈曲からなのよ…」
と理屈を説明してから、それでは股関節の動きに注意を向けてやってみましょう
まぁもともとプリエが出来ていないわけではないからすぐに大きな変化が表れることはないんだけど、股関節から動かすということを理解できれば膝への負担も少し軽くなるんじゃないかな
バーレッスンのメニューの後半、本来はロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールのところで、
右脚前5番→右脚ルティレ→腿を動かさずに膝の真下に爪先がくるように膝下を開く→腿と膝を動かさずに膝下をデヴロッペ→爪先を膝下まで戻す→ルティレに戻る→右前5番に下す→…………
という動作脚の動きを練習。

「……でっ……む゛っ……
うん、まぁね、内腿がちょっとキツいかもね。
「内腿からお腹までひとつながりでキツいです…
そう、お腹できちんと支えているって証拠です
グラン・バットマンとリンバリングをしてバーレッスン終了。
昨日はセンターレッスンの前に先にポワントレッスンを
アンボワテ・シュル・レ・ポワントやタン・リエなど丁寧に練習しましたが、ポワントワークも確かに階段を1段上がったようです
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水曜日のアンシャンテ ― 褒め褒め大会決行…♪

2024-09-19 10:26:34 | Weblog
月曜日に終演した発表会から1日置いて最初のレッスン日でしたが、水曜日クラスは恒例の“大褒め褒め大会”でスタート
裏方のサポートに加わってくださった外部の先生方、受付など会場を支えてくださったアンシャンテ受付スタッフの皆さま、また私個人がお招きしたお客様、etc.etc. から伺った水曜日クラスの二人に対するお褒めの言葉の数々をまず伝えました。
ある方は、
「白いお衣装の方の手の動きを見たときに“先生の手の動きとよく似てる、この人絶対先生のお弟子さんだ”って思いました
と言ってくださって本当に嬉しかったし、
「花柄のスカートの人は華やかで軽やかで楽しそうに踊ってて、観ている方も楽しくなりました
とも。
そして私のオリジナルであるアンサンブル作品については外部の先生が、
「ふたりとも基本がきちんと出来てる…、アッサンブレはどう跳ぶものか、シソンヌはどう着地しなければならないか、そんな基本がきちんと身体に入ってて踊ってるから素晴らしい、それにカウントがしっかりとれているっていうか分かって踊ってたしね…、動き方もカウントもどこも外してなかったよ
という高評価まで頂き、私の鼻は高々と…
ちょっとした笑い話ですけど、ヒメさんのお友達はアンサンブル作品について、振り付けの原典は何なんだろう振付師は誰なんだろうとネットでググってみたとか……それほど印象に残ったらしいですが…、
「センセイの振り付けだよ、オリジナル」
と伝えたら
「え゛ぇぇ~…っ
だったそうです…
リハーサル期間の半年余り、重箱の隅を突くような指導もしましたし厳しいことも多々言いましたから、ふたりとも泣きたいほどの思いも投げ出したくなるほどの悔しい思いもしたと、させたと思います。
いまこうしてたくさんのお褒めの言葉を頂くに値する踊りを見せてくれた二人に心から感謝していますし、
佳いものを育てた
と思っております
さぁ、次に向かって、まずはグラン・プリエから…
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美しく終演…♪

2024-09-17 10:37:35 | Weblog
昨日アンシャンテ原宿バレエ&ダンスの2年に1度の発表会『バレエコンサート 2024』が無事に終演となりました
朝9:00に楽屋入り、メイクやウォーミングアップなどの準備から場当たり・ゲネプロを経て本番、19:55に終演という長丁場でしたけど、ワガママを言い出したりグズッたりするキッズさんは一人もなく、ジュニアさんたちも粛々と準備をして本番に臨んでました
誰一人怪我や病気で欠けることなく事故もなく幕を下せたことは本当にありがたく幸せなことです。
水曜日クラスの二人は…。
まずメイクですが、楽屋に様子を見にいったら…あぁら、いいんじゃなぁい…って感じでなかなか上手に出来てました
つぎに場当たりですが二人とも私のやり方には慣れている…出捌けの確認と重要な部分の動線の確認くらいしかやらない…からあっという間に終わりますので疲れない。
ゲネプロでは最後のクラスレッスンのときに踊ったレヴェルを落とすことなく、敢えて言うならちょいと上げてるくらいの踊り
そして本番、それぞれのソロの前にきちんと気を入れてあげて送り出し、アンサンブル作品のときにも気を入れたあと
ふたりで存分に遊んでいらっしゃい
と言って送り出しました。
結果…、
そぉだよ、ソレが観たかったんだよ、観せたかったんだよ…
と言える踊りでした
たくさんのお褒めの言葉も頂けましたしね
明日は発表会明け最初のクラス・レッスンですが、水曜日クラス恒例の一大“褒め褒め大会”を予定しています
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金曜日のアンシャンテ ― あと3日…♪

2024-09-14 10:33:40 | Weblog
来週月曜日の発表会本番を目前にして、昨日は最後のクラスレッスンでした。
「ソロ・ヴァリエーションの◎◎と◇◇のところ、出来る限りきちんと踊りたいから最後にソコを…
「アンサンブル作品の最後のところ、もっと出来ると思うんです、だからソコを…
マリさんヒメさんからそんなリクエストがありまして…、嬉しいなぁ
ふたりのそれぞれのソロ・ヴァリエーションとアンサンブル作品、もう手直しが必要なところなどはなくなっています…最後に出来ることはさらに佳い作品にするためのちょっとした色付けをすること…、ふたりの魅力をもっと引き出すための色付けだけです
「直前まで手入れや手直し…膝を伸ばせの5番を守れの言ってんじゃなくて、作品の質を上げるための色付けをする時間をもてるなんて教師としてはシアワセだなぁ…
「… …」
マリさんが踊るのは『ジゼル act1』ペザントのパ・ドゥ・ドゥの女性ヴァリエーション、ヒメさんが踊るのは『レ・シルフィード』のプレリュード、どちらもきちんとバレエの基本の≪基≫が身に付いていなければ踊れない=カタチにもサマにもならない作品
一方アンサンブル作品は私のオリジナル、バレエの基本テクニックは使っているけれど随所でアイソレーションやオフバランスなどバレエからは外れた身体の使い方をしている。
ソロとアンサンブルとではまぁ両極端にあるような感じよね。
「まぁねぇ、首の後ろを縮めるな=アゴを上げるな、トルソーを歪めるな、鳩尾を閉じろ、腰骨の高さを変えるな、腰骨は横並び平行に、骨盤を前傾させるな、ターンアウトを守れっ…て何年も言われ続けてソレをきちんと守ってきたのにねぇ…、インパッセはしっかり畳めっ、アイソレーションなんだから胸を出せっ、しっかり骨盤を引けっ、腰を振れっ、ちょいとアゴ上げてアピールしろっ…てねぇ…、大変だったよね
「… …」
発表会本番では彼女たちのなかでの一番の、最高に素敵な踊りが見られると思います
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お楽しみは来週に…♪

2024-09-10 10:43:44 | Weblog
普段から週に2回ほどは書店に足を向けて文庫本の棚の間を巡りエンド台の新刊をチェックしたりしてるのですが…。
先日目を止めたのは
『新・謎解きはディナーのあとで』 東川篤也著 小学館文庫
当時出ていた3作は読んで楽しみましたしテレビドラマや映画も観ましたよ。
カバーの紹介文では本庁に栄転したはずの風祭警部が舞い戻ってくるって…
適当なページを開いてみたら…執事影山ぁ、相変わらずだねぇ…。
以前ドラマ化映画化されたときは影山役を嵐の櫻井翔クンが演じてて“あらピッタリじゃん”って思ったものだけど、今は◎◎の◇◇クンが演ったらいいんじゃない、なぁんて思っています…、あ、読みたいな…。
もう一つは
『塞王の楯<上・下>』 今村翔吾著 集英社文庫
筆者の直木賞受賞作品ですね。
戦国時代末期、戦によって両親と妹を失った少年が石垣職人穴太衆の男に助けられて<最強の楯>である石垣を作ることを目指し、鉄砲鍛冶国友衆の次期頭目彦九郎は<至高の矛>である鉄砲の製造を目指す…、あぁ、読みたいなぁ…。
でも、読み始めると没入しちゃうんだよねぇ…、大抵ご飯もそっちのけにしちゃうくらい集中しちゃう…
発表会まで1週間を切った今ここで他のことに気を向けるわけにはいかないわなぁ…。
発表会当日の段取りとか時間配分とか自分自身の立ち回り方とか、アタマのなかできちんとシミュレーションしておかなくちゃならないことがいろいろある。
ま、お楽しみは来週になったらだな…

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日曜日のアンシャンテ ― マイムの仕上げ…♪

2024-09-09 10:22:15 | Weblog
発表会に向けたスタッフさんによる下見=照明合わせや舞台とほぼ同じサイズの広いスタジオを借りての合同リハーサルも先週日曜で終わり、昨日は第2部の作品の主にマイムの部分を固めるための練習をしました。
先週の合同リハのときに主宰の先生から
「こうなったらもう振り付けと思って動き方を決めてください」
というオーダーが入ったこともあってあちらこちらにマイムや所作をつけ、そのうえで通してみたところなかなか厚みが出てきていいんじゃない、というところまできてました。
昨日はソレをさらに充実させるための練習。
踊っているグループに対して拍手をするという所作がかなり上手になったジュニアの生徒がいたり、せっかくだから思い切った動きにしようと付けた所作がきっちりサマになっているジュニアの生徒たちがいたり、エスコート役を任せた大人クラスの二人が令嬢役らしくサマになってきていたり、見ていて不足はない感じ
だからこそ、もう少し自信をもって出来るようにと主宰の先生はじめ教師3人でアレコレと手を入れたワケです。
たとえば、相手に対して働きかける所作はとてもキレイに上手に出来るようになっているけど、相手の反応を待たずに次の所作にいってしまう、なんてことが度々あります…、それだと会話が成立しないわよと、その場に応じたセリフを即興で言いながら所作の手直し。
「…ついつい次の人の出に被っちゃうんじゃないかって気になって、なんとなく焦るというか…
「大丈夫、そのくらいの間をとっても…、観客に伝わるマイムをすることが大事
「ん~、でも袖に下がる途中で次の人が出て来ちゃったら…
「そのときは走ればいいのよ、袖はすぐソコなんだから
「あ゛…
なぁんてこともありながら磨きをかけていきました
大人クラスもジュニアもみなさん、舞台上での所作やマイムなんて初めてのことながらよくやってますよぉ
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メンカラ…♪

2024-09-08 11:50:30 | Weblog
今年も発表会で水曜日クラスの生徒が着ける髪飾りは手作りしました…、ソロ作品のは造花でアンサンブル作品のはビーズで。
大まかなイメージを決めてから手持ちのビーズをチェック、足りない色味のものや新たに必要なものを買い足しに手芸材料店にいくのですが、色とりどりのビーズが並んだ棚の前ではいつもワクワクします。
どの色のどのサイズを買うかは決まってるのについつい丁寧に見ちゃうんですよねぇ。
いろんな色のグラデーションにドキドキするのはビーズだけではありません、カラーチャートを見ているのも楽しいから好きです。
随分前に文房具専門店の色鉛筆売り場に立ち寄ったことがあるんですけど、一つの色ごとに数十余のヴァリエーションがありその並びがキレイなグラデーションになっているのを眺めていたら、気分はもう、
天国じゃ~
です。
で、突然お話は変わりますが…。
最近になってメンカラという言葉を知りました。
アイドルグループでそれぞれのメンバー専用の色ってことだそうです…昔からそういうことはあったみたいですけど全っ然知らなくて…
ファンの皆さんはその持ち物や応援グッズなどを自担(この言葉も最近知りました)の色にしたりするそうですが、そういうの、なんだか可愛いなというか素敵だなというか楽しそう
このところ興味を惹かれている某アイドルグループのメンバーカラーのビーズで何か作ってみようかなぁと考えているところですが、それはまぁ発表会が無事に終わったら、ですね。
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金曜日のアンシャンテ ― 細かいところを磨いてます…♪

2024-09-07 13:12:03 | Weblog
ヒメさんは発表会用にポワントを3足用意していて、そのうちの1足はかなりこなれてきてるから本番用に温存しといたほうがよさそう、あとの2足の具合をみることに。
まず①を履いて足慣らし、そしてシンプルなパを動いてみる…。
「う~ん、まだドゥミが固いねぇ…」
もう少しソールを柔らかくしないとスムーズにドゥミを通過出来ないでしょ。
残りの1足はどうかな。
②に履き替えて軽く足馴らしとシンプルなパを…。
「う~ん、こちらはもうちょっとでベストの状態になりそうだから、今日はさっきの①のほうで練習しよう」
「じゃぁ今日と来週は①と②で、③は本番までとっておくと…
うん、それがいいと思う。
履くポワントが決まったところで少し、ほんの些細なことなんだけど動きに色付けを。
音を聞くように耳に手を当てるポゼだけど、ヒメさんの癖でアゴが斜めに上がっちゃうところね…、そこは音の来る方に物理的に耳を近づけようと思うからアゴが動くんだと思う。
「そこはね、耳を“近づける”んじゃなくて耳を“向ける”の、つまり音が来る方とは反対の方に顔を少し向ける、そうすると音の方に耳を向けてるように見えるでしょ
「右からの音には顔を少し左にってことですね」
そうそう。
それから、第2フレーズでパ・ドゥ・シャのあと方向転換してクロワゼの4番アラベスク・ア・テール-プリエをするところね、あのときのアームスは実際に動かすことはなくても空気=風がす~っと通っていることをイメージして、単なるポゼにしてしまわないこと。
「す~っと通っている風が次の瞬間小~~~さく巻く、それがストゥーニュ・アン・ドゥオール
「おぉ…
人格のない人ならぬものという役柄でドラマティックな物語はなくとも、そこに通すべきストーリーというか景色はあるわよね
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水曜日のアンシャンテ ― 今年はシニヨンではなく…♪

2024-09-05 11:50:52 | Weblog
「アンサンブル作品の最後の最後のところ、バミリのところに行くまでの動線をもう一度しっかり確認したいです」
それじゃ最終フレーズのひとつ前から動いてみましょうか。
→8 →1 →2 →3 →4 →5 →6 →7 →8 →…………
うん、それで悪くはないんだけど、敢えて手を入れるとすれば…、
クロワゼにピケしてハーフターン、そのあとのピケの方向もクロワゼをきちんと守る、真横に近いところにピケしないように
2つ目のハーフターンのあとのグリッサード・シュル・レ・ポワントもエファセの方向に
大きい4番でカンブレのあとの1歩を、ここはきっちりエファセではなく横に開き気味に
って、舞台奥寄りから前面に移動してくるときに真っ直ぐじゃなくて少し開くといいわね、軽~く“ハの字”にね。
もう一度カウントでどうぞ
→8 →1 →2 →3 →4 →5 →6 →7 →8 →…………
おぉ、いいんじゃない…、いいわね
「あの、ツイストのあとインパッセのルルヴェでポーズに変化をつけるところですけど、上体を少し前傾させる、でいいんですか?」
「いいや、骨盤を後ろに引く、そうすると軽~くアイソレーションするみたいに上体が動くわけ…、キモは骨盤…
「でぇぇぇぇ…
はい、音楽でどうぞ

おぉ、いいねぇ、ぴったりだ、ソレで行きましょう
それにしてもさ、一時はどうなることやらと心配だったけど踊りとして、お客さんに見せるものとしてとっても良くなってるわよ、表情もいいし、
「その表情を向けられたら一緒に踊ってる相手も乗るよねぇ
「… …」
まぁ踊りに関しては合同リハやスタッフ下見のときに他の先生方からお褒めの言葉を頂いてるから正直なところなぁ~~~んにも心配はしていない。
一昨年の発表会のときには心配で心配でソレだけが気懸りだったバレエシニヨンもこのところ上手になってきたから大丈夫。
ただ、今年は初めて自分でメイクをすることになっている…、それが…、
そのメイクだけが心配なんだよぉぉぉ
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“余は満足じゃ…”です…♪

2024-09-03 11:27:52 | Weblog
一昨日の合同リハーサルで水曜日クラスの二人もソロとアンサンブル作品を練習しました。
私の場当たりの仕方は見方によっては必要最小限しかやらないって感じで、音無しで一通り動いてみましょうか的なことはしません。
出の位置or板付き位置、最初の移動でどこまで行くかandその時の方向=角度、ピケ・ターンなどがある場合は何回でどこまで行くか簡単なステップで確認してみる、つまり実際にピケ・ターンはしない、最後のポゼの位置、大体そんなことしかしないから予定時間をかなり巻いて終わります…、あとは踊る本人からの要望があればそこを確認するくらいかな…。
先週のスタッフさんによる下見の際に舞台の尺に合わせたバミリをしてもらって、それに応じた場当たりをして踊ってますから、一昨日の合同リハでもその尺は変わらないとなればほぼ場当たりはいらないわけです。
で、まずはマリさんから音で。

ほっほぉぉぉ、いいねぇ…、伸び伸びしてて軽やか、見てて楽しい
つぎ、ヒメさん

はぁい、そういうことです、言うことなし、バレエだねぇ
ふたりで踊るアンサンブル作品。

おぉ、いいねぇ、“出来るおんなたち”って感じ
…って、まぁ使い古しの表現をするなら“余は満足じゃ”って感じだったわけ。
もちろん完璧ってことではなくて、もっと5番を正確にとかもっと緻密なカウントでとかアイソレーションをもっと大きくとか注意すべきことは色々あるんですけど、本番を2週間後に控えた時点でスタートラインに立てたなってそんな印象でした
まだまだ磨きをかけてはいきますけど、ここまでくると願うのは“怪我無く体調を崩すことなく無事に”ってことだけですね
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合同リハーサル…♪

2024-09-02 10:06:06 | Weblog
昨日は発表会に向けての合同リハーサルを行いました
本番の舞台とほぼほぼ同じくらいの広さのスタジオを借りて、位置や移動の方向・距離などを場当たりして確認したあと音出しという段取りです。
で、第2部の作品に関しては既存の全幕バレエから複数曲を抜き出して『エッセンシャル・コンサート』と題した作品に仕上げていますから、ある程度は原作のストーリーや役柄も無視することなく構成しています。
その構成と演出、マイムや所作の指導といった部分を私が担当しているのですが…。
やはりみなさん初めてのことだからアームスを軽く動かすだけにしても、お隣の方に軽く顔を向けるだけにしてもどうしいていいかどこまでやればいいかなかなか判断がつかないみたいで…。
「あのね、“ここまでやったらセンセイにひかれちゃうんじゃないかな”って思うぐらいにやってごらんなさい、それでちょうどいいのよ。なぜなら舞台には間口×奥行きの広さがあって高さもある、普通の空間の何倍もの大きさがあるでしょ、そこから客席に伝えるわけだから大げさなくらいでいいのよ
と説明すると、みんな頷いてはくれるものの
「… … … … … … … …」
さらに
「踊っている人たちに対して奥に立っている人たちは背景ではあるんだけど、その背景は生きていなくちゃいけない、書割になちゃいけないのよ」
とも説明したんだけど
「… … … … … … … …」
やはり自信なさげ…
拍手の仕方一つとっても、日常生活の中での仕草と舞台での仕草では大きく違いますからね。
「コラっ、ハンバーグこねてんじゃない…っ
てジュニアに注意したり…
ついに主宰の先生から
「こうなったらもう動き方を決めてください…振り付けだと思ってください」
とのオーダーが入りました。
結局グループごとであったり立ち位置によってであったり、情景の変化や曲変わりのタイミングに応じて全部マイムを決めていきました。
そうしてアタマから全部通してみたところ、
ふふん、なかなか厚みがあっていいねぇ…
て感じになりました
本番まで2週間ありますからね、さらに磨きがかかると思います
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金曜日のアンシャンテ ― 仕上がって来たねぇ…♪

2024-08-31 11:23:47 | Weblog
しっかりバーレッスンしたあとひとりずつソロ作品を。
マリさんはピケ-アティチュードの脚もちゃんと上がるし、グラン・ジュテ・アン・ナヴァンも軽やかに跳べる、最近はピケ-アン・ドゥダーンも安定してきてる…となると大事なのは動き急がないこと、とにかく5番ポジシオンをしっかり守ること。
「5番を守れてるかどうか確認してから次にいってもいいくらいよ」
ではどうぞ

おぉ、いいでしょう
最後のピケ-アン・ドゥダーンからグリッサード・アン・トゥールナン、ポゼまでスムーズに繋がって安定してたわよ
ではヒメさんどうぞ

うん、いいねぇ
「一か所だけ、終盤のスィヴィのときに右アームスの肘と手首が曲がってミョ~な曲線になってたけど、あれは壁を避けたからなの?」
「うぇ…っ、気づきませんでした…
じゃぁアームスはドゥミ・スゴンドを守ってね
はい、それではアンサンブル作品をどうぞ

おぉぉ~…、水曜日に手直しした最後の部分、ツイストもかなり良くなってるじゃない、いいですよぉ
もちろんまだまだよくなるわよ
それにしても、と改めて思うのよね…。
日頃から骨盤を動かすな=左右の腰骨の高さを揃えろ・前後にズラすなとか、肩の高さを揃えろ・鳩尾を閉じろ・肋骨を傾けるな=トルソーを歪めるななぁんて口うるさく注意してる…、トルソーをきちんとコントロールするってことに関して私はかなり厳しい方かもしれない……、そんなレッスンをしているにも関わらずアンサンブル作品では腰や胸のアイソレーションを取り入れている…
動かすな・揺らすな・ズラすなって言われ続けてるのに、作品を踊るとなると“しっかり腰を振れ”って言われるわけだから、大変だよね、ふたりとも…
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水曜日のアンシャンテ ― 出来る限りやれることはやる…♪

2024-08-29 11:13:06 | Weblog
日曜日のスタッフによる下見を終えて…、
「やっぱりさぁ、最後のツイストが…動きがないよねぇ…」
「うぅぅ…
「それは確かにぃ…
もっとこう楽に自由に型を外してファンファンファンって感じでいいんだけどね
脚は左右に動いてるんだけど、トルソーが真っ直ぐでアソビがないというかね…。
「もうちょっと肩を使うとかさぁ…」
「それが出来れば…
ん、ちょっと肩を動かす練習をしてみようか。
両腕を肩の高さで左右に広げて伸ばす→右肩をググっと上げる→肩先を前に回す→肩先を戻す→右肩を下す⇒左肩を…………
右左交互にやってみよう……うん、いいんじゃなぁい
今度は右左交互に肩先を前に出す……そうそう
んで…っ、ココからですよ。
両膝を左に向けたときトルソーを右方向に軽~く捩じって左肩をちょんと前に→膝を右に向けるときにトルソーを左方向に軽~く捩じって右肩をちょんと前に→………
この繰り返し。
お臍を中心点としてお臍から下と上とで向きを変えるワケ…、慣れてきたら顔の向きもそれに合わせてちょいと変わる。
ま、やってみて、どうぞ

ほっほぉ…、いいじゃない…
それならこうしましょう、とちょっと振り付けに手を加えました…、うん、いいね
クラシック・バレエのクラスなのにツイストの練習に集中するという、これはこれで楽しい時間でした
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ミニバラも夏を乗り切る…♪

2024-08-27 08:53:40 | Weblog
2月に購入したミニバラは変わらず元気に花を咲かせています
7月には40cmほどにも伸びて花をつけましたが、様子を見ながら切り花にしたりある程度は短く
枝を切ったり、もちろん水遣りは欠かさずに8月の下旬に至りました。

     

昨夜はこんな感じ、25cm弱くらいですがもとの株はしっかりしています。
まだまだ新しい芽が次々と出てきていて元気ですから、猛暑の時期を無事に乗り切ってくれそう。

     

こんな風にまだ蕾も待機していますし、このままいけば秋バラを楽しめるかも
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スタッフさんの下見、無事終了~…♪

2024-08-26 09:55:24 | Weblog
昨日は発表会に向けて舞台監督さん・照明さん・音響さんによる下見を行いました。
演目ごと曲目ごとに出捌けや照明・音出しのタイミングなどを私たち担当教師からスタッフさんにお伝えし、場当たりをしてから改めて踊る、という流れです。
生徒のみなさんはスタジオとは間尺が違ってますから初めての方はちょっとした戸惑いもあったかもしれませんが、普段通りに踊れてましたね
大変だったのは“エッセンシャル・コンサート”の部分で、主宰の先生と私とで
〇分◇◇秒で緞帳アップお願いします…◎◎が上下奥よりに板付き…□□に4人横一で板付きです…
4人が捌けたあと◎◎のマイムがありまして、◎2から音先です…
◎1は板付きのあと▽と動いて☆に音アタマを合わせて頂きたいのですが…
◎◎が揃ってレヴェしたあとふたりのマイムがありまして、下手から▽▽が…

なぁんてね、フィナーレに至るまでずっとスタッフさんたちに説明を続け、必要があれば(スタッフさんからのご指示があれば)速攻で直しにいったりも…。
スタッフさんには上演プランその他書面にしてお渡ししてはありますが、口頭での説明をうっかりミスしてはいけない、伝え忘れがあってはいけない、etc.etc. ほんっとに緊張します…、何度やっても慣れるってことはないですね……お腹も空かないもん…
水曜日クラスの二人に関しては、
あぁら、良く出来たねぇ、上等上等…
って感じでした。
残すところ3週間、きっと素敵な発表会になると思います
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