波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

ウネリとウリ

2019年08月27日 | 2019年釣行記


南房の夕景は素晴らしい

釣り場に着くといつもの駐車スペースに車が・・・

『日曜日の夕方だが・・・先行者かな?』

不安がよぎる中、海岸に出ると、壮年のカップルが夕景を観に来ていたようで、仲良く並んで腰掛けていた。

その脇を

『お邪魔します・・・』

と呟いて、釣り座へ向かう


タックルの準備を終えてふと顔を上げると、冒頭の画像のよう夕景が・・・
思わず

『おお〜すげ〜!』

と声が出る。
夕景から足元の海面に視線を落とすと、ウミガメが顔を出して悠々と泳いでいる。

ここは天気の良い深夜は、天の川が見えて、流れ星が一晩に何本も駆け抜ける・・・
都会から数時間のところにこれだけの環境がある。
ワシにとっては、他に代え難い非日常の世界だ。


・・・んで


そんな雰囲気に浸ることは一瞬で、セカセカと準備して第1投!

沖からウネリが予報より大きく、足元をさらう程ではないが回り込んだ波からの飛沫が風に乗って飛んでくることがあり鬱陶しい。
いつものポイントは、真横からの風向き、しかもウネリを受け止める体勢になるので、左手からウネリを受けるが、風を背にする方向を向いてできるポイントを選択した。

数投、コマセだけを入れて19時前から開始。
最初のアタリは20cmほどのアジ、続いて同サイズのイサキ、ウネリが徐々に大きくなり、仕掛けが入っている時は、竿先を上げてやり過ごさないとラインを叩かれてポイントがボケてしまう。



それでも、ウネリの間を縫うようにポツポツとアタリを拾って同サイズのアジ・イサキを追釣する。

産卵を終えたからなのか、細身の魚体が多く、小型の数釣りの様相になってきた。

そんな深夜、光跡を残すことなく一瞬で消えるウキ!

新調したプレッサドライ3号52-Fを心地良く曲げて、一目でオオアジと判るサイズが上がった!



暴れるお魚を落ち着かせて画像を確保
結果にこだわるサヨサヨ水産のメンバーにラインをしておく

前回、長年愛用していた遠投EV3号siが破損して、竿は新調したが、今回はなんとリールがストッパーが効かなくなる不調が発生、なんとか騙し騙し使うことが出来たが、メンテするか?こちらも買い替えか?

そんな事を思いつつ、気がつけば、クーラーの中身もほどほどに充実してきたところでコマセ切れで終了。
結局ウネリは朝に向かい収まって、クーラーの中はアジくんとウリンボくんが大集合というお話でした。




日時:8月25〜26日 若潮
場所:南房某所
釣果:アジ33cm×1尾、20〜25cm前後17尾、イサキ20〜25cm前後×22尾、トビウオ×1尾

アジは小型が多かったけど、脂がのって美味しい。
タタキに中落ちで取った出汁をかけて食べるマゴ茶漬けが最高!
イサキは大アジと共にお刺身に、2日目はカルパッチョ♫
アジはなめろうも






ご馳走さまでした♫

愛竿の殉職・・・

2019年08月06日 | 2019年釣行記

「こんにちは~」

「いらっしゃ~い! よかったらどうぞ!」

「おっ? 出来立て?・・・ラッキー!」

 

そんな感じで、熱々のイカ&チャーシュー弁当を幸先良くゲット♪

早めに出られたときの遅めの昼食?・・・・は、釣人の強い味方=としまやさんのチャーシュー系弁当だ。

 

さてさて・・・・ 

今回は、台風が来る前、東系の風が吹き、しかしうねりがまだ入ってこない・・・

そんな間隙を突いての急襲だった。

 

先行して到着していたkeiさんから

釣り座確保のラインが入り、余裕を持って16時頃に到着、準備を整えて『その時』を待つ・・・

 

 

潮はゆっくりと左沖に流れていて悪くない・・・しかし・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

アタリが無い・・・・

 

18時過ぎに始めて20時まで、明るいうちにメジナ、イサキは小型は数尾出たが、これは!というアタリが無い・・・

 

そんな攻めあぐねている中、昨夜から連荘のENDさん登場!

カゴやって~キスやって~またカゴやって~・・・て、どんな体力やねん!

ワシの師匠(故長谷川和明氏)ほどではないが、鍛え方が違うのか?お○かなのか?(褒め言葉ですよ)

改めて3人で攻めていると・・・次第に潮がたるみ出し、極々ゆっくりとだが逆に流れ始めた。

しかし、状況はあまり変わらず、20cmほどのアジか、ウリンボクラスの弱々しいアタリが続く・・・

 

「おかしいなぁ~・・・・何が合っていないのだろう・・・」

 

タナを、餌をと変えてみたが反応のあるパターンが見つからず・・・

ならば・・・と思い切って、大きく潮下にポイントを変更したのが当たった!

 

シュルルルルルッ・・・・

 

ラインを引きずり出すアタリで、まずはこの日最大のイサキ!

 

 

しかし、根がところどころ顔を出しているため非常に攻めづらい。

神経を使うのであまり攻めたことがなかったが、この日の風向きが味方した。

 

ポイントに入れば、必ずアタリがあり、小型ながらイサキを追加。

 

ここがチャンスとばかりに、テンポ良く攻めようと注意力が散漫になったか・・・・

 

バスッ・・・・と嫌な音

 

遠投EV3号Siの導入ガイドにラインが噛んでしまい破損・・・・

 

えっ? 破損?

 

失速したカゴ天秤はゴリゴリの根の上に落下!

 

取り乱したせいで、状況を正しく把握できず、反射的に煽ったせいもあり、ラインが破損したガイド部分に擦れて・・・

 

破断!

 

・・・・・・・・・・あっさりと・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ザザ・・ザザザ・・・・磯に打ち返す波音が虚しく響く・・・・

 

終わった・・・なにも・・・かも・・・・

 

矢吹丈戦で決着をつけた後の力石徹のように、切れた仕掛けを見下ろし、磯際に立ち尽くすワシ・・・

 

・・・・・・ 

 

そう、竿と仕掛けを同時に失う大怪我!!!

 

「マジかぁ・・・どうしよう・・・うう~~~む」

 

がっくりと腹を・・・いや肩を落としつぶやいていると・・・・

 

「これからサービスタイムがあるかもよ~~」

 

異変に気づいて駆け寄ってくれたkeiさんに励まされて、4号の予備竿で再開。

 

しかし、こちらもしばらくメンテナンスを怠っていたせいか、数回に一度ラインが導入ガイドに付近で抵抗が掛かる。

(自宅に帰って明るいところで診て解ったのだが、こちらも導入ガイドの竿側のところにわずかな剥離があり、そこに時々引っかかっていたようだ。)

 

そんな中、日付を跨ぎ潮が元の方向へ流れ出した頃に、メインポイントに魚が回ってきたようで、30cm超のアジも顔を出す。

 

 

そして、不死身の?・・・ENDさんには、釣りの神様からの頑張ったご褒美が!

 

 

フエダイ!

 

ワシも初めて釣りたてを見るが、図鑑と違いトラのような縦じまの警戒色を発していてとても美しい!
食味も絶品だったとFBで報告されてました!
羨ましい~

 

そんなドラマがありながら・・・

夏の夜明けは早く・・・・

4時にはかなり明るくなり、5時前には潮が前回同様に爆流と化してしまったので終了とした。

 

今回、気に入って使い込んでいた シマノ社の遠投EV3号Siが終に殉職・・・

南房で様々な魚種とのドラマを演出してくれた。

予備竿も予備とはいえない状態に劣化してしまっているので、タックル全体に再編成の必要がありそうだ。

道具には金を掛けないほうだと思っているが、結構な出費となりそう。

 

うしししし・・・・えっ?

 

日時:8月3~4日 中潮

場所:南房某所

釣果:アジ33cm・29cm各1尾、20~25cm×6尾、イサキ30cm1尾、20~25cm前後14尾、小メジナ1尾

家族は刺身が好物なので、毎回ほぼ同じメニュー

でも、今回の大アジは、肉厚のオスで、湾内のアジに比べれば脂は無いが、その分マッチョで歯ごたえ食べ応え満点だった。