波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

ひとり

2018年04月05日 | 2018年釣行記

 

ことし初めての・・・

そして59歳を迎えての・・・

釣行は・・・

 

過酷で切ないものとなった。

 

 釣り人には、それぞれに得意な(好きな)カテゴリーがあり、そのひとつを深く掘り下げ周年追い求めるタイプもいれば、季節の旬を楽しむ・・・といった複数の引き出しを持つタイプもいる。

ワシの場合は、後者に属する方だと思っていたが、近年は好きな釣り場が入れなくなったり、地球温暖化の影響か、ターゲットとなる魚種の減少傾向や、単純に年のせいで冬場に釣行しなくなったり・・・で、釣れるお魚に合わせるというより、あの場所でこうゆう釣りをしたい・・・という思いが強くなった気がする。

 

 10年前までは、季節に関係なく、天候さえ安定すれば冬場でも釣れ盛っていた南房アジも、近年は生息域が変わったのか、梅雨明けから晩秋頃まで、しかも数は半分以下・・・

昨年の今頃も、釣れてなかったので、高い確率で予想できていたことではあったのが・・・

半年振りでもあり、リハビリのつもりだった。

(言い訳が長いな~~)

 

最初に入ったのは、仲間と何度も通ったお気に入りの場所、ところが昨年の台風の影響か、釣り座までのルートがかなり荒れてしまい、単独では危険な箇所があり断念、移動先も安全なところではあるが、こちらも駐車スペースの海側が抉られたのか、土砂が盛られ護岸工事が始めるようだ。

自然の猛威に驚嘆させられたが、ここもまた変わってしまうのか・・・と複雑な思いになった。

結局ここと2箇所ほど竿を出し、干し柿のような元気のないフグが釣れただけで朝を迎えることとなった。

 

『あの頃は・・・良かった・・・』

 

曇り空を映す鉛色の海にて・・・・ひとり

 

日時:4月2~3日

場所:南房某所

釣果:ボーズだよっ!