波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

凪倒れの夜・・・

2007年05月29日 | 2007年釣行記

しばらく土日の仕事が続くため、全休ではないが仕事を調整して、夜~早朝までのドラキュラ釣行?を敢行!0001323_edited_1

昨夜は西風が吹き荒れ、今日は北東風が夕方まで強く吹き、多少のウネリと風は覚悟してきたが、館山某所に着いてみると、気が抜けるほど穏やかな海で、空には月暈(つきかさ)がうっすらと出て、幻想的な夜だ。

準備をして第1投。

まるで、湖に投入したかのように波も潮の流れも無い。

正直云って、この状況は良くない。

餌が動いてなんぼの釣りなので、せめて潮流だけでも効いてくれないと、手の打ちようが無いのだ。

5投目、新作の 舞ッタナ も マガリナス も安定した性能を発揮してくれて、ほっとしたもののアタリが出る気配が感じられず、これは深夜の潮替わり待ちの持久戦か・・・と思ったとき、足元の道具の位置を整えて、顔を上げると・・・

ウキが消えていた。

気づいたのが遅かったか、一瞬根に入られたような感触から、無理やり引きずり出すと結構な重量感、様子見で付けた市販品の2本針仕掛けにダブルできた。

どうやら、ここ本来のポイントより左にずれたところでアタリが出る、今年の典型的なパターンだ。

21時から開始して23時半まで、あまり誘いを多用しない流し釣りで20cm前後が20尾ほど出た。

午前に2時に満潮となるので、ここ本来のポイント=右沖の根の先を探ってみようと、タナを深めにしてトライを開始、なかなかアタリが出ず、再度タナを浅くしてみたが、ムズムズとした動きが偶に出る程度で、反応が悪い。

今までは、ここで入れ食いになることを何度も体験しているので、信じられず固執して何度も流すうちに、事態が発覚。

根掛りをしたことが無い場所で、根掛り・・・?

引っ張ると弾力がある・・・海草?その割には根性あり過ぎ?・・・・網!・・・ロープ!

夜に着いたことと、90m近く直線距離が出ていたので見えなかった。

なんとか、ハリスだけで済み、下ろしたての仕掛けを無くす失態は免れたが、・・・・漁師さんごめんなさい。

伊勢海老漁の禁漁前のせいか、深夜にもかかわらず、他の場所でも作業する漁船が多く見られた。

向こうは仕事、こちらは遊び、網が入るということはそれだけ潮通しの良い根があるということだ。

結局、この状況を把握する(根掛かり)までに2時間近く費やし、眠気で集中力を欠いたこともあって、その後はボロボロ・・・

再び左サイドのポイントを責めるように変更したが、既に遅し、足元を洗い流し、帰り支度をしつつ投入した仕掛けに、連続して2尾掛かる。

???

最近このパターンだな・・・

日時:2007年5月28日21:00~29日3:30

場所:館山某所

潮汐:中潮

釣果:アジ 20~29cm×29尾


マガリナス?

2007年05月25日 | こうやって釣ってます!

夜釣りの友、ご存知ヒロミナス!

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どこのご家庭にも、必ず1個や2個は玄関先に転がっている(そんなバカな・・・)、使用済みのヒロミナスを・・・

なっ!なんと!再生しちゃいます! ドンドンドンドン!パフパフパフパフ!

以前、館山某所で間借人さんに・・・

「ヒロミナスの再利用方法知ってる? ・・・首に廻して垂らすだけ・・・」

と言われ、既に自分なりにトライして、絶縁の方法に無理があって諦めていたので、

「知ってますけど・・・、絶縁がムズですよね?」

と答えたら・・・

「・・・・・・うん、そうだね。」

と頷いて、微笑んでいた。

今思えば、心の中で・・・

『こいつ・・・解ってねぇなぁ~』

と思っていたに違いない。

ある夜、新作の舞ッタナを作っていたとき、その言葉がよみがえり、閃いた!・・・というより、ようやく気づいた!

実にシンプルで効率の良い方法だったのだ!

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まずは、使用済み(あたりまえだ!)のヒロミナスの被覆を剥がします。

すると、電池と電球に分割できます。

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次に、使わない家電品の電源コードからこれも被覆を剥いで、線を取り出します。

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太さにもよりますが、3~5本を縒って一本にし、電球部の首の窪んだ部分に巻き付け垂らします

この窪みに接点があり、垂らした部分が電池部のボデイに触れると通電し発光します。

電池は、市販の電子ウキ用のものです。ナショナルの435だったかな?

これに、付属のキャップをかぶせるとこのようになります。

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キャップの密着度で十分な接合が可能ですが、絶縁が気になるようなら、防水性の絆創膏などをキャップの付け根に巻くか、5mmのゴム管を上からかぶせると良いかもしれません。

発光を確認したら、一度はずして、垂らした線がキャップからはみ出さないように切り詰め、完成です。

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作成したものは、小物ケースに小分けして保管します。

まだ実戦で使っていませんが、作成した感じでは、十分に使用に耐えそうな予感です。

再利用ですから、多少仕上がりにムラは出ると思います。使えればめっけもん♪ってことで・・・


舞ッタナ 製作記⑤

2007年05月24日 | こうやって釣ってます!

いよいよ最終回です。

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ウキの脚部に付ける浮力調整錘(板錘)の作成です。

カゴ天秤と接合させて、実際に水に浮かべて様子を見ますが、仕掛け自体に長さがあるので、透明な竿ケース(釣具屋さんで余っているともらえます)を利用しすると、少ない水で調子を見ることができます。

浮力調整の目安は、ウキ部の発泡材の上部が、シブシブ程度か5~10mm程度水面を切るように調整します。

気に入った浮力になるよう、板錘を切り詰めたら、改めて余った6mmパイプに巻きつけ、瞬間接着剤で、バラけないよう端を接着します。

このままだと、使用時に水が浸潤してバラけてしまったり、岩に当たって変形したりするので、熱収縮チューブで保護します。

画像のパイプには、熱収縮チューブの処理前の板錘(左)と、処理後のもの(右)が写っています。

熱収縮チューブは、ライターで炙って収縮させますので、火傷しないように気をつけて!

処理ができたら十分に冷ましてから、ウキの脚部に装着し、セメダインXで接着します。

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更に、今回は発光体を取り付けるトップ部を加工しました。

羽の上に飛び出したパイプ部分は、カーボンの4mmなのですが、ここにぎょぎょライト3Lが装着できるようになっています。

以前、塗装をせずに黒いまま使ったら、光を吸収してしまい視認性が悪く使用に耐えませんでした。

その反省から、今回は軸に白の下地塗料を塗り、上にオレンジイエローの蛍光塗料を塗ってみました。

手製のLEDや、ヒロミナスを使うときは、羽部に接着したケミ37用塩ビパイプに差し込むのですが、手に入らないときのための保険のようなものです。

これで、完成です。

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途中の作業を、多少はしょってしまった部分もありますので、何か解らないことがあったら、コメントください。

くどいようですが、時間と労力を考えると、完成品を買ったほうが安上がりだと思います。(笑)

但し、自作した道具でお魚が釣れた時の喜びは、それまでと格段に違います。

暇とご家族のご理解が得られましたらお試しください!(^^ゞ


舞ッタナ 製作記④

2007年05月22日 | こうやって釣ってます!

ウキの塗装に入ります。

発泡スチロール系専用の塗料を使います。

怪しげなものを塗ると素材が融けてしまいますので、不安なときは廃材に塗って様子を見てからにしましょう。

塗った面がブツブツしてくるようなら危険です。アウトです!

余談ですが、100円ショップで買った蛍光塗料のスプレーは、発泡材に可となっていましたが、ダメでした。

今回は、釣具屋さんで売っていた専用の塗料を仕様、紅白のめでたい配色にする予定で、塗り分けの位置にマスキングします。

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この塗料は、マヌキュアのように蓋に筆が内蔵されているので、後で筆を洗う手間が要らなくて楽ちんでした。

でも、光らないのだよなぁ・・・本当に蛍光塗料かな?(笑)

どうせ夜はLEDやぎょぎょライに頼るのでいいのですが・・・

塗るとこんな感じです。

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完全に乾く前に、マスキングテープを剥がします。

一日よく乾燥させてから、これも発泡素材用のクリアーを全体に塗ります。

これには、表面の保護と艶出しの意味があります。

こちらは筆が要ります。

お子さんの絵の具箱からちょろまかさないでくださいね。(笑)

筆は、塗り終わったら薄め液でよく洗って乾かしておくと次回も使えます。

何色かに塗り分けたいときは、色毎に専用の筆を用意しましょう。

使いまわしにすると、僅かに残った他の色の色素が溶け出して、ウキだけでなく塗料が使えなくなります。

これで乾けばトップを差し込んで接着、浮力調整錘を付け、トップを塗装して完成です。

次回最終回をお楽しみに!(^^ゞ


魚作

2007年05月22日 | 釣行飯店/南房編

Ca350057_edited 千葉方面から410号を長狭街道を横断して、千歳に向かって走り、内房線を渡る手前にある。

納屋を改築したような、風情のある建物は、内部がいくつかの小部屋に分かれていて、10名くらいまでの、グループ釣行の行き帰りには重宝しそうだ。

恰幅のいいお母さんが、

「脂が乗っていて美味しいよぉ!」

と勧めてくれた しめ鯖定食 950円 を注文すると、分厚い切り身がど~~んと15切れ乗ってきた。

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云われた通り、脂がすごく乗っていて、つまと一緒に食べないとしつこいほど!

「お魚のメタボリック症候群やぁ~!」

と彦麻呂風に叫んでしまった・・・(心の中で)

他にも、アジフライ定食 750円~、地魚を使った料理が豊富にある。

食べ終わって、お茶を飲んでいると、どでかい煮魚が乗った膳が目の前を通り過ぎていった!

気取った海鮮料理屋ではなく、定食屋さんであるところが、気取りがなくて良い!

久々のヒット!お勧め!

報提供者:ping

店名:魚作

℡:0470-46-2978

場所:千葉県南房総市安馬谷3341