波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

一本の割り箸

2020年12月07日 | 2020年釣行記
酷使されたきたフリームスKIX3500がいよいよ寿命のようだったので、レグザ4000D-CXHを一軍へ投入、その入魂釣行にkeiさんを誘って南房へ

前回を今シーズンの最終戦とするつもりだったが、新しいスピニングリールと、密かにブラッシュアップしてきた舞ッタナ(一体飛行タイプの自作カゴウキ&天秤)



のテストをどうしてもやっておきたくて、仕方なしに、感染症対策を徹底して行ってまいりました。😅

15時半ころ、目指すエリアのポイントに着くと、石鯛師さんが帰り支度を始めていたので、挨拶して傍にタックル一式を置かせてもらい、オドヤさんまで買い物に行くと、

『奇遇ですねぇ〜ハハハハハ』

と、keiさん登場

合流後、夕食を仕入れてポイントに戻ると、石鯛師さんの居たところに違う人が立っている。

あれれ?やられたかな?

近づいて声をかけると、クーラーに腰かけオドヤの海鮮丼を爽やかにかっこむ好青年が、笑顔で挨拶を返してくれた。
訊けば同じカゴ釣りとのことで

『んじゃ、一緒にやりましょう』

ということになり、足りない小物を車まで取りに行って戻ってくると・・・
keiさんが

『pingさんのブログの読者さんだそうですよ、んでY.中村さんのお友達だつて』

『えぇ〜そうなんだ よろしくお願いします ショボいオヤジですみません。』

と、ワシの訳の分からない謝罪に苦笑い😅

毎度のことながら、keiさんのコミュニケーション力は抜群🎵

そんなこんなで、暗くなる頃にはY.中村さんも合流して、ポイントを分かち合うようにそれぞれの釣り座を確保して、同じラインを攻めることになった。

投入時に少々渋滞するが、その分コマセが多く間断なく入るので、アジ狙いなら最強のシフトだ・・・のはずだったが

『あれ? 何も起こらないね〜』

18時頃から開始したが、20時頃までフグに餌を取られるだけ

やっちまった感が漂い始めた時

『あれっ?  は、はいった? 入った!』

keiさんが沈黙を破った!

慎重に玉網に収めたのは、30cm超えとはっきり判るアジ!

ようやく始まったか!
と、気合いも入ったが、また沈黙
でもkeiさんにだけ、食い込まないまでも気配があるようで、時々

『あれ?』

とか

『なんだ?今の?』

とか、リアクションしている

他の3人には、アタリどころか気配すら無い。

更に時間は経過したが、状況は変わらず、しびれを切らしたのか、想定内だったのか
Y.中村さん達は

『〇〇で、メジナをやってみます ブログ楽しみにしてますね』

『えっと、この状況ではね ブログは・・・か、書けないかもしれないけど・・・ハハハ』

と、健闘を祈り、再会を約束して星灯りの中、手を振ってお別れ

さて、我々はどうしたものか?

『移動する?』

『うーむ  めんどくさい・・・』

なんて言っていたら、keiさんに貴重な2本目!

タナはほぼ同じ、流すラインも同じ、何が違うのかわからない。

と、釣れない言い訳を書き綴る謝罪文のようなブログを覚悟した時、ようやくワシにも1本目!

『あっ? 入ったのか? おお〜やっと来たぁ〜』

どうやら、群れなのか単独なのか判らないが、回遊が少ない頻度であり、その時に仕掛けが入っているかどうか・・・と言った感じだ。

書き遅れたが、この日は潮流が緩やかで釣り座に対して当て潮気味なので、沖の魚を呼びこみにくい
散歩に来た大型を待ち伏せする様な感じだ。

それでもなんとか、睡魔と寒さに耐え、根気よく打ち返していると、偶にアタリが来る
そして来れば大アジ!



そんな感じで、日付けを跨ぎ、keiさんが3本、ワシが4本を数えたところで池のように潮が動かなくなり、文字通りフグの餌食になるだけなので、コマセも餌も残っていたので、仮眠を取って朝まずめに勝負をかけることにした。

3時半に起床?寝たのかどうか?寒さで寝られなかったというのが正直なところか
そんな中、keiさんがお湯を沸かしてくれて、買っておいたカップ麺を食べる事に
ところが、ワシは割り箸をもらい損ねていた。
keiさんが割り箸をパキッと割って、その1本を分けてくれた

『割り箸1本でも食えるもんだな〜』

『そだね〜、温かさが沁み渡るなぁ〜』
(色んな意味で)

そして4時頃再開するものの、多少潮の流れは良くなったものの状況は変わらず

keiさんに、この日最大の35cm近い4本目が来たが、ワシには来ず夜が明けて手のひらサイズの石鯛の猛襲となり、針を飲んでしまったのを1尾ずつキープして終了した。

エリアを選べば、まだまだ数釣りをできるのだけど、できれば大アジをという思いで粘ってしまった。

釣果はkeiさんと同じ尾数
ポイントに、カップ麺の割り箸、釣果まで、分かち合うことに・・・
今季最終戦は、厳しい釣りだったけど、なんだかとても楽しかった。

それでは、釣りは来年GW明けまで冬眠です。
では、良い釣りを!

日時:12月6〜7日
場所:南房某所
釣果:アジ 30〜34cm×4尾



経験が活かせないワシ・・・でも来れば大アジ

2020年11月14日 | 2020年釣行記
季節は冬に向かい、南房でも夜釣りで防寒服が必要なレベルまで、一気に滑り降りて来た。
若い頃は、真冬でもアジが釣れれば一晩竿を振れたが、最近はそろそろ冬眠の時期となる。

季節風が強く吹き出す前に、おそらく今年最後の釣行になるだろうと、天気予報とスケジュールを交互に見ること数日

今年特有の状況もあって、ここしかない!と金曜日の昼過ぎに決断して南房へ!

keiさんも『お供しやす』と付き合ってくれることになり、心強い。

18時過ぎに現地着、予定していたエリアは先行者があり、挨拶して少し離れた狭い所にスペースを取って、keiさんと並んで開始!

『pingさん!さっそく来たよ〜』

keiさんは、準備が早い!
こちらがようやく仕掛けをセット、これからコマセを作って、釣り座周りを片付けて・・・なんて悠長に構えているとすぐ煽られる。

釣れたのは良型のイサキ!
立て続けに同型のアジを追加!

こちらも、ようやく第1投

すると、かなり手前でアタリ!
近い分竿先まで持ち込む感触が激しくて、ドキドキする!

上がってきたのはやはり30cm程のイサキ、この時点で、今回もイサキがメインになるかも?と考えて、今夜の潮汐を考慮してタナを調整していく事にした。(後でこれが響いてくる)

更に追加をと意気込んで同じポイントを攻めるも、アタリが出るのはkeiさんばかり、同じタナを攻めてるつもりだか、アタリを拾う頻度は1対3くらいの差がある。

誘いの違い、LEDの色、ハリスの長さ、無い知恵を絞って考えてみたが、答えが出ず、結局は

『今日はkeiさんの日なんだよ!』

という根拠のない結論に至った。

干潮の底となり、ポイント周囲の岩が露出して釣りづらくなってしまい、休憩していると、メインポイントの先行者さんが片付けを始めたので、入れ替わるように入らせてもらう。
(その方のクーラーには40cm近いイサキが大アジと共に横たわっていた。)

ようやく本命ポイントに入れてホッとしたが、相変わらずkeiさんとのアタリ出現率は変わらず。
当然数も差がついて行くのだが、それ以上に今回の特筆するべきは、釣れてくるアジのサイズだ。

来ればほぼ30cm前後、いや、それを超えてくるサイズが多く、しかもよく太っている。


順調に釣果を伸ばしていくkeiさんに、タナを教わったりしながら、自分なりのカードを切ってみたりしてが、変化は無く、自分の攻め方の基本に戻り、あまり誘いを入れず、流す時間を多く取るように意識してようやく単発のアタリながら捉える事が出来るようになった。

日付けが変わるころから、ほぼ無風だったのが徐々に北風が吹き出して、ラインが煽られるようになり、寒さも増してきた。

しかし、釣り辛さとは逆にアタリの頻度は上がってきて、入れ食いにはほど遠いが、ポツポツと交互に大アジを取り込めるようになった。

ここで好調だったkeiさんに大物?がヒット!
だが、やり取りの途中で根に巻かれてしまったようで、ラインを緩めても、張ってもどうにもならない、結局はカゴ天秤から噛んでしまったようで、仕掛けを失い、一旦撤退。

その間に、前半についた差を取り戻そうと、コマセを多めにカゴに詰める、姑息なワシ。
😅

さらに、2尾ほどアジを追加したところで、潮位も上がると共に潮が速くなり、仕掛けが落ち着かないのか、アタリが遠くなってしまった。

それでも、やめようかと思うと大アジからのアタリが来るので、寒さと疲れでゾンビのようになりながら続行、keiさんは組み直した仕掛けのバランスが気になるらしく、ペースダウン。

 帰宅後に気づいた事(おせーよ!)
ここまで、イサキは出だしの一尾だけで、その後はムツとフグ以外はアジ、冷静に考えるとアジ狙いに切り替えて、浅めのタナを攻めてみるのが正しい選択だったのだが(昨年11月の釣行で実証済)、その逆でタナを更に深く取ってしまった。

それでもアジが釣れたのは、流し切ってラインが張り、潮の抵抗を受けて、カゴから浮き上がり、結果的にアジのタナに付餌が漂ったらで、ポイントが潮下方向に遠くなった訳ではなかったのだ。
早めに浅めのタナ狙いに切り替えていれば、通常のポイントでもっとアタリを拾えた筈だ。

そんな訳で、経験を活かせない冴えないオッサンゾンビに、呆れたのか釣りの神様からのプレゼントのようなイサキが出た午前3時過ぎ、更に強まる北風に負けて撤収となった。

結局、前半ぶっちぎりのkeiさんには追いつかなかったが、釣れれば大アジ!そのアタリからやり取りはスリリングで楽しい🎵

いつも岩井海岸のパーキングで朝日を避けて仮眠する。
今年はこれで終わりかなぁ
keiさん、付き合ってくれてありがとう♪😊

日時:11月13〜14日 大潮
場所:南房某所
釣果:イサキ30cm、36cm各1尾、アジ27〜33cm10尾、ムツ1尾


そして、恒例の南房刺身祭り♪
刺身とアジのタタキ
今回のアジ、捌いて解ったけど、太ってるので抱卵してるかと思ったら、ただ肉付きが良いだけだった!
南房アジの割には脂がのっていて美味しい♪


二日目は、アジの酢締めと、イサキの海鮮サラダが加わりました♪



そして、日曜午後便

2020年10月27日 | 2020年釣行記
前回の大型イサキの感触が忘れられず、毎日天気予報とにらめっこ

本州に沿って居座っていた前線がようやく退いた25日日曜日の午後

気がつけば
としまや弁当さんで、チャーシュー&バーベキュー弁当を買っていた。


(まだ店内では食べられません)

明るいうちに釣り場に入るが、10月下旬の日の入りは早い。



空気が澄んでいるので、大島の脇にもう一つ島が見える。

『ありゃぁ、利島だよ。』

早めに入れた時に、良くお会いする石鯛師さん、今年は良くない・・・とボヤく目線の先にある潮溜まりには、ストリンガー繋がれた40cm程のカンダイが泳いでいた。

入れ替わるように釣り座を準備して、17時半頃、風向きを見極め第1投、潮はほぼ動かない。

同じポイントに、5投連続でコマセだけの仕掛けを投入する。

オキアミをつけ、様子を見ると、コッパメジナ・・・

その数投後、まずはイサキ、アジと、いずれも25cm程のサイズが来て、活性が上がって来たと感じた直後・・・根際に入った仕掛けが

スイッ・・・と消えるLED、そして・・・

グイッ!   っと、竿先を持っていかれた!

右手でリールシートを持ち、竿尻を脇に挟んで構えていたが、引きが強くて竿先を上手く立てられず焦りつつも、左手で竿尻を腰に当ててやり取り開始!

何度も根に入ろうとするのを強引に引っ張り出して、足下まで寄せたところで、太ハリスを信じて強引に抜き上げた!

『おおっ!いいメジナだ!』



帰り支度を終えた石鯛師さんからの別れ際に祝福をもらい、まだ始まったばかりの夜に期待が膨らむ。

その直後にも、30cm前後のイサキが2尾連発したが、その後、19時半の干潮を挟み2時間ほど停滞モードに

前回も夕まずめからしばらく調子が良く、その後ポツリ・・・ポツリ・・・だったので、おにぎりを頬張ったり気長にその時を待った

・・・

・・・・・

・・・・・・

フグ

・・・

・・・・

うーむ、けっこう待ったけどなぁ・・・

潮が動かない=フグが絶好調

付餌が瞬殺されるので、パワーイソメ太を半分に切って、真っ直ぐつけてみるが、多少餌持ちは良くなるけど、ジビッと持ち込まないアタリはフグがまだまだ多いことを意味している。

21時近くなってようやく僅かながら、本来の方向へ潮が効き始め、アタリがで始める!

ここで、夕方の攻めていた根際のポイントを諦め、石鯛師さんが攻めていたやや沖の潮が通すポイントへ変更。

釣り座の移動を終え、じっくりと広範囲を流すと、ポイントよりやや潮下でパワーイソメでアタリが拾えるようになり、やはりポツリ・・・ポツリ・・・というペースだが、掛かれば、イサキもアジも30cm前後と型揃いなので、手応えも心地良い。


そんな感じで、ようやく今夜のパターンが掴めて来たと気を抜いたのがいけなかったのか、普通にポイントは投入した直後、コマセを振り出そうと、普通の動作で竿先をを煽った時・・・

フッと感覚が抜けた

『えッ?  な、何だ?』

長くカゴ釣りをしてきてるので、ラインの破断は何度も経験してきたが、このケースは初めてだった。

結び目でもなく、竿先でもなく、手元付近の絡みでもなく、メインラインの中程で切れていたのだ。

気づかないうちに根ズレがあったのだろうか?

この時点で、更に潮が効き出していたので、主人を失った仕掛けはどんどん沖へ

組み直すしかないとスプールに残ったラインのチェックをして、ふと沖を見ると、切れた仕掛けにアタリが!

切ないやら、悲しいやら、情けないやら・・・

単独の釣行でタイムロスは、コマセの入らない時間ができるので、地合いを逃すだけでなく、寄せた群れを散らしてしまうことになり致命的だ。

もうそこそこの尾数は上げていたので、終わっても良かったのだが、まだコマセも付餌も多く残っていたので、続行する。

再開後、案の定、潮が速くなり、フグに餌は取られなくなったが、アタリも遠い。

できれば、更に遠投を試みたかったが、スプールに残ったラインのが気になり、攻め切れず、潮のあたる左沖の根際を攻めて、2尾ほど追加して午前2時過ぎに終了した。


今回、アジもイサキも特大は出なかったが、平均サイズが30cm前後と良かったのと、大きなメジナが釣れて、大満足🎵

切れた仕掛けが回収出来なかったのが、残念だけど、2年以上使い回したメインラインを信用したらダメだってことかな?

それと本編には書かなかったが、気に入っていたダイワのリールが、こちらも消耗し切ってるようで、今回を機に買い替えを検討中!?
ウシシシッ



日時:10月25〜26日 小潮
場所:南房某所
釣果:イサキ〜32cm×9尾、アジ〜32cm×5尾、メジナ37cm・30cm各1尾








定番ですが、再び刺身祭り♪
今回は3日くらい続きそう
🤣

二日目は〆アジも作ってみました。

3日目は、メジナのヅケとアジの酢締め

更にイサキの海鮮サラダ

4日目はイサキのから揚げのタルタルソース


玉網を揺らせ!

2020年10月04日 | 2020年釣行記
『金曜日の夜からFと行くぞ、来るのかな、来ないのか、ハッキリしろっ!』

とは、keiさんからのLINE

実際の文面は、穏やかなお誘いの体だったが、ワシの心の目にはそう映っていた。

『久しぶりぃ〜』

釣り場に着いたのが19時過ぎ、既に先着していたkeiさん達の隣りに入らせてもらい
準備を始めるが、間隔が開いた分、段取りが覚束ない。

老眼でラインを扱うのが難しくなり、また、小物類の配置が気になってやり直したりと、もたもたしてると・・・

keiさんの言うことを聴かない弟子コンビM&FさんのFさんが、ボソッと・・・

『アレッ? ちょっと強いかなぁ? 玉網要るかなぁ・・・』

玉網に入ったのは、30cm強のイサキ!
ここまで、ウリンボの猛襲だったそうで、ようやくのキープサイズとのこと。

『おっと!ん?・・・こっちも来たぞ!』

今度はkeiさんにヒット!

こちらも一目で35cmクラスと判るイサキ!

その2尾ともワシが玉網入れ・・・まだ準備中なのに・・・
😅

それから、時合に入ったようで、交互にキープサイズのイサキを上げ出して、煽られる。

ようやく、仕掛けのセットが終わり、第一投・・・

しかし、やはりウリンボの猛襲に合う。
今回は、声を掛け合える程の距離で釣っているので、お互いの様子が気になる。

テンポよく、キープサイズを追加していく二人を背に、内心は・・・

『つ・れ・ろ   釣れろ 釣れろ 釣れろっ 釣れろっ!釣れろ釣れろ釣れろ〜〜っ!! イサキィィ〜〜ッ!』

・・・って感じで、かなり熱くなっていた。

そんな時、流した仕掛けが根際に近くなり、最後の一誘いを掛けたと同時に

グイッ!ドドドンッ!

と持ち込まれる竿先!

胴から曲がる3号竿!

根際から引き離すために、強引にやりとりする。

『あっ・・・で デカイかも 玉網お願いします!』

ラインを出すほどではないが、重量感はこれまで経験したイサキにはない手応えだ。

そして最後の関門、手前に横たわる浅い根の壁、ここも強引に引き出した。

『なになに?』

玉網を持って、駆け寄ってくれたお二人もそうだが、まだこの時点では魚種が判っていない。

『ん?イサキ?』

『イサキだ、わっ デカァ〜』

足下の波に揉まれながらもなんとかFさんの玉網に収まったのは、余裕で40cmを超えるイサキ

Fさんがボソッと

『コイみたいだなぁ〜』

確かに、このサイズのイサキの開いた口は大きくて池の鯉を連想させる。
😅

『ありがとう〜 デカイな、これワシのイサキでは、ベスト1だよ』



産卵期ではないので、スレンダーだか、背肉が盛り上がってコンディションの良い魚体だ。

『なんだよ、後から来て、良いとこ持っていきやがって〜』

と、keiさんからの愛のあるツッコミを貰う。

釣られたら、釣り返す!

倍返しだっ!

・・・と、心の中でつぶやいて、続行する。

ここまで、やや、いやかなり脚色して書いてきたが、冷静な分析をすると、この夜は、22時頃に干潮となるため、潮が動いている時間帯に活性が上がって、アタリが集中したようだ。

なので、干潮を挟んだ2時間は、ほぼ潮が流れず、その間はアタリほとんど無かった。

上潮が効き始めると、徐々にアタリが出始め、今度はアジも混じり出した。

しかし、今度は潮流が速くなり、あっという間にポイントの上を通過してしまう。

そのせいか、ポツポツとだったアタリも拾えなくなり、送れるところまで送ってやれと、諦め気味にラインを放出していると・・・流し切った後の一煽りに・・・

ドッ  コンンッ!  ドドーンンッ!

竿先を掴まれたような重々しいアタリ!

引きは強くないが、重量感が半端ない!
引き寄せる間に、時々動きを感じるので、魚であることは判ったが、アジでもイサキでもない、海藻をカゴに絡ませたかのような抵抗感。

こちらも、Fさんの玉網入れで無事キャッチ!

『なになに?』

今度は、引き上げてからもよく見ないと判らなかった。
何故なら、このお魚、このサイズ感で見ることがあまり無かったせいもあるが、そもそも東京湾内の同種とは色が違う

『え?メバル?だよね?』

『間違いなく尺あるよね』



随分前に白浜の磯で、似たようなサイズを上げたことがあったが、もっと黒かった記憶がある。

メバルも、黒メバルに分類される中に更に亜種があるとも聞いているので、赤が強い系統なのかもしれない。

そんな事もあり、結局は一睡もせずに朝までやってしまった。

前回より3ヶ月以上開いた釣行

今や親戚のようなkeiさんの誘いに飛び乗って、玉網をたくさん揺らしてきました。
😁

南房は遠いけど、こんな事があるから、やめられない。



この環境を大事にしなくちゃね。

日時:10月2〜3日 大潮
場所:南房某所
釣果:イサキ 43cm×1尾、〜30cm×8尾
   アジ 〜29cm×7尾、
   メバル 32cm×1尾







そして我が家の食卓は、南房某所感謝祭?
アジはタタキで、メバルと良型イサキはお刺身に、更にはイサキのカルパッチョ、イサキのソテーのクリームソース、などなど










ソーシャルディスタンス?

2020年06月23日 | 2020年釣行記
新年の挨拶もないままで、すみません。

怒涛のコロナ感染対策業務に忙殺された半年間、ようやくと言うか、まだ遠くだが出口が見えてきた6月下旬、長女に言われるまで、父の日と言うことも忘れて南房へ

県をまたぐ移動制限が解除されたので、渋滞を覚悟したが、思いの外空いていて、16時前と、少し早めに着いた。

毎年釣行の度に、出会うベテランの石鯛師さん

『おう、えっ・・・今年はあまり良くないなぁ・・・エビ持ってくかい?、あと一投したら終わるからさ』

過去ブログでも度々石鯛を抱えたエビス様として、度々登場する方から、つけ餌の残りの伊勢海老を拝受して、入れ替わるように釣り座につく




素晴らしい夕景だ!
何度来ても、新鮮な感動を感じる

夏至の、そして日食の日、様々な特異日の夜、どんな事が、事件が、失態が、珍事が?
起こるのか期待が膨らむ18時頃、10発ほどコマセをたたき込んで開始!

満潮からの下げ潮を考慮して、タナは一ヒロ半から始める。

潮はゆっくりと左沖に流れる
水温も20度近くあり、いつアタリがあってもおかしくない状況なのに・・・

『・・・餌取りも少なくてさ・・』

石鯛師さんの嘆きが、脳内でリフレインする

さて、どうしたものか

同行者が居ると、互いのタナを変えて流すなど、アタリの出やすいパターンを導き出すのも楽なのだが、単独だとタナを探るのにも時間がかかる。

ワシの場合、深いタナを探ることでアジ以外のゲストさんを待つ

【アジ狙いの他魚待ち】

にこだわりがあり、また満潮から釣り始めたこともあって、タナを浅く切って行くよりも深い方へ探りをかけてしまっていた。

実はこれが逆だったようで、3時間近く経過して、流石におかしいと思い・・・(おせーよ)
タナをカゴまで一ヒロとした後・・・

ジワッ・・・

と入るLED

ズズ〜〜ンンッ・・・

と竿に乗る重さ、時折首を振る感触!



『やっと来たぁ〜〜』

思わず声に出る!

そこからようやく、アタリだけはポツリ・・・ポツリ・・・と出始めて、放流サイズのウリンボを挟みながらだか、なんとか家族分の釣果を得た。

日付を跨ぐ時間帯には、この夜唯一のアジも出て、何とか釣行が成立した感じだ。

この夜は、潮が動いているよりも弛んでいる時の方がアタリが拾えた。
いつもとは違うパターンに最後まで悩まされて終わってしまった。

3時近くなり、小雨がヘッドランプ照らされて光るようになり、雨具を取りに行くのも面倒だったので終了

仮眠をとって帰路に着く、恒例となった海ホタルでのコーヒータイム




まだまだ、ソーシャルディスタンスをとって・・・人も・・・お魚も?




日時:6月21〜22日 大潮
場所:南房某所
釣果:イサキ31cmまで5尾、アジ25cm×1尾

アジとイサキのお刺身と、イサキのカルパッチョのつもりの海鮮サラダ?
やっぱり美味い🎵