波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

平成最後の南房アジ

2018年12月01日 | 2018年釣行記

 

 

仕事が秋の繁忙期に入り、絶好機となったのにしばらく開いてしまった。

 

昼過ぎに東久留米を出てあたふたと釣り場に辿り着き、釣りはじめたのが19時近く

風は弱く、波も穏やかで条件は良い

実は、11月下旬に開催されたサヨサヨ水産のオフ会で、園子さんから・・・・

「・・・・あの(前回のワシの釣行)あと、一時は良かったけど、その次行ったときはフグばっかりで、ぜんぜんダメだったわよ」

と報告があったので躊躇する気持ちがあったのだが、オフ会終了後のサヨリストCEOのアジングを見学しているうちにメラメラと衝動が沸いてきてしまい抑えられなくなってしまったのだった。


潮は、やや早く右から左沖へと流れ、悪くはない。
20時頃の満潮から下潮を釣る格好になり、やや深めにタナをとり打ち返す。


10数投・・・・

餌取りも反応が薄く、付け餌が残ったままの状況が続く・・・

20時半頃、ようやく竿先を持ち込むアタリで30cmを超えるサイズが上がる!

 

 

ようやく始まったかと思いきや、30分近く沈黙・・・

しかも前回あれだけ反応が濃かったイサキが来ない

首をかしげているところに、来たアタリはやはりアジ・・・

そして、その後はタナの上げ下げ、投入距離、誘いの入れ方等、できる変化は試してみたが、改善されず・・・

日付を跨いだところで、手詰まりとなり、仮眠を取る


未明の4時に起床し再開、大分下げたのでタナを浅めに取るが、やはりなかなかアタリが出なかった・・・

が、今度は餌取りがいるようだ。

そしてしばらくして、また竿先を引き込まれ、上がってきたのはやはり30cmほどのアジ!

ここで、時間にして30分程度だが活性を感じられる時合いが来て、4尾追加・・・

明るくなるにつれ、北風が爆風となり午前6時過ぎに強制終了となった

今回はアジ以外はムツが1尾のみ、数は出なかったが、型が良いので引き味は楽しめた。


房日新聞のwebで館山から白浜周辺の漁港でアジが釣れているとの情報があり、帰りに布良漁港を覗いてみる

 

 

地元の常連さんと見える方々が並んでいるところを見ると、確かに釣れていたようだが、この日はコサバばかりだそうで、早々に引き上げる方もいらした。

やはり、単発で群れが出入りしているのだろう・・・

根本や夕日桟橋でも良型アジの釣果はあったそうなので、場所よりもタイミング=マズメ時に集中して狙うのがよさそうだ。

 

 

 

さて季節はいよいよ冬

近年冬場は辛いので冬眠します。
今回が平成最後の釣行となりました。

では、良いお年を!

まだ早いか・・・

 

 

日時:11月29日~30日小潮

場所:南房某所

釣果:アジ25~30cm前後6尾、小ムツ1尾

 

まずは定番のタタキで、3尾でこれだけ取れた♪

美味しかった♪


日曜午後便・・・再び

2018年10月16日 | 2018年釣行記

ようやく本格化したかと思えば、メガ台風の連発で文字通り冷水を浴びせられた前回・・・の反省に立って、慎重かつ冷静に天気予報を分析

『ここだ・・・フフフ・・・』

 

 

 

14日日曜日の午後、勝利を確信したワシは房総族のソウルフードとしまやさんのチャーシュー丼をかっ込み、早めの16時頃に釣り場に到着

 

「今日は餌取りばっかりだ・・・先週はカンダイだけど2尾あがったよ・・・」

 

・・・と、嘆きながら片づけを始めた石鯛師と入れ替わるように釣座につく

 

18時頃、まずはコマセだけのカラ打ちを5回くらい入れて実釣開始

 

フグ

・・・・

フグ

・・・

一瞬でハリスのチモト付近をガタガタにされる・・・

 

『石鯛師が言っていたのはこいつらか・・・』

 

それから1時間くらいして・・・・・・LEDがジビジビ・・・っと入る・・・

 

 

まずは、食べ頃のイサキ!

 

入れ食いとはいかないものの、短い間隔をおいて同型を2尾追加♪

 

 

『おや・・・・今夜は?・・・・祭りかな?』

 

ウリンボやフグが邪魔をするが、ほぼ毎投アタリがあり、19時の満潮から下げに入って潮が程よく動き始め、フグが少なくなり釣りやすくなる

しかし、アタリも遠くなったので、ウキからカゴまでの間隔=タナを一ヒロ半から二ヒロに変更、これが功を奏して、アタリが出るようになり、更にイサキを追加していく

 

そして、疲れてしゃがみこんだときに、オープンベールでスプールに当てていた人差し指を弾くようにして突っ走るアタリ!

 

『おおおおっ!これこれ!』

 

 

上がってきたのは、30㎝を超えるアジ!

 

 

その後、休憩を挟み午前2時の干潮近くまで、いつもより早めに始めたせいもあったが、これ以上釣ると後が大変なので終了

緩急はあったが常に活性があり、久々にクーラーの氷の保冷力を心配をするほどの大漁となった。

 

しかし、アジとイサキの比率が1:2

釣り方の問題もあるかも知れないが、ここで釣りを始めた頃はほぼアジで、多い日は夕方から深夜までで、50尾を超えることもあったが、アジよりもイサキの方が多くなり、ここ5年ほどで魚種交代が起こった感がある

これも平均海水温の変動の影響なのだろうか

 

アクアラインのトンネルをくぐって現実世界に戻ってきた後は、大漁のとき必ず待っている地獄、業界用語で・・・

【 捌き地獄 】=魚の下拵え(うろこ取り~頭落とし~腸取り~料理に合わせて小分けして冷蔵庫へ)

 

 

 

でも、地獄を抜ければ至福の時間

 

 

あ~楽しかった♪

 

日時:10月14日~15日

場所:南房某所

釣果:アジ20~30㎝強×9尾、イサキ20~30㎝×20尾、ハタンポ1尾


そして過ちは繰り返される・・・

2018年10月02日 | 2018年釣行記

「・・・・こ・・・怖い・・・」 

 

「えっ?・・・そ・・・そんな・・・」

 

「ひえぇぇ~~~~」

 

「む・・・無理なんですけど・・・」

 

ようやく盛期を迎えたと思われた南房磯のカゴ釣り

 

前回釣行でテンションが上がったまま迎えた翌週に起こりがちな惨劇が、また・・・

いや、またまた、また!

起きてしまった・・・

 

前日の予報、低気圧は東の会場に去り、台風24号はまだ沖縄の南にあったこの日

天気図では高気圧が一時的に張り出し、風は北東から東の弱風・・・うねり4m~2.5m

 

『なんだ、出来るじゃないか!』

 

都合の悪い情報を過小評価するのは、前回の釣果が良かったときに起こる錯誤である

 

先行したkeiさんから送られてきた画像では、いつもの釣り座が満潮時ということもあるが頻繁に飛沫を浴びていた

当然、危険なのである程度潮位が下がるか、ウネリが落ち着かない限りは入れない。

 

仕方なく、近くの漁港でゴンズイと戯れながら時間をつぶし、ある程度潮位が下がったところで再突入

なんとか、やれないことはない・・・

 

かろうじて、アジが2尾出たが、深夜の干潮から上げに向かって、またウネリからの飛沫をかぶるようになり、撤収

 

「・・・やっちまったな~」

 

「あ~あ・・・どうしようか・・・」

 

 

消化不良のモヤモヤを晴らすべく、移動先を相談、既に明るくなった頃、流れ着いたのは東京湾側の某漁港

赤灯台のある先端付近まで、ブラブラと様子を見に行くと、先端にいた地元師が玉網の中の何かを処理している・・・

 

「えっ?」

 

その何かを盗み見ようとするワシの横をすり抜け、keiさんが近寄り、躊躇なく話しかけた!

 

「サゴシだってさ、船道に投げたらフォール中に食ったらしいよ」

 

keiさん、コミュニケーション力抜群!

 

「よっしゃ、じゃ、ジグサビキしよっ!」

 

沖向きに構え、40gのメタルジグを市販の3本針仕掛けにセットして投入、底をとってからジャーク&フォールを繰り返すが、反応無し、日も高くなってしまったので出遅れ感もあったが、カタクチイワシがそこらじゅうで跳ねているので、粘っていると・・・

 

「あ、セイゴだ・・・」

 

サビキを追ってセイゴが追ってくるのが見える

ならば、と表層を弾いてくると・・・

 

ヒット!

 

 

これはこれで楽しい♪

 

投げ疲れて座り込むと、ポツポツと雨が降り出した

 

「終わりかな・・・」

 

「やめますか・・・」

 

台風24号は半端なかった

予報は冷静に分析ししましょう

 

日時:9月28~29日

場所:南房某所~東京湾側某所

釣果:アジ28cm・23cm各1尾、セイゴ4尾

 

アジはタタキに、セイゴはお刺身にしてみた

 

 

美味しかったよ♪


大アジ乱舞♪

2018年09月23日 | 2018年釣行記

(画像は翌朝の休憩場所近くから)

 

南西風が吹き続ける今シーズン

目安としてい渡船店さんが、仕事にならず頭を抱えるほどだ

 

そんな中、keiさん、そしてENDさんと予定していた21日、ようやく北西~北~東~とめまぐるしく変わるが、最悪の南西ではない風が吹く予報が出た!

・・・んなら!行くでしょ!

 

21日昼過ぎ、分厚い雨雲を見上げながら南房を目指す

本当に雨は上がるのか?

先行していたkeiさんから

 

【北西爆風! 待機中・・・薄日が差してきた】

 

とラインが入る

 

序盤の爆風は計画に織り込み済み、徐々に収まり東に変わるはず・・・

 

18時30頃、南房釣行の強い味方=スーパーおどやさんに寄って弁当と飲み物の買出し、これ大事!

以前、釣り場でぶちまけてしまったかつ弁当を半額でゲット♪

今回は、同じ過ちは許されないので、釣り場に入る前にかっ込む!

う・・・うまい

 

「こんばんは~」

ビビビュ~~~ッ・・・

「す・・・すごい風・・・」

ビ・・ビヒュウゥゥ~~~・・・

「これでも、さっきよりましだよ・・・・アタリもあるし・・・」

「うわっ・・・この風でやってたんだ・・・」

「まあ、普通だったらあきらめるよね・・・へへへ」

へへへ・・・て

(^_^;)

 

ポイントに向かって右後方からの風になるので、できないことはないが、磯を回り込んだ波の飛沫が時折襲ってくるので、雨は上がっていたが雨具を着る

 

小物やバッカンを吹き飛ばされないしてように注意しながら仕掛けをセットして第1投

 

糸ふけは大きく出るが意外とやれる?

そんなわけで、いつものように程よい間隔を取って、釣り座を確保し同じラインを攻める

アタリは、投入の度にあるが、なかなか乗らない。

ウキを引き込んでも、端を咥えているだけなのか、LEDが浮いてきてしまうことも・・・

そんな中、ポツポツとウリンボ~ウリンボ卒業くんが釣れ始める

 

「あれ?・・・引くよ・・・これ・・・・」

 

闇の向こうからkeiさんの声、駆けつけてみると、一目で30cmオーバーと解る大アジ!

群れが回ってきたかと、急いで戻り再開するものの、こちらはムツをはさんでウリンボくんばかり・・・

タナやポイントを確認して、なるべく同じところを流していたら・・・

 

ビユュ~~~ンッ!

 

と、竿先を伸されるようなアタリで、30cmを欠けるが良型のアジ!

 

 

「お~~南房アジ! 嬉しいな~♪」

 

21時を過ぎても相変わらず北西の強風は変わらず、釣りを続けるには過酷な状況だったが、気持ちが萎えそうな頃に大アジからのアタリがあるので、ゾンビのようにふらつきながら竿を振っていると・・・

 

「こんばんは~~」

 

仕事を適当に・・・いやいや、しっかり片付けて、ENDさん登場!

・・・なんと、町に下りてきたサルを捕獲するような、でかい枠の玉網を持ってる!

 

そうそう、夢と玉網とクーラーはでかい方が良いのです!

 

この風では、使えるポイントが限られるので、3人で交互にポイントを責めると、コマセもテンポよく入るせいか、大アジも出現率が高くなってきた!

 

この日のアジは、出れば8割以上が30㎝前後の肉厚の大アジ!

南房では、30㎝を超えてくると、やせっぽちのオスが多かったのだが、この夜は違った!

睡魔に襲われそうになると、ビンタを食らわすように刺激的なアタリが出るので、結局明け方の4時頃、雨が本降りになるまでやってしまった。

もちろん、イサキも小型ながら数が釣れて、楽しい釣りになった

 

しばらく、絶滅危惧種かと思われていた南房の大アジ

復活? この日だけ?

『お願いだから、もう少し楽しませてね~』

 

終了後は保田のばんやさんお風呂で反省会

おふろでさっぱりして豪華な朝定食を食べて、合計1,600円程度

 

 

そして、帰宅後の下拵え(業界では捌き地獄といいます)の後

我が家の夕食は

《南房スペシャル1日目》

アジ・イサキの刺身、アジのタタキ、なめろう、イサキのカルパッチョ、小ムツの塩焼き

 

 

《南房スペシャル2日目》

アジのタタキ、アジ・イサキのサンガ焼き、イサキのカルパッチョ(アボカドバージョン)、ウリンボの塩焼き

(味噌汁の出汁はアジの中骨で)

 

 

 

そんなわけで、久しぶりの大アジ乱舞(大げさかな?)に大満足の釣行でした♪

日時:9月21日~22日 中潮

場所:南房某所

釣果:アジ30㎝前後×8尾、23㎝1尾、イサキ20~25㎝前後×11尾、小ムツ×5尾


約束の風・・・

2018年08月19日 | 2018年釣行記

(画像は翌朝の仮眠場所からの風景、ボート釣り日和ですね)

 

ここから本編↓

 

【pingさん、金曜の夜、北東風の予報っすね!】

 

・・・と、サヨサヨ水産メンバーのENDさんからLINEが入る

 

このところ、南房は南西系の風が続き、我々の扱う軽量タックルでは向かない風向きだったので・・・

 

【南西風が落ちて、東系の風になったら・・・】

・・・と、約束していた。

 

夏休み中に前倒しで仕事もしていたので、ギリギリの調整になったが、なんとか金曜日の昼過ぎに出発

既に、ENDさんは一足早く到着していて、準備万端整っていた。

(釣り座の確保ありがとうございました)

 

少し離れたところに釣り座を取ったが、コマセが分散しないように、流すポイントは共有する。

この日は小潮、満潮から下げに入って右から左沖へへ良い潮がいき始めると・・・・

 

「・・・ん?  でかそう・・・あっ・・・サポートお願いします!」

 

闇の向こうから、ENDさんの声・・・

 

駆け寄って、玉網を持って身構える・・・

慣れた身のこなしで、ワシの構える玉網枠へ誘導されネットインしたのは、40cmを余裕で超えるイサキ! 

 

「で・・・でかぁ~」

 

のっけから煽られる形で始まったこの日は、20時頃から頻繁にアタリが出始め、前回のときのようなフグの餌取りも少ない

いつもは2本針で、少しでも付け餌のある状態を維持するようにしているのだが、今回は大物に備える意味で1本針仕掛けでハリスを2mほど取る

下げ潮が効き、頻繁にアタリがあるものの・・・乗らない・・・掛かってもウリンボクラスばかり続く

そんな中、流しきった辺りでちょいと誘いを入れた瞬間に・・・ゴゴンッ・・・・

 

「なんか・・・すこし手ごたえあるな・・・」

 

抜きあげたのは、30cmほどのメジナ、よく太っていて美味そうだ

 

その後も、ウリンボとの戦いが続くなか、沈み根の近くで・・・スパッと消えLED!

ズシッッ・・・とした手ごたえから、重さが変わらないまま動き出した!

 

闇の向こうのENDさんに声をかけ、玉網を用意してもらう・・・

足元まで寄せてから、ENDさんのように竿捌きが上手くないので、手間取ってしまったが、なんとかゲット!

 

「大きなメジナだ!・・・えっ?またメジナ、珍しいな・・・」

 

暴れるお魚を落ち着かせて身体測定、40cmは欠けるけど、太くて綺麗な魚体だ

 

その後も、ウリンボの猛攻をかいくぐり、なんとかお刺身クラスのイサキ

 

この日のタナは3m~4m、活性の高いときは1本針のほうがトラブルが少なくて良いかもしれない

 

 

日付を跨いだころ、ENDさんが翌朝からの所属クラブの例会があるとのことであがり、一人ぼっちに・・・

干潮が近くなったせいかフグが多くなり、2本針仕掛けにチェンジ

仕掛けがウキに絡みやすくなるが、餌は残りやすいので・・・・すると・・・・

イサキとはちょっと違うアタリ・・・待望のアジだ!

 

 

小ぶりだが、肉付きが良い!

その後、そこそこのサイズのイサキが出たところで、フグの猛攻が始まる

 

未明の干潮、潮流が止まり、更にフグが多くなってきたので、30分ほど休憩を入れて再開

また、ウリンボから始まり、ようやく竿先を持ち込む鮮烈なアタリ!

 

 

またまた、待望のアジ!

30cm無いが、体高があり、肉厚、でっぷり!

抱卵しているからだが、長さよりも太さに目を奪われた!

 

これなら、朝マズメのアジ爆に遭遇するか?

と期待したが、期待だけに終わり、明るくなるまでポツポツとウリンボと戯れて終了

 

ウリンボが主体の釣果になったが、南房アジの存在も確認できたし、昨年の流れならこれからアジが増えてきてもおかしくない

湾奥のサヨリも大型が出始めたので、釣りシーズン的にも賑やかに・・・・

 

ようやく涼しくなったが、まだまだ日差しはきつい

後何回かは夜釣り、そして団子投げもやりたいな

体力づくりも取り組まないと、だんだん後片付けが辛くなってきた

 

日時:8月16~17日

場所:南房某所

釣果:イサキ20~30前後×15尾、アジ25・29cm各1尾、メジナ30・38cm各1尾

 

 

今回のお料理、イサキのカルパッチョ、メジナ・イサキのお刺身、アジのタタキ