『受け入れられない朝を迎えてしまった・・・』


そう釣り仲間に伝え、絶望で満タンのクーラーを放置してベッドに倒れ込んだ。
その日から半月が過ぎたある週末、ようやく気持ちが整いkeiさんに連絡、
『・・・ですよね〜』
というわけで、懲りずに釣りバカ爺いは南房へ♪
南西向きの釣り座を確保して、夕方まで時間潰し・・・
流石に猛暑日の日中から始める体力はない・・・っていうか、ダメでしょそんな危険な真似は!😛
熱中症対策をして、18時頃から開始♪
『海水温が20℃を超えて、イサキには絶好の条件でしょ?』
『でも、小サバ、小アジ・・・だね』
『あれ? これって前回の絶望パターン?』
『い、嫌だぁぁ〜!』
期待が疑いに変わり、更に焦りの向こう側に諦めの影がチラついてきた21時頃!
ようやく[らしいアタリ]が出始める!
そして小型ながら待望のイサキ!
『あ〜久しぶり〜、やっと会えたね〜』
盛期なら放流するサイズだが、はぐれものかもしれないので、絞めずにバケツに活かしておく。
しかし、そんな器の小さいことをしなくても、スイッチの入ったお魚達は、爆発とまではいかないが、飽きないペースで反応し始めてくれた♪
相変わらず小サバが煩いままだが、30cm前後の食べごろサイズも出だし、バケツの小型くんは放流、その後は絞めずにスカリへ投入していく。
『釣れるって、素晴らしいなぁ〜』
心の声が漏れ出してしまう😅
keiさんは、新作の仕掛けがイマイチしっくり来ないようで、回収の度にあれこれ弄ってるので、釣果の方がペースダウン、更には当たりの出るエリアが左右にコロコロ変わるので、二人で首を傾げる・・・
『どうゆうこと?』
そのうち、ワシだけにアタリが出ていたと思ったら、keiさんだけにアタリが出続ける時間があったり・・・
潮位、流れ方、月明かり、海水温、様々な条件があって、こうなるのだろうけど・・・
『どうゆうこと?』
この釣りを始めた頃、師匠の間借り人さんに、このような条件下での変化について伺った事があったのだが、チマチマと細かな説明を微笑みながら聞いて下さった後・・・
『コマセだぁ!』
と、一蹴。
『そういうこと』😅
そんなこと思い出しつつ、睡魔と蒸し暑さに、集中力を欠いたまま、keiさんに来た大きめのイサキを玉網入れしたとき・・・
ガラガラッ!
背後で異音!
振り向くと、愛竿が磯際から海中へ引き込まれそうになっていた!
玉網を投げ出すようにkeiさんに預けて、手に取った時は既に遅し、3号ハリスを引きちぎられていた。
『あ〜あ、またやっちまったな〜』
南房の夜釣りでは、しばしばどうにもならない大物に出会すことがある。
取れる時は稀なのだが、取れた時の喜びは格別だ。
そんな日が来ると信じて、汗とコマセに塗れて、ゾンビのようになっても磯に立っている。
『生きてるうちに、あと何回来れるかな〜』
『・・・そ、そんなこと、考える歳になったか・・・』
いやいや、まだまだ頑張ります!
日時:7月7〜8日 中潮
場所:南房某所
釣果:イサキ 25〜35cm×10尾、小型放流多数

最近画像少なめですみません。
色々考えがあって・・・
イサキのお刺身、ナメロウをご飯に乗せて、中骨で取った出汁をぶっかけるのが、我が家の定番、だから盛り付けは適当😛

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