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波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

絶望からの帰還

2025年07月10日 | 2025年釣行記
『受け入れられない朝を迎えてしまった・・・』

そう釣り仲間に伝え、絶望で満タンのクーラーを放置してベッドに倒れ込んだ。

その日から半月が過ぎたある週末、ようやく気持ちが整いkeiさんに連絡、

『・・・ですよね〜』

というわけで、懲りずに釣りバカ爺いは南房へ♪

南西向きの釣り座を確保して、夕方まで時間潰し・・・
流石に猛暑日の日中から始める体力はない・・・っていうか、ダメでしょそんな危険な真似は!😛

熱中症対策をして、18時頃から開始♪

『海水温が20℃を超えて、イサキには絶好の条件でしょ?』

『でも、小サバ、小アジ・・・だね』

『あれ? これって前回の絶望パターン?』

『い、嫌だぁぁ〜!』

期待が疑いに変わり、更に焦りの向こう側に諦めの影がチラついてきた21時頃!

ようやく[らしいアタリ]が出始める!

そして小型ながら待望のイサキ!

『あ〜久しぶり〜、やっと会えたね〜』

盛期なら放流するサイズだが、はぐれものかもしれないので、絞めずにバケツに活かしておく。

しかし、そんな器の小さいことをしなくても、スイッチの入ったお魚達は、爆発とまではいかないが、飽きないペースで反応し始めてくれた♪

相変わらず小サバが煩いままだが、30cm前後の食べごろサイズも出だし、バケツの小型くんは放流、その後は絞めずにスカリへ投入していく。

『釣れるって、素晴らしいなぁ〜』

心の声が漏れ出してしまう😅

keiさんは、新作の仕掛けがイマイチしっくり来ないようで、回収の度にあれこれ弄ってるので、釣果の方がペースダウン、更には当たりの出るエリアが左右にコロコロ変わるので、二人で首を傾げる・・・

『どうゆうこと?』

そのうち、ワシだけにアタリが出ていたと思ったら、keiさんだけにアタリが出続ける時間があったり・・・
潮位、流れ方、月明かり、海水温、様々な条件があって、こうなるのだろうけど・・・

『どうゆうこと?』

この釣りを始めた頃、師匠の間借り人さんに、このような条件下での変化について伺った事があったのだが、チマチマと細かな説明を微笑みながら聞いて下さった後・・・

『コマセだぁ!』

と、一蹴。

『そういうこと』😅

そんなこと思い出しつつ、睡魔と蒸し暑さに、集中力を欠いたまま、keiさんに来た大きめのイサキを玉網入れしたとき・・・

ガラガラッ!

背後で異音!

振り向くと、愛竿が磯際から海中へ引き込まれそうになっていた!

玉網を投げ出すようにkeiさんに預けて、手に取った時は既に遅し、3号ハリスを引きちぎられていた。

『あ〜あ、またやっちまったな〜』

南房の夜釣りでは、しばしばどうにもならない大物に出会すことがある。

取れる時は稀なのだが、取れた時の喜びは格別だ。
そんな日が来ると信じて、汗とコマセに塗れて、ゾンビのようになっても磯に立っている。

『生きてるうちに、あと何回来れるかな〜』

『・・・そ、そんなこと、考える歳になったか・・・』

いやいや、まだまだ頑張ります!

日時:7月7〜8日 中潮

場所:南房某所

釣果:イサキ 25〜35cm×10尾、小型放流多数



最近画像少なめですみません。
色々考えがあって・・・

イサキのお刺身、ナメロウをご飯に乗せて、中骨で取った出汁をぶっかけるのが、我が家の定番、だから盛り付けは適当😛



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