ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

七年目の再開

2016年12月13日 |  ∟イタリアの美術館

 ※ 続・ローマとナポリにバロックの奇才を訪ねる旅 (序)

 ワシントンDCのフリップスコレクションを終え、アムトラック・アセラでNYに向かう予定だった。

 が、過日の<続・老い>を投稿の折、ローマの小さな教会にあるカラヴァッジョ(1573-1610)の 「聖マタイ三部作」についてちょっぴり触れていたら、彼とベルニーニ(1598-1680/彫刻家)を訪ねる旅を中断したままになっていることを思い出した。

 NYのメトロポリタン美術館、一旦スタートすると短くとも半年間ほど続けなければならない。
 それを言い訳に、その前に「<バロックの奇才を訪ねる旅>」を再開と、何時も乍らの気紛れ振り。

   

 ♪ トレヴィの泉の近く、<ドーリア・パンフィーリ家の住居(宮殿)が美術館(左)になっている
 ♪ 122段の急な階段の上に建つサンタ・マリア・イン・アラチェリ教会(中)
 急階段の隣の緩やかなカンピドーリオ広場への坂道(右)、皆さんこっちを登っています

 そんなこんなんで思い返してみれば、ナポリの<カポティモンティ美術館>への寄り道も含め、ローマは<ボルゲーゼ美術館>、<ポポロ教会>などを巡り、パンフィーリ美術館でひとまず終えていた。

 で、その続きをと思うものの、なにせ七年も経ってい記事が重なることもあるかも知れないが、それも斑惚けゆえのこととまあ勝手に割り切って進めたいと思う。

   

 ♪ カンピドーリオ広場>(左)、向かって左がコンセルヴァトーリ・クレメンティーノ宮
 ♪ 右が新宮・パラッツオ・ヌオーヴォ、
新・旧宮は地下通路(中)で結ばれています
  その通路、紀元前に造られたタブラリユム・公文書館で石棺やレリーフなどが陳列されています
 ♪ 真ん中辺りに階段があり
上ると小さなテラスが、そこからフォロ・ロマーノ(右)が俯瞰できます

 かのミケランジェロ(1475-1564 )が設計したという広場を挟んで建つのが、世界最古のカピトリーニ美術館、15世紀にはローマ市民に公開されたというから驚き。

 クレメンティーノ宮の三階が絵画館となってい、そこからイタリア・バロックが誇るふたりの奇人を訪ねる旅、再開したいと思う。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1228


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