パソコンカレッジ スタッフのひとりごと

パソコンスクールのスタッフが、
初心者から上級者まで役立つ情報をお伝えします。

ABCや丸数字などの連続データを作成しましょう(Excel)

2009-04-09 09:36:43 | エクセル
Excelには数字や月や曜日を連続データにしてくれる「オートフィル」という便利な機能がありますが、
ABCや丸数字の連続データはオートフィルでは出来ないですね。

今日は関数を使ってそれら連続データを作成してみたいと思います。

今回使う関数

CODE()
指定した文字の文字コードを教えてくれます。

CHAR()
指定した数値を文字に変換してくれます。文字が割り当てられていない数値を指定するとエラー値が表示されます。

ROW()
指定したセルが何行目かを教えてくれます。

ABC・・をさっそく表示してみましょう。

まずB1セルに「A」と入力します。

C1セルに、=CODE(B1)と入力すると文字コードが表示されます。



文字「A」に割り当てられているコードは65なんですね。

じゃあ「B」は・・図は省略しますが66です。

つまりA~Zの文字コードは65~91の連番です。

では次に文字コードを文字に変換してみましょう。



いいですねぇ

さて、連続データを作ってみましょう。

ちなみに上図の数式は、=CHAR(65)と同じ意味です。

CHAR()関数を使った数式をコピーしていきますが、その際、引数を65、66、67・・と1ずつ増加させないといけません。

そこでROW()関数の登場です。

こうしたらいいですよ。



「A」のコードは65。数式を設定したセルの行は1行目ですね。

65+1=66

でもこれだと「B」が表示されてしまうので、最初に表示したい文字のコードから

セルの行番号を引いたものを初期値にするのです。

あとはオートフィルを使ってこの数式をコピーすれば、出来上がりです。



同じように丸数字もやってみましょう。さぁどうぞ



じゃあローマ数字でもやってみましょう。さぁさぁどうぞ(*^_^*)



手を抜いたわけではありませんよ~。丸数字やローマ数字は環境依存文字と言って、
使っているパソコンによって(OSによって)違うコードが割り当てられているのです。なので皆さんにやっていただきたいのです。

※=ROMAN(数値)という、指定した数値をローマ数字に変換してくれる関数も実はあります。

そろそろ上田の桜も見頃となってきましたよ。
桜も団子も大好き(*^_^*)

mihoりん

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« タブ表示をやめて、従来のウ... | トップ | 「Virtual PC 2007」の紹介 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (bebiママ)
2009-04-09 21:44:47
返信する
ためになります (けんちゃん)
2009-04-10 09:08:20
「あしあと」ありがとうございます。
全くの初級者ですので、とてもためになります。
ちょくちょくお邪魔します。
返信する
けんちゃんさんへ (mihoりん)
2009-04-10 12:51:47
こんにちは
ご訪問ありがとうございます。
ちょっとマニアックネタでしたが、喜んでいただけてうれしいです。

こちらの生徒さんからの質問なども
どんどんとりあげて書いていきますので
また来て下さいね。

返信する

コメントを投稿

エクセル」カテゴリの最新記事