パソコンカレッジ スタッフのひとりごと

パソコンスクールのスタッフが、
初心者から上級者まで役立つ情報をお伝えします。

数式が入力されているセルを選択しましょう (Excel)

2010-05-28 09:00:27 | エクセル
おはようございます。今日の上田は爽やかな天気で

私 ごきげんです。(*^_^*)

まぁそれはいいとして

さっそく生徒さんからの質問を取り上げたいと思います。

↓ここに見積書があります。


生徒さんががんばって作ってきてくれました。

「ねぇ先生、この見積書はまだ何も表示していませんが、商品名や単価、金額欄には数式が入っているんですよ。
事務員さんに入力をお願いするときに間違って数式が入ったセルにデータを入力しないよう、セルに薄く色をつけたいと思うんですが・・」

「うんうん。色を付けておくと親切ですね。また、数式セルに保護をかけるといった方法もありますが、
それはまた次回お勉強するとしてさっそく数式セルに色をつけますよ(*^_^*)」

「ではここで問題です。数式セルを一発で選択するにはどうしたらいいでしょうか?」

「へ?私だいたい覚えているのでそれぞれ選択しようかと・・」

「ふふ(*^_^*)では簡単に数式セルを選択する方法をお教えしましょう。」

2002/2003は「編集」メニュー→「ジャンプ」→「セル選択」

2007は「ホーム」タブ→「編集」グループの中の「検索と選択」をクリック→「条件を選択してジャンプ」をクリック



↓選択オプションのダイアログが出ますから、「数式」にチェックをいれてください。→ OK



ほら(*^_^*)



「あらこれは簡単だわ♪何色にしようかな」


簡単に数式セルを選択する方法をご紹介しました♪

mihoりん
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セキュリティソフトの比較レビュー

2010-05-25 09:00:20 | ソフトウェア
今回はセキュリティソフトの比較をしてみたいと思います。
と、言っても全てのセキュリティソフトを比較できるわけではないですが。

とりあえず、私が自分で使っているセキュリティソフトを比較してレビューします。
「ウイルスバスター 2010」と「カスペルスキーインターネットセキュリティ 2010」と
「ノートンインターネットセキュリティ 2010」の3つです。

あくまで私の主観ですので参考程度にお願いします。(PCの環境によっても違ってきますからね)



ウイルスバスター 2010(トレンドマイクロ)

メイン画面



タスクトレイのアイコン



かなり昔からこのソフトをメインに使っていますが、バージョンアップのたびにだんだんと重くなっていますね。
2009から2010になって少しは改善されましたが。

自宅ではXPとWindows7のPCにインストールしてあります。
何故かVistaのPCだとウイルスバスターの起動がもの凄く遅いんですよね。

VistaのPCでウイルスバスターを使っている人は起動が遅くないですか?

価格は安くて初心者向きなんですけど。



カスペルスキーインターネットセキュリティ 2010(ジャストシステム)

メイン画面



タスクトレイのアイコン



VistaのPCでウイルスバスターの起動が遅いのでカスペルスキーにしました。(もうだいぶ前ですが)
カスペルスキーはVistaでも起動は速いです。

と、ここで問題が・・・・

使っているうちにソフトの起動が遅くなってきたんです。(2009では問題なかったんですが、2010にしてから)
特に自作PCではブラウザの起動が1秒から2~3秒に、Photoshop CS3の起動が3~4秒から6~7秒に。
この程度はどうって事ないと思う人もいるでしょうけど、自作PCは速さを追求しているのでね。

ネットで検索すると同じ症状の人がいました。でも解決策はなさそう・・・・

ノートPCの方はもともとソフトの起動がそんなに速くないのであまり気にならないんですけど。

3つのなかでカスペルスキーだけがUSBメモリのスキャンに対応しています。
USBメモリを挿すと↓のポップアップがでます。





ノートンインターネットセキュリティ 2010(シマンテック)

メイン画面



タスクトレイのアイコン



今までノートンは使った事がなく、昔のバージョンで色々と不具合を見ていたので使う気はなかったのですが。

使ってみたらビックリ。かなり気に入りました。

起動も速いし(調べてみるとデスクトップ画面がでる前に起動している)、ウイルススキャンも速い。
PCのアイドル時(PCを何も操作していない時)にフルスキャンまでやってくれます。
他のソフトはスケジュールで指定した日時に行いますが。

アイドル時のフルスキャンの時はポップアップが出ていてスキャン中が分かるようになっています。
マウス操作などすると中断し、またアイドル時になるとスキャンを再開するというお利口ものです。

クイックスキャンなどは一日に1~3回はやってくれます。もちろんPCのアイドル時に。(この時にはポップアップはでません)

何台かのPCでネットワークを組んでいるとちょっと設定が必要ですが、中級者以上なら問題ないでしょう。
(ウイルスバスターとカスペルスキーは設定の必要はないです)

だだし、価格はセキュリティソフトの中では高いですね。


以上、簡単なレビューでした。
何だかノートンばかりを褒めた記事になっちゃいましたが。(^_^;) でも、結構お勧めだと思いますよ。



(ケン)
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日付を曜日付きで表示する(Excel)

2010-05-21 09:01:08 | エクセル
今日も生徒さんからの質問を取り上げましょう。

「先生、相談があるんですが・・・」

「何ですか?また、飲みにつれて行けってことですか?」

「そんなことじゃありませんよ。パソコンのことですよ。」

「よかった。で、どんなことですか?」

「エクセルで、ちょっと表を作ろうと思ったんですが、日付を入力して、思ったんですよ。」

「何を?」

「まあ、僕の表を見てくださいよ。」





「うわあ、なんてシンプルな表だろう。家計簿みたいな気もするけど・・・」

「日付を入力して、思ったんですよ。何かが足りないなあって。」

「さて?何だろう?」

「曜日ですよ。曜日。日付だけじゃあ、物足りないんですよ。」

「なるほど、それは、一理ありますね。」

「だから、曜日まで表示するには、どうしたらいいんですか?教えてください。」

ちなみに、日付の入力は、半角英数にして、つまり、日本語入力システムをOFFにして、
5/13 と入力すれば、いいんですよね。年は、自動的に、今年の年と認識されます。







それでは、生徒さんの質問にお答えしましょう。

まず、日付のセルを選択します。
次に、書式メニューの「セル」をクリックします。

そうです。値を変更することなく、表示形式をうまく設定して目的を達成しますよ。






書式設定ダイアログボックスが表示されます。

日付に関する設定なので、日付の分類にありそうですが、見てみると、ありません。
さあ、どうしましょう。





こんなときは、ユーザー定義を使います。
自分で、作っちゃうという発想です。

右のリスト一覧から、yyyy"年"m"月"d"日" を選択しますよ。

上のほうにあるサンプルという場所を見ると、2010年5月13日 と表示されることが分かります。





でも、曜日がありませんね。
ユーザー定義は、ここからが腕の見せ所。この一覧になくても、いいんです。
自分で自由に作れるんですから。

下の図の赤枠の部分をご覧ください。
末尾に (aaa) と半角で手入力しました。

すると、サンプルには、 2010年5月13日(木) と表示されているではありませんか!

画面下の OK を押して閉じてください。





はい、できました。






ちなみに、ただ (aaa) とだけ入力すると、(木) と表示されるんですよ。
つまり、日付を 曜日として表示することもできるんです。


もひとつおまけ。
(aaaa) と入力すると、(月曜日) というように表示されます。



だい
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小数点の位置を揃えましょう(Excel)

2010-05-18 09:00:52 | エクセル
みなさんおはようございます。

今日も生徒さんからの質問をとりあげましょう。

↓Excelで、たとえば計算した結果が小数の場合だと、このように

小数点の位置がズレて読みにくくなることがありますね。

小数点の位置が揃っていたら・・・いいですよね(*^_^*)



さっそくやってみましょう。

セルの書式設定の表示形式を使いますよ。

先ほどの図の場合、せるA3~B7を選択します。

範囲内で右クリックして「セルの書式設定」ダイアログを表示し、

「表示形式」タブをクリック。分類の中から「ユーザー定義」を選択します。

そう。オリジナルの表示形式を作るのです。

種類のテキストボックスに「0.???」と入力します。

選択したセル範囲内の中で小数点以下の一番多い桁数と同じだけ「?」を入れます。

「?」は書式記号と言って数字1文字を表します。設定した「?」の数が

小数点以下の桁より多い場合はスペースで埋めてくれるので、これで

小数点以下の数値を揃えることが出来るというワケです(*^_^*)



ちょっとした手間ですが、生徒さんは「読み間違いがなくなった」と

喜んでくれました。

私たちは、どちらかというと数式にこだわってしまいがちですが、

せっかく出した結果も読み間違えたりしてしまえば意味がないかもしれません。

見た目は~大事~

お笑いはU字工事~

ちょっと古かった?

今日も一日楽しく過ごしましょうね。

mihoりん
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XPのメールデータをWindows7に移行する方法

2010-05-14 09:03:15 | WindowsXP・Vista・Windows7
Windows7のPCが発売され大分たちますが、これからXPからWindows7のPCに買い換える人も多くなるでしょうね。

そこで今回は、XPの「Outlook Express」のメールデータをWindows7の「Windows Live メール」に移行する方法を書きます。

「Windows Live メール」については「Windows7 RC レビュー Part-10」をご参考に。


まず、「Outlook Express」のメールデータをUSBメモリなどにコピーします。
この方法は「メールのバックアップ (Outlook Express)」をご参考に。

「Windows Live メール」を起動してメニューの「ファイル」→「インポート」→「メッセージ」をクリックします。



「Microsoft Outlook Express 6」を選択して「次へ」をクリックします。



「参照」ボタンをクリックします。



USBメモリにコピーした「Outlook Express」フォルダを指定して「OK」をクリックします。



「次へ」をクリックします。



デフォルトでは「すべてのフォルダー」になっていますが、「選択されたフォルダー」にしてインポートするフォルダだけを
指定してもいいです。そして「次へ」をクリックします。



インポートが終了したら「完了」をクリックします。



「Windows Live メール」の「保存フォルダー」に「インポートされたフォルダー」ができていて、そのなかに「ローカルフォルダ」が
あり、そこにインポートされた「Outlook Express」のメールデータがあります。「受信トレイ」を開くと確認できます。



そのままでもいいのですが、これを「Windows Live メール」のアカウントにある「受信トレイ」に移動した方がいいでしょう。

「インポートされたフォルダー」→「ローカルフォルダ」→「受信トレイ」にあるメッセージを全て選択して右クリックします。
そして「フォルダーに移動」をクリックします。



アイテムの移動先でアカウント名の「受信トレイ」を選択して「OK」をクリックします。



その他にもメッセージがあれば同じ手順で行います。(送信済みアイテムなど)

全ての移動が終わったら「インポートされたフォルダー」は削除してもかまいません。

「インポートされたフォルダー」を右クリックして「削除」をクリックします。



これだけでは「保存フォルダー」の「ごみ箱」に入っただけなので、「ごみ箱」のなかの「インポートされたフォルダー」を
右クリックして「削除」をクリックします。



以上で「Outlook Express」から「Windows Live メール」へのメールデータの移行は終了です。


この作業は新しくWindows7のPCを買った時にしかやらないでしょうけどね。(^_^;)

これからXPからWindows7のPCに買い換える方はご参考に。



(ケン)
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AHCIモードで回復コンソールを使う方法

2010-05-11 09:00:22 | WindowsXP・Vista・Windows7
以前の記事で「回復コンソールのインストール (XP)」と「回復コンソールを使ってシステムを修復する (XP)」を
書きましたが、回復コンソールが使えないPCもあるんですね。

それは、AHCIモードでXPをインストールしてあるPCで、回復コンソールが使えません。
メーカー製PCでもHP(ヒューレットパッカード)やNECの一部の機種などがAHCIモードになっています。

本来、XPはOS標準でAHCIモードには対応していないんですけどね。通常はIDE互換モードです。

AHCIモードでも回復コンソールのインストール自体は出来ますが、回復コンソールを起動するとブルーバック(青い画面)の
STOPエラーで止まってしまいます。STOP: 0x00000007B

これは回復コンソール起動時にAHCIドライバが読み込まれていないからです。

今回はAHCIモードのPCでも回復コンソールを使えるようにする方法です。


回復コンソールをインストールするとCドライブに「cmdcons」と言うフォルダが出来ます。



「cmdcons」フォルダを開いて新規に「$OEM$」と言うフォルダを作成します。



「$OEM$」フォルダに「TXTSETUP.OEM」と「iaStor.sys」ファイルをコピーします。
※PCによってこのファイルのある場所が多少違うので検索して探してください。



次に「cmdcons」フォルダのなかの「winnt.sif」ファイルをメモ帳などで開いて書き換えます。



↓の箇所に「OemPreinstall=Yes」を書き加えます。



一番最後の行に下記の2行を書き加えます。

[MassStorageDrivers]
"Intel(R) ICH9M-E/M SATA AHCI Controller"="OEM"



"Intel(R) ICH9M-E/M SATA AHCI Controller"の部分はPCによって違うので、デバイスマネージャで
確認してくださいね。



確認したら、「$OEM$」フォルダの「TXTSETUP.OEM」をメモ帳で開いて
「Intel(R) ICH9M-E/M SATA AHCI Controller」の部分をコピーして貼り付けます。



※デバイスマネージャと多少表記が違っている場合がありますが、「TXTSETUP.OEM」の方が正しいです。


以上で、AHCIモードのPCでも回復コンソールが使えるようになりますよ。


追記:上記の方法で「RAIDモード」でも回復コンソールが使えるようになります。



(ケン)
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Googleの検索結果の総数一覧表を作成する その4(ExcelVBA)

2010-05-06 09:01:06 | ExcelVBA
いよいよ、クライマックスです。

過去3回の記事をおさらいしておいてくださいね。
今回の処理の概要は、次のとおりです。

「表の検索キーワードを使って、Googleで検索を行い、検索結果の総数をF列に代入する」
今回の表は、10行ありますので、繰り返し処理を行います。


それでは、プログラムの処理を確認しましょう。

1.表のシート(今回は、「Sheet1」です)の3行目の検索キーワードを含んだURLを生成する
2.エクセルの機能「新しいWebクエリ」を使って、別のシート(今回は、「Sheet2」です)にデータを取り込む
3.取り込んだデータの中から、検索結果の総数を取得して(自作関数を使用)、表のF列3行目に代入する
4.上記1~4の手順を、表の最終行まで、繰り返す(今回は10回)
5.取り込みの際に自動的に生成される 名前 を全部削除する(サブルーチンとして作成しました)


手順5について説明をしておきます。
データを取り込むごとに、名前が自動生成されてしまいます。
これは、増える一方です。





パソコンの性能によりますが、この名前があまり多くなると、とたんに処理が遅くなります。
パソコンによっては、動かなくなることもあります。
それを避けるために、処理の最後に、この名前を全部削除しているのです。

今回は、この処理を独立したプロシージャとしてつくりました。
名前は、DeleteNameとしました。
いくつあるか分からない名前を全部削除するには、For Each ~ Next構文を使うと簡単です。
詳しくは、下のコードをご覧ください。



それでは、標準モジュールに記述するコードを確認します。

3つのプロシージャ(プログラムの単位)がありますよ。




Sub 検索件数の取得()
    Dim qs As String
    Dim i As Integer
    Dim LastRow As Integer
    Sheets(1).Select
    
    '最終行を取得
    LastRow = Range("B65536").End(xlUp).Row
    
    For i = 3 To LastRow
    
        Sheets(1).Select
        '検索キーワードを含んだURLを生成する
        qs = "http://www.google.co.jp/search?hl=ja&source=hp&q="
        qs = qs & Range("C" & i).Value & " "
        qs = qs & Range("D" & i).Value & " "
        qs = qs & Range("E" & i).Value
        qs = qs & "&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=&aq=f&aqi=g8g-r2&aql=&oq=&gs_rfai="
        
        Sheets(2).Cells.Clear
        'データを取り込む(メイン処理)特に2行下のコードに注目。qs がURL です。
        With Sheets(2).QueryTables.Add(Connection:= _
            "URL;" & qs, Destination:=Sheets(2).Range("A1"))
            .Name = "google"
            .FieldNames = True
            .RowNumbers = False
            .FillAdjacentFormulas = False
            .PreserveFormatting = True
            .RefreshOnFileOpen = False
            .BackgroundQuery = True
            .RefreshStyle = xlInsertDeleteCells
            .SavePassword = False
            .SaveData = True
            .AdjustColumnWidth = True
            .RefreshPeriod = 0
            .WebSelectionType = xlEntirePage
            .WebFormatting = xlWebFormattingNone
            .WebPreFormattedTextToColumns = True
            .WebConsecutiveDelimitersAsOne = True
            .WebSingleBlockTextImport = False
            .WebDisableDateRecognition = False
            .WebDisableRedirections = False
            .Refresh BackgroundQuery:=False
        End With
        
        '取り込んだデータの中から、検索結果の総数を取り出す
        '別途作成した 自作関数を使用する
        Sheets(1).Range("F" & i).Value = GetKensu
    Next
    
    'サブルーチンを実行する
    DeleteName
    
    Sheets(1).Select
End Sub

Function GetKensu() As String
    '自作関数:取り込んだデータから検索結果の総数を取得する
    
    Dim i As Integer
    Dim LastRow As Integer
    Dim StartPoint As Integer, EndPoint As Integer
    '定数に、今回は、「検索結果」を設定する
    Const StartKeyWord As String = "検索結果"
    
    Sheets(2).Select
    '最終行を見つける
    LastRow = Range("A65536").End(xlUp).Row
    
    For i = 1 To LastRow
        '行に、「検索結果」という文字があるかどうかをチェック。
        StartPoint = InStr(Range("A" & i).Value, StartKeyWord)
        If StartPoint > 0 Then
            '見つかった場合の処理(見つかると、行頭からの文字数を返す)
            EndPoint = InStr(Range("A" & i).Value, "件中")
            '「件中」という文字までの間に、検索件数の数字が存在する
            GetKensu = Mid(Range("a" & i).Value, _
                            StartPoint + Len(StartKeyWord), _
                            EndPoint - (StartPoint + Len(StartKeyWord)))
            '「検索結果」と「件中」の間の文字を取得
            GetKensu = Replace(GetKensu, "約", "")
            '「約」という文字を削除(こういう場合に、置換を使用する)
            GetKensu = Trim(GetKensu)
            '一応、数値の両端の空白を除去しておく
            Exit Function
        End If
    Next
    GetKensu = "なし"
    'もし、検索結果の数値が見つからなかった場合の、この関数の答え
End Function

Sub DeleteName()
    Dim n As Name
    
    For Each n In Names
        n.Delete
    Next
    
End Sub






画像を載せておきます。







それでは、プログラムを実行してみましょう。

「ツール」「マクロ」「マクロ」で、「マクロ」ダイアログボックスを表示します。
Altキーを押しながら、F8キーを押してもいいですよ。


検索件数の取得 を選択して、実行ボタンを押してください。







すると、F列に、順次、数字が代入されていきます。
大体、1秒おきくらいのペースで、代入されていきますが、
ネットの通信状況等で、もっと遅くなるかもしれません。
しばらく、眺めていてやってください。


ほら、完了しました。





今回のシリーズは、いくつものステップに分けて、最終的に目的を達成しました。

そのステップごとに、プロシージャをつくり、それを呼び出して処理するようにすると、
プログラム全体の見通しがよくなります。

今回の場合では、繰り返し、データを取り込むプログラムが主となりますが、
その中で、取り込んだデータから検索結果の総数を取得するプログラムまで記述すると、
プログラムが長くなり、分かりにくくなってしまいます。

そこで、取り込んだデータから検索結果の総数を取得する部分を、別途関数として
独立したプロシージャとすることによって、ロジックとしても、処理の流れとしても
可読性の高いプログラムとなります。

同様に、名前の一括削除も、独立させて、呼び出すようにしました。



「困難は、分割せよ」ということわざがあります。

プログラムを作るのにも、たいへん有用な言葉です。

それでは、また。



だい
コメント (1)
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