ぱせり その日暮らし

文化系多趣味、NHK好き
ちょっぴり?鉄子さんの道楽日記です

防災訓練

2018-07-13 | 日記
7/8、防災訓練に参加してきました。町内の防災訓練は安否確認から。
区画ごとの班長さんが1件づつ回ってきます。その後、集合場所の公園へ。



関係者しかいないだろう?という少なさです。
集合場所から1次避難所の公民館へ、訓練はこちらで行います。
前はもうちょっと人数いた気がするんですけどもね。

消火栓体験と、AEDというより心臓マッサージと、タオル担架の作り方。
私がこちらに引越してきて10年、在宅中は毎回参加していたのですが、
毎回同じ内容、今年で11回目ということでした。
町内会のおじいちゃんたち、話長い!
最後にアルファ米の水だけでご飯が炊けるやつ、出来上がったのをお土産に帰ります。

言いたいこと多数!

まずですね、この公民館、1次避難所には支援物資が来ません。
以前も学校合同避難訓練に参加しましたが、2次避難所の小学校まで徒歩15分。
まず避難勧告が出たら、避難指示が出る前に避難しないと間に合わなそう。
しかも土手沿いを通ってゆくのですよ!水害ならアウトなんじゃないかと!

次に災害補助金で買った災害用簡易トイレテントは、公民館に設置がありません!
使うにはちょっと離れた土手沿いの神社の倉庫まで、取りに行かないといけません。
神社で設置できないのか?土手沿いだからダメなのか?

AED訓練、まず「救急車の指示と、AEDを取りに行く指示を出します」
って、この町内で設置箇所はどこですか?と聞いたら、
「公共施設にはあるでしょう?」とのお答えでした。
・・・公民館は公共施設じゃないようです。学校施設にはあるらしいです。
じゃあ設置地図とか配布してくれたらいいのに、自分が知ってないとダメなのか。
まあ施設が閉まってたら使えないんですけども。

最後に「災害用補助金でまず役員用ブルゾンを買いました!」って、おかしいでしょ!
それは必要な支出なのか!って話ですよ。

昔から住んでいる人の話では
「過去にひどいことなかったし、堤防も盛土したから安心」
って、それ以上の災害になり得るから、危機感いだいて訓練なんでしょう?
はー、町内会役員の質下がったのかな。
私が自治協委員をやってるときと、メンバー入れ替わってるだろうからなあ。
定期イベントこなしているだけだ。
町内の花植え企画も、参加人数少なかったしなあ。



このたびの西日本の豪雨災害で、いろんなところで水害があり、
避難指示が出てもあっというまに水が上がったり、土石流が起こったり、
それを経験として、今後の避難活動を検討しなくてはいけないですね。

核家族増えていますよ。若者層だけでなく、シニア世帯も増えます。
しかも、介護はこれから地域医療に転換していくというのに、
個人情報保護法とかが作用して、近所の要救助者が分からなくなっていくでしょう。
地域コミュニケーションは重要ですよ。

災害後だって、後片付けに物資や人は必要ですが、
西日本のように広範囲の水害だと、もう国が動くしかないんだと思うのですけど。
私達だって、報道だけでは全災害を把握できていない。
ということは、現地の情報のない場所では、それ以上に把握できていない。
まるで東日本の地震の時と同じように。

国が!泥だらけの家を再建する労力を、減らしてあげてください。
いっそ村じまい、村単位移住、仮設ではなく簡易住宅の永年提供、
いまこそ移住促進、空き家利用など。
災害で住まいを追われた人の、その人達の故郷への想いは強いと知っていますが、
その想いと労力が、新しい場所での新しい生活にシフト変換できたらいいと、
せつに願います。

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