パピとママ映画のblog

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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち ★★★・5

2017年02月04日 | アクション映画ーマ行
「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」のティム・バートン監督が、ランサム・リグズによる全米ベストセラー小説「ハヤブサが守る家」を映画化し、人とは異なる奇妙な能力を持った子どもたちが織りなす物語を描いたミステリアスファンタジー。
周囲になじめない孤独な少年ジェイクは、唯一の理解者だった祖父の遺言に従い、森の奥にある古めかしい屋敷を見つける。そこには、美しくも厳格な女性ミス・ペレグリンの保護のもと、空中浮遊能力を持つ少女や透明人間の男の子、常に無口な双子といった、奇妙な子どもたちが暮らしていた。主人公ジェイク役は「ヒューゴの不思議な発明」で知られるエイサ・バターフィールド、ミス・ペレグリン役は「007 カジノ・ロワイヤル」「ダーク・シャドウ」のエバ・グリーンが務めている。

<感想>永遠の子供たちと少年が育む時を超えた秘密の友情と冒険、ダークファンタジーもの。主人公に「ヒューゴの不思議な発明」の少年、エイサ・バターフィールドが、久々に観て成長しているのにびっくり、19歳になるんだって。それに、女主人ミス・ペレグリン役のエヴァ・グリーンの美しさと、バロン役のサミュエル・L・ジャクソンが、ホローガストという怪物たちを率いる邪悪な男に扮していて、ミス・ペレグリンらを捕まえて、子供たちの目玉を食い不死の力を得ようとして襲撃してくる。サミュエルの悪役もハマってて完璧でしたね。それに、インブリンの女性でミス・アヴォセットに、ジュディ・デンチが扮していました。

イギリスのケルン島を訪れたジェイクが、最初は廃墟の屋敷を見つけるも、まるでタイムスリップでもしたかのように、別世界に存在する美しい屋敷を発見する。そこには女主人のミス・ペレグリンと不思議な少年少女が住んでいた。子供のころからお爺ちゃんに不思議な話を聞かされていた少年ジェイクが、奇妙な物語の数々が嘘じゃなかったことを知り、ペレグリンたちと心を通わせていく過程がいいですよね。

不思議な屋敷の女主人ミス・ペレグリンは、鳥(ハヤブサ)に変身できる能力と同じ時間を繰り返すループを作る能力の持ち主でもある。一般社会では生きて行くことができない子供たちを守る役目を担っている。躾は厳しいけれど、子供たちへの愛情はたっぷり。演じるのは「ダーク・シャドウ」のエヴァ・グリーン。

そして、奇妙な子供たちの年長者である、空中浮遊能力を持つブロンドの美少女エマ。体が空気よりも軽く、そのままだと何処までも浮いてしまうので、普段は重りとして鉛の靴を履いている。心優しいジェイクとやがて心惹かれ合っていくが、「マレフィセント」で注目を集めたエラ・パーネルが熱演。

それに、不思議な子供たちは、年少組も個性派ぞろいで、クレアは巻き髪とリボンが愛らしいお人形みたいな少女だが、後ろ髪を書き上げると後頭部には鋭い牙の歯を持った別の口が出現し、差し出されたチキンをバリバリと一気食いする。イメージを覆い隠す姿に思わずびっくりしてしまう。
そして、頭には白いマスク、体も白い衣装で肌を露出させないまるでテルテル坊主の様な奇妙ないで立ちの双子。常に一緒に行動し言葉を発せないミステリアスがあるも、その力は、人間を陶磁器に変えてしまい粉々に砕いてしまう能力がある。

その他にも、透明人間のミラード、体内に蜂を飼っているヒュー少年、両手から火を放つ少女オリーヴ、人形に命を吹き込めるイーノック少年、信じられない怪力な小柄な少女ブロンウィン、植物を成長させる少女フィオナとか、予言の夢を見る少年など、とにかく普通の社会には馴染めない子供たちばかり。島がドイツ軍の空襲に遭う直前の、1943年の夏の同じ1日を繰り返す「ループ」と呼ばれる場所。彼女を筆頭にそこで暮らす奇妙な子供たちは、永遠に年を取らないという設定なのだ。

やっぱりティム・バートン監督らしい、ちょっとグロテスクな設定でしたね。マニアックなファンが喜びそうなダークなシーンが満載であり、ですが、今回は子供たちとの絆と冒険がメインなので、勇気や優しさが前面に出ていて、あらゆる層にアピールできる作品になっていることは間違いありませんから。何だか、社会に馴染めない特殊能力を持った人間たちって、「X-MEN」みたいでもあるよね。子供たちが成長したらそうなるかも。

そして、敵に連れ去らわれた鳥のハヤブサに変身した、ミス・ペレグリンを取り戻すために、子供たちが力を合わせる展開では、まさに適材適所であり、知恵とチームワークで強大な敵に立ち向かっていくという、冒険アクション映画の王道的な見せ場が繰り広げられるのであります。

ですが、バロン率いる敵のモンスターが襲い掛かるラストシーンでは、骸骨とモンスターの戦いというホラー映画ばりの恐怖感を煽るし、これって前にDVDで見た「武器人間」の中に出てたロボットと似ているので、パクッたのかと驚いた。

昔の人形アニメーション映画を思わせる描写もあるしで、一見してグロで変な映画だけど、家族愛とかロマンスもテーマにあって、それなりにハッピーな気持ちになるのだから。でも、ラストが忙しい展開でハラハラさせて於いて、うまくループに入れたからいいようなものだけれど、もう少しゆっくりと進めようよ、ファンタジーなんだからね。
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