皆さま、お疲れ様です、坂之上サイクル東開フィットの中島です。
さて、今年の3月は、運転免許をウッカリと更新し忘れ、そして再取得と、お客様方には大変な御心配おかけしました。ごめんなさい。
そんなこんなの出来事からもう3ヶ月、早いようでいて、まだまだ「若葉マーク前後に貼り付け義務」の初心者ドライバー(風味の元・ゴールド免許)でございます。
「若葉マーク故に(ゆえに)」なのか、あるいは関係ないのか分かりませんが、結構後ろに張り付いてこられる車に遭遇することもあり、迫ってくる運転手さんの特徴や車種、メーカーの傾向等が見て取れたりして勉強になります。
あと9ヶ月も勉強できますか。ありがとうございます!
(※ちなみに、初心者の若葉マーク(1年貼付)は義務で罰則もありますが、高齢者の「モミジマーク」は任意だそうで、高齢者ドライバーの実際の数は、街を走るモミジの数よりはるかに多そうです。自身の安全運転もですが、わけのわからない事故をもらわないよう、気を引き締めて運転することにしましょう)
さて、今回は、新しい免許証の裏書きに、「臓器提供の意思確認」が付いている件で、医療関係のお客様から貴重なお話をいただきましたので、ご紹介が遅くなりましたがご案内します。
(※ご本意からずれた説明になってるかもしれません。その時はまたご指導のほど、よろしくお願いいたします)
どの時点からかは分かりませんが、中島が今年の3月に発行を受けた免許証の裏には「臓器提供の意思表示」をする項目が付いておりました。皆さまの分も、更新を受けた後には同様に表示されると思います。
「臓器提供」そのものの判断については、各自各論、様々な思いがあると思いますので、ここでは論じません。
医療関係の方から案内があったのは、「裏面の意思表示欄に是非チェックを入れてほしい」という旨のお話です。
それは、現場からの切実なるお願いが発せられたかのようでもあり、
「OKまたはNG、ダメならダメでもでもいとわないので、むしろ明確にチェックを入れてもらってた方が助かる」
というようなお話でした。
(※ ここから、一部中島の妄想も混じります。妥当な説明かどうか定まりませんが・・・・中島は普通の自転車屋さんなので、医療の事をお伝えするには大変おこがましいことと恐縮しつつ記述しております。移植医療に対してはニュートラルなスタンスであることもご了承くださいませ)
■ 全くもって、仮のデタラメな例えですが、「臓器提供してもよい人」と「しない人」の割合が50%と50%の国があったとしましょう。
□ その国で、100%が、免許証なりで意思表示していたとすれば、万が一の状態の二人のうち一人は「臓器提供の可能性ゼロ」と分かるので、残されたご身内の方々に「臓器提供のたぐいの話」はしなくて済むわけです。あるいは、ご家族からその提案があったとしても、ご本人の意思が尊重されるでしょう。
□ 一方、国民的に普及率の高い「免許証」の裏にチエック機能を設けたものの、意思表示の普及率が低いとします。
すると、約半数が本来なら「提供不可」のはずが、意思表示のチェックがないばっかりに、「もしかしたら臓器提供の機会を排除出来ない可能性のある対象」として見られることになるのではないでしょうか。
その時、当然ですが、もはや自分の意思を主張することはできません。
そして、結果的にNGとなるにしても、そのご親族に対して「臓器提供のたぐいの話」を説明する負担が発生するかもしれないのが「現場の医療関係者」なのかもしれません。
そんな場面を妄想すると、それは「親族の不慮に対面してるご身内」にとっても、「もはや意思を伝えられないご本人」にとっても、「現場の従事者」にとっても、ある意味『事前に意思表示してさえいれば』必要なかったであろう、とてつもなくつらい時間となりそうな気がします。
中島、早速、チェックしました。
そしてそして、我々にとって何よりも大切なことは、
「絶対に事故などを起こしたりしないこと」
ではないでしょうか。
私たちの免許証の更新は、3年、または5年、などとやってきます。
今回は中島、「臓器提供しません」にチェックしましたが、また気が変わるかもしれません。分かりません。
3年後の無事な免許更新、そして再びの意思表示チェックを当たり前のように、元気ハツラツと通過していくべく、日々の交通安全、健康的な生活に努めることとしましょう。
また、意思表示チェックのご機会に、家族間で普段話しづらい「生死観」などを話題にするのもよいかもしれません。
どうぞ皆様がご健康で、毎回の免許更新をハツラツとお迎えいただけますよう。
そして、更新のお忘れ、うっかり失効のございませんように。。。
カテゴリー「運転免許失効ナウ!☆仮免許からの奮戦記」、これにて閉幕いたします。。。
追記です。
平成29年11月に、内閣府が行った「臓器移植医療についての意識調査」がありましたのでご紹介しておきます。日本人、18歳以上、3000人対象、回答率6割くらい。ご興味がありましたら。
➡ ➡ 「移植医療についての世論調査の概要」 内閣府 広報室資料より