ドラえもん第１話考察

昨日に続き、ドラえもんの話。

原作版のドラえもん第１話。

そう、あの一部で有名な名セリフ。
『がはは、首吊りだ！』
が、登場する第１話。


この話について語る時よく耳にするのは、初めて登場したドラえもんが、のび太の喰っていた『焼餅』（お正月の設定だから）を『こんな旨い物は初めて食べた』と言って横取りした。ドラ焼きより餅の方が好きなんじゃないか？って意見なんだが・・・。


それよりもっと、注目する点があると思うぞ、みんな。



物語冒頭、しずかちゃんとジャイ子が羽根つきをしているシーンがあるんだが・・・その場所が、のび太の家の前。


普通こういう遊びって、どちらかの家の前でやらねえか？
【ドラえもん】を全巻読んでみても、野比家の前に源家や剛田雑貨店が存在してる描写は無い。


わざわざ、野比家の前まで来て、羽根つきをやる行動が意味不明だ。
よく、小・中学生がやる『好きな子の家まで行って、家を見て帰ってくる』ってイベントがあるが、それでもないだろうし。


ジャイ子に『がはは、首吊りだ！』って言わせるためだけにこのシチュエーションを生み出したのだとすれば・・・恐るべし、藤子不二雄。


なんて事を急に考えてしまった冬の昼下がり。