物の見え方

2017-01-15 10:37:36 | タナカ君的日常
 このところこのブログでは雪の結晶撮影の話題が多い、 今日の記事だって、 カテゴリーを「雪の結晶撮影」にした方が良いかな? と想いつつ「タナカ君的日常」にしているのだ。

 Top写真はつい先日の草津で結晶撮影の際に撮影した同じ被写体を異なる背景の中で撮影した2枚をPC画面に表示させた物だ。 右側のイメージは僕が憧れて真似たいと思っているとロシアの写真家の結晶画像の背景色を真似たものだが、 主役となるべき雪の結晶そのものが、 なんとも貧弱な様相に見えてしまっている。 その原因は撮影対象の雪の結晶の大きさの違いもあるのだろうと想っている。  しかし左右に並べた同じ被写体の画像で判る様に、 それを照らす光と影によって映像の見え方が大きく異るんですよね。

 そんな物の見え方と言う意味ではスキー・ジャンプで空中を滑空する映像。 子供の頃の僕は助走路を滑ってきた選手は踏切直後には空に向かって広げた手で鳥の羽根の様に羽ばたき、 高度を上げて、 その後に放物線落下して来るのだと想いこんでいた。 それはシャンツェの中間地点に設置した一台のカメラで踏切直後からの空中姿勢と着地までを追って撮影したニュース画像を見せられていたからだろうと、 今では想う。

 今のジャンプ競技の中継では撮影カメラはスタート地点、 中間地点、 終了地点と沢山の場所に置かれ、 それで見る映像はジャンプ台の滑走路の末端は空に向かって上昇する形にはなっておらず、 ジャンパーは、ほぼ水平に飛び出して、 その後は放物線落下するだけと判るのだ。

 政治や世の中の動きや戦争中の戦況等、 諸々の出来事についてだって、 決まった視点からの報道だけに接していたら、 真実なんて見えて来ないってのは判りきった事ですね。

 それにしても、 雪の結晶の撮影を始めてみて、 つくづく感じる 

 「真似することのなんと難しい事か!!」

 きっと撮影条件のノウハウや、画像処理のノウハウがあるんでしょうね。 上手く行ったら書いて見たい。
 
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