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Mars&Jupiter

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カール・シュターミッツのクラリネット協奏曲第3番ロ長調を聴く

2015-03-01 18:10:14 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日はウォーキングを休みました。
今月からは久しぶりにドイツ・オーストリア編に入ります。
今回は1745年ドイツ生まれのカール・シュターミッツの作品で、
作曲期間は不詳のクラリネット協奏曲第3番ロ長調である。
聴いたCDは、ザビーネ・マイヤーのクラリネット、
アイオナ・ブラウン指揮、アカデミー室内管弦楽団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロ・モデラートは、軽快な旋律を奏でる弦楽器と、
豊かなホルンの響きによるすがすがしい感じの前奏で始まる。
クラリネットが入り、それに絡みながら主題を奏でていく。
自由に駆け抜けていくようなクラリネットの音が楽しい。
クラリネットの技巧的な演奏を発揮する部分がみられ、
カデンツァでもそれが発揮され、最後は颯爽とした感じで終わる。
第二楽章ロマンツェは、牧歌的な主題がクラリネットにより奏でられ、
夢見るように甘美な旋律と叙情的な旋律が現れる。
第三楽章ロンドは、クラリネットが軽快で生き生きとした旋律を奏でて始まる。
それを弦楽器が受け継ぎ、再びクラリネット中心に主題が奏でられていく。
自由自在に駆け巡るようなクラリネットの音が楽しい。
最後は主題を全体で繰り返して、最後爽やかに終わる。


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