昨日は荻窪から西荻窪駅まで歩きました。
中央本線に並行する道をなるべく歩くようにして、
西荻窪駅まで歩き、駅前を通って、
ブラジル料理の店、コッポ・ド・ヂーア(copo do dia)にたどり着く。
モチモチ感のある焼きチーズを食べながら、赤ワインを飲む。
道の途中で聴いたのは1934年生まれのシュニトケの交響曲第3番。
シュニトケの略歴については以前触れたので省略する。
交響曲第3番は1981年に作曲され、同年11月5日に、
ライプツィッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の演奏、
クルト・マズアの指揮で、初演された。
「ドイツ交響曲」ともよばれ、バッハから
現代までのドイツの音楽の歴史を反映した交響曲のようだ。
第1楽章ファースト・ムーブメントは、導入にあたり、
静寂で混沌とした音楽の中で、徐々に姿をみせる朝焼けのように、
そしてドイツ的なものを感じさせる力強いファンファーレが登場する。
そして再び静寂さが戻り、また徐々に色々な音楽が聴こえ、
打楽器による力強いドイツ的な旋律が聴こえてくる。
そしてまた静寂に戻り、様々な音楽が聴こえてくる。
この繰り返しが続く、不思議な音楽体験のできる曲である。
第2楽章アレグロは、ソナタ形式の楽章のようだ。
最初舞踏風の軽やかな旋律とコラール風の旋律が奏され、
そのあと激しい現代的な音楽とロマン派的な甘美な旋律が混ざりあい、
シュニトケの特徴である多様式性を示している楽章である。
ここでもドイツに関係する古典~現代音楽の要素が、
旋律として断片的に現れては消えていく。
モーツアルトのピアノ・ソナタを感じさせるような
断片が最後のほうで現れて終わる。
第3楽章アレグレットは、スケルツォ楽章。
最初のところでは、金管楽器や打楽器が活躍する。
中間部ではコラール風の音楽が現れたり、
ミニマム・ミュージック的な音楽や、
マーラーのような後期ロマン派的な音楽の断片など、
色んな音楽が現れては消えていく。
第4楽章アダージョは、フィナーレ楽章で、
ゆるやかな感じで始まり、全楽章の中では演奏時間が長い。
静かに流れていく音楽の中、後期ロマン派風、ベルク風の音楽などが現れ、
音楽は一度大きな盛り上がりをみせ、再び静寂の中へと戻り、
金管楽器によるブルックナー風の音楽が出てくるかと思うと、
フルート・ソロによる清浄な旋律が出て、静寂な中終わる。
中央本線に並行する道をなるべく歩くようにして、
西荻窪駅まで歩き、駅前を通って、
ブラジル料理の店、コッポ・ド・ヂーア(copo do dia)にたどり着く。
モチモチ感のある焼きチーズを食べながら、赤ワインを飲む。
道の途中で聴いたのは1934年生まれのシュニトケの交響曲第3番。
シュニトケの略歴については以前触れたので省略する。
交響曲第3番は1981年に作曲され、同年11月5日に、
ライプツィッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の演奏、
クルト・マズアの指揮で、初演された。
「ドイツ交響曲」ともよばれ、バッハから
現代までのドイツの音楽の歴史を反映した交響曲のようだ。
第1楽章ファースト・ムーブメントは、導入にあたり、
静寂で混沌とした音楽の中で、徐々に姿をみせる朝焼けのように、
そしてドイツ的なものを感じさせる力強いファンファーレが登場する。
そして再び静寂さが戻り、また徐々に色々な音楽が聴こえ、
打楽器による力強いドイツ的な旋律が聴こえてくる。
そしてまた静寂に戻り、様々な音楽が聴こえてくる。
この繰り返しが続く、不思議な音楽体験のできる曲である。
第2楽章アレグロは、ソナタ形式の楽章のようだ。
最初舞踏風の軽やかな旋律とコラール風の旋律が奏され、
そのあと激しい現代的な音楽とロマン派的な甘美な旋律が混ざりあい、
シュニトケの特徴である多様式性を示している楽章である。
ここでもドイツに関係する古典~現代音楽の要素が、
旋律として断片的に現れては消えていく。
モーツアルトのピアノ・ソナタを感じさせるような
断片が最後のほうで現れて終わる。
第3楽章アレグレットは、スケルツォ楽章。
最初のところでは、金管楽器や打楽器が活躍する。
中間部ではコラール風の音楽が現れたり、
ミニマム・ミュージック的な音楽や、
マーラーのような後期ロマン派的な音楽の断片など、
色んな音楽が現れては消えていく。
第4楽章アダージョは、フィナーレ楽章で、
ゆるやかな感じで始まり、全楽章の中では演奏時間が長い。
静かに流れていく音楽の中、後期ロマン派風、ベルク風の音楽などが現れ、
音楽は一度大きな盛り上がりをみせ、再び静寂の中へと戻り、
金管楽器によるブルックナー風の音楽が出てくるかと思うと、
フルート・ソロによる清浄な旋律が出て、静寂な中終わる。
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