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Mars&Jupiter

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ムツィオ・クレメンティの交響曲第1番ハ長調を聴きながら、二俣川から緑園都市まで歩く

2011-07-18 04:55:50 | 古典~現代音楽イタリア編
昨日は朝早く二俣川から緑園都市駅まで往復して歩きました。
途中聴いたのは、1752年生まれのクレメンティの作品。
交響曲第1番ハ長調は、1807年に作曲された。
アメリカのワシントン・コロンビア特別区にある国会図書館に、
自筆による草稿が不完全な形で残っているようである。
それをもとに1930年代イタリアの作曲家アルフレード・ガゼッラが、
交響曲第一番を演奏できるように完成させ、出版したようである。
今回聴いたCDは、フランチェスコ・ダヴァロス指揮、
フィルハーモニア管弦楽団の演奏によるもの。
第一楽章ラルゲット-アレグロは、弦楽器中心にゆったりと始まる序奏は、
フルートなど木管楽器が絡み、その後ドラマティックに展開されるが、
それが終わるとアレグロの主部に入り、軽快で溌剌とした主題が奏される。
シューベルトを思わせるようないきいきとした旋律であり、
その主題は展開部を経て、再現部に入り金管楽器も鳴り響いて終わる。

第二楽章アンダンテ・コン・モートは、弦楽器により主題が奏され、
その主題を繰り返す中、木管楽器が絡んでいく。
主題は変奏曲風に変形されながら進行し、ホルンも時々加わる。
最後はオーケストラ全体で旋律を奏して華やかに終わる。
第三楽章メヌエット:アレグレットは、舞踏風の旋律であるが、
打楽器など加わり、やや荒々しさのあるメヌエットである。
トリオの部分では木管楽器と弦楽器により牧歌的な旋律が奏でられ、
最後に冒頭のメヌエットの部分が繰り返され、華やかに終わる。
第四楽章フィナーレ、アレグロ・ヴィヴァーチェは、
流れるような軽快な旋律が弦楽器中心に奏され、
最後はまるで歌劇の序曲が終わるかのように堂々とした感じで終わる。


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