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Mars&Jupiter

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ジョバンニ・バティスタ・ペルゴレージのフルート協奏曲ト長調を聴きながら三枚町から上星川駅まで歩く

2009-05-08 03:55:22 | 古典~現代音楽イタリア編
まだ完全に治ったとはいえないが、
昨日からは、眼帯を外して出勤。
やっといつものペースを取り戻した感じである。
昨日は三枚町から上星川駅まで歩きました。
途中聴いたのは1710年生まれのペルゴレージの作品。
彼はイタリア中部のマルケ州イェージに生まれ、
幼い頃から音楽的な才能を示し、
ナポリの音楽院で音楽を学んだ。
その後はオペラや宗教音楽などを多く作曲した。
1734年には若くしてナポリ楽長に就任しているが、
その2年後には病気で亡くなっている。
わずか26歳の生涯ということだからあまりにも短い。
フルート協奏曲ト長調の作品年代は不詳である。
今回聴いたCDの演奏はペーター・ルーカス・グラーフのフルート、
ブルーノ・ジュランナ指揮のパドヴァ室内管弦楽団によるものである。

第一楽章スピリトーソは、弦楽器中心に軽快に始まる。
独奏フルートが加わり、華やかさが加わる。
音楽はこの時代を思わせるバロック音楽の様式である。
さわやかな感じの音楽で最後も颯爽と終わる。
第二楽章アダージョは、叙情的な音楽が弦楽器中心に奏される。
独奏フルートが入り、哀愁漂う旋律を奏でていく。
その音楽は魅力ある旋律で、ペルゴレージらしい。
第三楽章アレグロ・スピリトーソは、
明るく軽快な音楽が弦楽器と通奏低音で奏され、
独奏フルートが入り、気品のある音楽が展開される。
舞曲的な優雅な音楽には、フルートが似合っている。
グラーフのフルートの音色も、この曲に合っている。


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