沖縄三線.com

沖縄のことあれこれ。

読谷漁師「初めて見た!」 幻の深海魚・リュウグウノツカイ水揚げ

2019-01-30 12:16:22 | ニュース

都屋漁港で水揚げされた幻の深海魚「リュウグウノツカイ」=28日、読谷村都屋(村漁業協同組合提供)

+++++++++++++++++

読谷村の都屋漁港から約2.5キロの沖合に設置した村漁業協同組合の大型定置網に28日、神秘的で美しい姿から“幻の深海魚”と呼ばれる「リュウグウノツカイ」2匹が生きたまま水揚げされた。

漁師や漁業関係者からは「生まれて初めて見た」「泳ぐ姿が美しかった」など、感嘆の声が聞かれた。

水揚げされたのは体長4メートルと3.6メートルの2匹。

村漁業協同組合の山内卓購買課長によると、いずれも移送先の沖縄美ら海水族館へ搬送中に死んだ。近く標本にするという。

専門家によるとリュウグウノツカイは硬骨魚類に分類され、外洋の深さ約200メートルから千メートルに生息している。蛇のように細長い胴、頭から伸びる赤いひれが特徴だ。人前に姿を現すことはほとんどなく、生態系の多くが分かっていない。

定置網を確認した漁師の儀間樹さん(23)=読谷村=は「細長い銀色の体を揺らしながら泳ぐ姿がとても神秘的できれいだった」と振り返った。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石垣24・2度 那覇20・1度 沖縄 もうすぐ春 ?

2019-01-30 12:14:03 | ニュース

ぽかぽか陽気に誘われ、サクラが開花し始めた那覇市の与儀公園 =29日午後

++++++++++++++++++

沖縄地方は29日、晴れ間がのぞき、日が差し込む所では汗ばむほどのポカポカ陽気に包まれた。

南から湿った暖かい空気が流れ込み、北寄りの強い風が弱まった。最高気温は石垣市で24・2度、那覇市で20・1度を観測した。

那覇市の与儀公園では、陽気に誘われ、サクラがちらほらと花びらを開かせた。

那覇市の南雲梨恵さん(38)は「洗濯物を全部干してきた」と散歩を楽しみ「水筒に飲み物を入れてきたが、足りずにスーパーで買い足した」と話した。娘のさくらちゃん(1)も「あちゅーい(暑い)」と、ひと足早い春の訪れを感じているようだった。

気象台によると、沖縄地方の向こう1週間の天気は晴れやくもりの日が続き、気温は平年よりもやや高いか高い見込み。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喜友名が頂点 空手プレミアリーグ 新ルール導入初

2019-01-28 19:11:27 | ニュース

2020年の東京五輪を見据えた新ルールで行われた空手のプレミアリーグ最終日は27日、パリで行われた。

旗判定に代わって新たに採点方式が導入された形の男子決勝で、世界選手権男子3連覇中の喜友名諒(劉衛流龍鳳会)が26・92点でウーゴ・キンテロ(スペイン)を退け、頂点に立った。

同リーグは世界各地を転戦する賞金大会で、東京五輪出場権のポイント対象。パリ大会は今季初戦となった。

喜友名は決勝で劉衛流の「オーハン大」を演武して、欧州王者のキンテロに2点差近くをつけて制した。

喜友名は「いつも稽古していることを思い切り出すだけ。ルールが変わってもやることは一緒」と動じず、今季を好発進した。

3位決定戦に進んだ金城新(劉衛流龍鳳会)は、新馬場一世(西濃運輸)との日本勢対決に敗れた。

上村拓也(劉衛流龍鳳会)は3回戦で敗れて16強だった。【琉球新報電子版】

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

影響与え、動機付けした世界の100人に西園寺さん 尚順の孫 平和活動に評価

2019-01-28 18:46:11 | ニュース

雑誌「OOOM」の「2018年に世界で最も我々を啓発し、影響を与え、動機付けした100人」で79位の西園寺昌美さん=25日、那覇市泉崎の琉球新報社

+++++++++++++++++++++++

最後の琉球国王、尚泰の四男尚順の孫にあたる西園寺昌美さん(77)が、ドイツやオーストリア、スイスの3カ国で約3万部を発行している雑誌「OOOM」(オーム)の「2018年に世界で最も我々(われわれ)を啓発し、影響を与え、動機付けした100人」で79位にランクインした。「世界人類が平和でありますように」との願いを記した角柱「ピースポール」を世界各国に建立する取り組みなどが評価された。

ピースポールは、祈りによる世界平和活動を提唱した五井昌久氏(1916―80)の取り組みがきっかけ。西園寺さんは、五井氏の遺志を継ぎ、ピースポールを世界へ広げる活動をする団体「ワールド・ピース・プレヤー・ソサエティ」の代表を務めるなど人類共通の平和への祈りを伝える活動に1980年代から取り組んできた。現在、世界の約180カ国に20万本以上のピースポールが建立されている。

西園寺さんは欧州の雑誌で評価されたことについて「びっくりした。うれしい」と笑顔を見せた。「世界人類が助け合い、平和であるようにいつも祈っている」と話し、民族や文化、宗教、信条を超えて平和の願いを伝え続ける思いを語った。

「OOOM」にランキングされた「100人」は、作家や人権擁護家、グラフィックデザイナー、同誌編集部ら審査員約50人が選んだ。

1位が米カリフォルニア州の山火事で人命救助をした看護師のアリーン・ピアースさん、2位は米人気歌手のレディー・ガガさん。チベットのダライ・ラマ法王(4位)、米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデンさん(80位)ら多様な立場の人が選ばれている。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コーヒー焙煎 仲村良行さんが世界2位 日本代表し快挙

2019-01-27 21:56:14 | グルメ

「ワールド コーヒー ロースティング チャンピオンシップ」で世界2位に輝いた仲村良行さん(右)=23日、イタリア(本人提供)

++++++++++++++++

自家焙煎(ばいせん)のコーヒー専門店「豆ポレポレ」(沖縄市)を営む仲村良行さん(40)が23日、イタリアのリミニで開かれた焙煎技術を競う大会「ワールド コーヒー ロースティング チャンピオンシップ2018」(WCRC)で2位に輝いた。

仲村さんは17年の日本大会で県出身者として初優勝し、今回日本代表として世界大会に出場した。初出場で2位入賞の快挙に「光栄です」と喜びを語った。

20~23日の4日間で開かれたWCRC2018には、予選を勝ち抜いてきた23カ国の代表が出場した。各代表者は、指定された生豆の特徴を分析し、生豆に合った焙煎方法を事前に提出した上で競った。

仲村さんは「急なルール変更や入場パスのトラブルなどドタバタで、競技期間中は周囲の状況に対応しながら体力、集中力を維持することが大変だった」と振り返った。

2位という結果に「支えてくれた人たちに感謝したい。言葉の壁を超え、さらに世界に目を向けたい」と次なる目標を見据えた。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする