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沖縄のことあれこれ。

危機の民俗文化調査へ

2016-01-31 05:25:50 | ニュース
 県内各地で受け継がれてきた伝統芸能や文化が、社会的・経済的要因で消滅の危機にひんしている現状を受け、琉球大学の狩俣繁久教授(方言学)らが統一基準で現状を把握し、消滅の危機度を測る評価指標となる「民俗文化レッドデータリスト」の作成に乗り出したことが30日までに、分かった。県内の民俗文化の保全、継承と再活性化につなげたい考えだ。

 民俗文化レッドデータリストは生物保全の基礎資料の生物レッドデータリストを参考にした。これまで地域や分野ごとに研究されてきたが、統一的な方法で琉球列島全体を対象にした調査はなかった。狩俣教授によれば、民俗文化のレッドデータリスト化は世界でも類がなく、初めての調査だという。
 琉球列島では豊かな自然環境や長い歴史を背景に多様な文化が育まれてきた。琉球舞踊や三線、エイサーなど活況を呈するものがある一方、久高島のイザイホーや宮古島のウヤガンなどの祭祀(さいし)のように、近代化や過疎化を背景に継承者が途絶えがちになり消滅の危機にあるものも少なくない。
 琉大では保全生物学や芸能論、民俗学、民族音楽の研究者が連携して調査に取り組む。民俗文化の保全、継承と再活性化の方策を検討する際の基礎情報として活用できるようにする。
 狩俣教授は「伝統芸能や祭祀が失われていく危機感もあるが、それだけでなくこれらの実態がそもそも分かっていない。できるだけ早く完成させたい」と意気込んだ。
 国内の無形文化財の保護に携わる文化庁伝統文化課は「伝統芸能、祭祀の現状を把握するのはやらなければならないことだが、なかなか簡単なことではない。とても意義のある取り組みだ」と期待を寄せた。
 狩俣教授や経済学者らは、31日午後1時から那覇市の県立博物館・美術館で開くイベントで、レッドデータリストや文化政策と経済効果について話し合う。(安富智希、知念征尚)
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民泊、今春から「解禁」

2016-01-26 00:52:47 | ニュース
一般住宅に有料で観光客らを泊める「民泊」について、厚生労働省と観光庁の有識者会議は25日、現行の旅館業法の「簡易宿所」として許可を取りやすくするため、面積に関する基準やフロント設置の要件を緩和することを決めた。同法に関する政令と通知を改正し、4月に施行する方針。


これまで違法状態で営業していたマンションの空き部屋など小規模施設も自治体からの許可を得やすくなり、事実上の解禁となったことで今春から全国で民泊の活用が見込まれる。


有識者会議は既に、民泊を旅館業法の簡易宿所として位置づけ、自治体による許可制とすることで一致していた。(共同通信)
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沖縄で雪が降った!  パート2

2016-01-25 05:40:43 | ニュース
みぞれ? それとも本当の雪? 沖縄は大騒ぎです。

なんといっても沖縄本島初の出来事ですから。


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沖縄本島 初の雪?!

2016-01-25 04:11:42 | ニュース
昨晩から家のガラス窓になにやらパラパラと当たる音を聞き、外に出ると氷のつぶが落ちてました。
沖縄でこんなに寒くなるんだったら1回くらい雪でも降って欲しいものだと思っていましたが、完全ではないが雪もどきの「みぞれ」が観測されたようだ。


場所:本部町並里


場所:宜野湾市上原

 沖縄気象台は24日、名護市と久米島町でみぞれを観測した。県内で雪を観測したのは、1977年2月17日に久米島でみぞれが観測されて以来、39年ぶり2度目。沖縄本島では初めて。
 

 みぞれは雪と雨が混ざったもので、観測分類上は雪となる。久米島町謝名堂で午後9時56分から同10時2分、同10時16分から同58分の2回、観測された。名護市宮里でも午後10時26分から同41分にみぞれが降った。【琉球新報電子版】
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本部、今帰仁で桜まつり開幕

2016-01-24 14:31:11 | ニュース


日本一早い桜まつりが23日、本部町(もとぶちょう)と今帰仁村(なきじんそん)で開幕した。

初日は全国的に冷え込む寒波とあいにくの雨となったが、咲き始めたヒカンザクラが寒空をピンク色に彩り、訪れた来場者の目を楽しませた。本部、今帰仁ともに2月7日まで。

本部町では「第38回本部八重岳桜まつり」(同実行委員会主催)が開かれた。
約7千本のヒカンザクラは来週ごろから見頃を迎える。

今帰仁村では今帰仁城跡で「第9回今帰仁グスク桜まつり」が開幕。
観光客が、ライトアップされた幻想的な夜桜を楽しんだ。


第38回本部八重岳桜まつりのイベントプログラムはこちら☆


第9回今帰仁グスク桜まつりイベントプログラムはこちら☆
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