若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな毎日』になっていました。

蔵王

2011-07-07 07:12:58 | 音楽(足利市民合唱団)
『さーーーっ!次、次!』と宣言してから長くてすいません。

ちょっと我ながら予想外。意外に抜けない、今年のコンサートの余韻。いつもより終わった直後はさっぱりしてたんだけどな。今朝も『もう着ることもなかろう』と、しまったはずのZAWOTシャツなんか女々しく着ちゃったりしてるし。


実は練習してるとき、あんまり好きじゃなかったんだ、組曲蔵王。やたら難しい気がして、それが楽曲的に困難なのか、相性が悪いのか、わからなかったけど、練習つらくて参ったなって思ってて。それでいて、どんどん蔵王という山の存在が自分の中で特別になっていくのに気付いていたから、尚更困ってしまって。二代目はぐんぐん情熱を注いでいくし(歌にもかなり期待してるって知ってるし)、東北の人々が大切にしている山の歌をいま歌うことに責任のようなものを感じたし。ちゃんと歌わなきゃ、って焦ってばっかり。


でも前日のリハで最後の曲『早春』を歌ったとき、すごくイイ予感がしたんだ、明日は蔵王歌うの楽しみだな、って素直に。


で、本番の『早春』は、必死だったけど(笑)、胸がいっぱいで、未経験の光に包まれてた感じだったなー(高音で伸ばし過ぎて、くらくらしてた・・・だけじゃなくて!)。


あんなに『はぁ、今日も蔵王の練習か』って思ってたのに、今は歌いたくて仕方ないよ、蔵王。自分でふっておきながら、元彼に未練たらたらみたいな感じ(経験ないけど)。


いつかまた春に、蔵王に行きたいな。本当は今年の春、もう一回撮影のために行くはずだったんだし。やっぱり最後に春を見て終わらせたいな、組曲蔵王への想い。

「え?また蔵王行くの?」と笑いながら、カメラ担いで、地図も持たずに、二代目も一緒に行ってくれることでしょう。

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