迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

柔らかい描写をする準標準レンズ AUTO W.ROKKOR-HG 35mm F2.8

2018-12-02 16:20:19 | MC,MD mount by MINOLTA
ミノルタの35mmマニュアルフォーカスレンズ、AUTO W.ROKKOR-HG 35mm F2.8です。
MDやMCよりもさらに前の時代の1965年頃に製造されたもののようです。HGですので6群7枚で、前玉が2枚の凸レンズからなるトロフォーカスタイプです。


   レンズ構成  6群7枚
   最短撮影距離 0.4m
   重量     281g
   フィルター径 55mm

さて写りのほうはどうでしょうか。絞り開放では少し甘く、口径食の影響もあり、なかなか特徴的な描写となります。


でもF4まで絞ればきっちりした絵になります。


こういう絵では、うしろボケが柔らかくて、とてもきれいです。

  いずれもSONY α7+AUTO W.ROKKOR-HG 35mm F2.8

今から50年以上前のレンズですが、十分使えます。当時としてはかなり優秀なレンズだったのでしょうね。

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