ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ニューカレドニア行:コロニアル建築メゾン・セリエール

2016-10-14 | 旅行
7月のニューカレドニア旅行。
ヌメア中心部の小ささに、バスと徒歩での居住者目線の観光でした。


古い家が多いフォーブル・ブランショ地区を歩き、やってきたのは

メゾン・セリエール


アフリカにあるフランスの海外県レユニオン島からやってきた
ポール=ジョゼフ・セリエールが1891年に建てた家。

左右対称で両側から階段、ポーチ、玄関と続く造り


初代セリエール一家



これがニューカレドニアでの典型的なコロニアルスタイルなんだそう。



ドアも窓も大きく、中も広々していて寒さ対策ゼロ(笑)

こんな造りも、殖民地が暖かい場所ばかりにある結果?


色ガラスの窓ってどうしてこうもステキなんでしょう



私たちにとっては昔何度も行ったモーリシャスを思い出す家で

懐かしー
あそこもフレンチ・コロニアルのクレオール風の家が多く
場所は違っても、時代が近いと建築スタイルって似ますね


この庭の造りも典型的なスタイルなんだそうです。

クルマのない時代そのままの車道やガレージのない造り。


イギリス人だったらせっせとレンガで覆ってしまいそうな通路も

土が剥きだしのままで逆に新鮮でした。


庭の端っこでお食事中だったウサちゃん



セリエール一家の当時の写真が撮影された場所に置いてある

心憎い演出
時代は違っても同じ場所に立つ小さな感動


戦前の家は本当にディテールが凝っていて芸術品



しかし、廃屋となっていた時期もありました。



それを23年かけてコツコツ修復したんだそうな



プチトレインのガイドの説明でも

20年かけて建てた家を20年かけて修復した
と言ってましたっけ?


家の中はちょっとしたギャラリーにもなっていて



絵のレベルが高~~い



ニューカレドニアにもプケコがいるのね

隣の白いは国鳥クガー


インドハッカも

こうなりゃ芸術(笑)
本物のジュゴンも見てみたい


かつての商業活動の展示もやっていて



確かヌメア最初のデパートじゃなかったかな?(←うろ覚え)



こちらはバー



市場というより港のみやげ屋かな?



展示の説明がフランス語だけなのが残念

昔と今の道の名前
人名を冠するせいかどんどん長くなってる
NZ式に長くなったらKロードとかじゃ、ダメなの?(笑)


フォーブル・ブランショ地区、なかなかステキな界隈でした


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