ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ラグラン行2回目:幻のテトト渓谷

2016-05-23 | 旅行
去年の1回目のラグランは1泊2日だけで惜しい思いをしたので

今回は2泊しました


2日目は南下しながら海岸線をドライブ

ホエールベイ
ここは貸し別荘が多いらしいです。


どれも別荘っぽいデザインで



手入れがしやすそう



お隣は普通の家かな?

庭の充実度が全然違います。


こちらは建設中

家か?別荘か?


ビーチはかなり岩がゴロゴロしている場所でした。

「これじゃサーフィンはムリだよねー。」
と、しないのに思ってみる


誰かの忘れ物らしいハワイアナス

誰もいないビーチ際の芝生の上に置いてありました。
裸足文化があるから、履物を忘れるというのもアリ?
(※この話もラグランでのことでした)


さらに南下してやってきたのは

テトト渓谷
(テトト・ゴージュ)


キレイー

でも、これが渓谷?


「NZの地名にはインフレが起きている!」と思うのは私だけ?
どう見ても丘なのに『山』になったり(笑)

マウント・ウェリントン


ワイタケレ・レンジも

「こ、これが山脈
まぁ、山が連なっていますが。


下調べによれば、この中をぐるっと回れる

テトト渓谷トラックなるものがあるよう。


海岸線まで行けるのか?

標識が全く見当たらず


まずは展望台から下へ続く、自然にできた獣道を行くことに。



あちこちに太いトゲのあるアザミがあります。

こんな強風の中でも花をつけているなんて


外洋から吹きつけてくる風で木々さえも

まっすぐに生えない場所


こんな場所にはフラックスがお約束

さすがNZ原生は強し


あっという間に下りてきましたが



とても海岸線までは下りられません

なにせこんな崖


夫が立っているところが突端



高所恐怖症の夫にしては

でかした立ち位置
あまりの美しさにがんばったもよう。


私はギリでここまで

柵もなーんにもない場所なので
リスクはご自分で


近くで見ると渓谷から海岸線までの平らな場所が

緑の絨毯を敷き詰めたよう
かつてはここにマオリの集落があったそうです。


水路に頼る生活であれば

問題なかったのでしょう。


反対側にも絶壁の上に平たい土地が



分厚く防風林が設けてあります。

遠くて動物までは見えませんでしたが放牧しているのか?


外洋らしい

荒々しさと


美しさと




獣道を上へ戻り

見晴らし台でDOC(環境保全局)の職員に会ったので
トラックの入り口がどこにあるのか聞いてみると





「誰に聞いたの?聞いたことがないわ。」
というまさかの返事


「えぇぇぇえ DOCのホームページでも見たんですけど」
「えぇぇぇえ


日焼けも制服も昨日や今日から職員をしているようには見えない年季。
その人に、「聞いたことがない」「マオリの集落は海から舟で行く」
と言われてしまい、ネットのアクセスもないので再検索することもできず。


それでも諦めきれなかった私たちは
「あの辺からなら下に下りられるかも」
と言われた場所からほとんど道らしい道のない場所を下りてみましたが
途中渡れないほどのせせらぎに阻まれ往復40分ほどで帰ってきました。


さすがに心配だったのか、彼女は上で待っていてくれました。
「DOCのサイトで紹介していたなんて、後で調べてみるわ。」
とどこまでも親切に対応してくれ、恐縮してしまいました。


駐車場と見晴らし台はあってもそれ以外の標識がない

幻のテトト渓谷
いつか歩いてみたいなぁ


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