ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

香港・日本2014年行:桃花源小廚 ティムズ・キッチン

2014-05-16 | アジア・中華・香港
ユルユルつづく里帰り日記
香港の友人のお誘いで初めてのお店に行ってきました。


場所は

上環(ションワン)


私にとってションワンと言えば
地下鉄の終点



トラムの終点



乾物屋がひしめく

干物の匂いのする


超下町

(写真は2006年のもの)


さらに言えば、香港島側で中国語が聞こえてくる可能性が
断トツに高い場所
だったのですが、
今はかなり違うらしいです。


エクスパット(欧米駐在員)のたまり場だったセントラルの
蘭桂坊(ランカイフォン)もどきのバーがどんどんできてるそーな


酔っ払ってもランカイフォンからだったら這ってでも帰れた
若いエクスパットが住んでいたような場所もバーに合わせて
ションワンに移動
っていうんですから、スゴいです。民族の大移動


というか、白人がションワンに住んでるってぇ???
逆に金満中国人がミッドレベルを占拠している昨今。
1997年の香港返還から17年。時の流れを感じます~


とまれ、連れて行ってもらったのは

桃花源小廚(ティムズ・キッチン)


ミシュランの星を取っているそうです

ションワンでぇぇ(←まだ頭が切り替わってません)


友人にお任せだったのでお料理の名前はわかりませんが

奥の蒸した?ナスが新鮮でたまらなくおいしかった
誰とも分けずに1人で独占したいほど!


お豆腐も普通に見えますが

滑らかにして上品
普通の食材がここまで洗練されるなんて!


ハニーポーク

子どもたちの目の色が変わります(含:夫)


奥は友人イチ押しのチャーハン

確かに美味しい
こういう場ではご飯を食べないのに、つい手が出ます。


こういうシンプルメニューこそ違いが出るというもの。



「こっち見てる~

という善(17歳)の感想がもうガイジンさん(笑)
香港生まれのくせに・・・
しっかり食べてましたけどね


このモヤシも「なんで?なんで?」と叫んでしまう

美味しさ


友人はなーんと会社の事務所をションワンに移していて
この店は徒歩圏内
なんという恵まれた環境。
絶対に要予約ですが昼の飲茶も興味津々


友人は、
「たまに来るのよー」
と言ってましたが、その横でイギリス留学中の息子さんが、
「ボクはたまにしか来れないけど、おかあさんは100回以上来てます。」
とポツリ(笑)
やっぱりねぇ


デザート
(「お手」のポーズで待機中の夫&善)

別腹で余裕で入ってしまいました


テッパンのマンゴープリン

濃厚そうです。


本当に美味しくて思い出深い夜でした。

見よ!友人の美しい手(笑)
ごちそうさまでした~


旅行中に、
LVMHモエヘネシールイヴィトン系投資ファンドが
クリスタル・ジェイド買収

の記事に驚いたりもして、この手にも国際資本が触手を伸ばす時代。


『ブランド+中華料理』ときたら、今の中国市場にはぴったんこ。
ブランド品で身を固め、モエシャンでもなんでもガンガン飲んでくれたら
それがビジネスモデルになって、似たような店がどんどんでき
ブランド品が売れて酒が売れて・・・・
ってことなんでしょうかね?


NZには無縁な世界
(※ハイブランドショップは片手もないかもー)

地下鉄に乗ってホテルに帰る小市民です(笑)


こんな超ド派手な優先席

シレっと座るには勇気がいる?
(※そもそも香港人はお年寄りには優しいと思いますが)


訪れるたびに変わったもの、変わらないものに目を見張る香港
いつまでもいつまでも目が離せない、心のふるさとです


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