ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

トンガリロ行:トンガリロ・クロッシング上り編

2014-01-22 | 旅行
(※自分で書いておいて思う。なんちゅータイトル


さて当日

見よ、この日本晴れ(←違います)


「なんでこんなヘンなアングルの写真?」
宿から登山口まで送ってくれるバスの中で撮ったのですが


そうだ
思い出しました
シャトー・トンガリロが遠くに小さく見えたんでした。
(※写真では見えませんが


マンガテポポ駐車場(登山口)到着

宿のバス。運転手は毎年同じトニーおじさん。説明もジョークも同じ。
安定です


自分のクルマで来ることもできますが、途中で引き返すのかな?

反対側まで行って戻るツワモノもいるかも
15~16時間ぐらいかかりますが。
走っている人もときどき見かけますしね~


バスで送られてきた登山者

宿やツアー会社のバスが次々お客を降ろして行きます。


反対側のケテタヒ駐車場から登ってもいいのですが、
延々続くだらだら坂を登るので時間がかかるそうです。
多分9割の人はマンガテポポから始めると思います。
周りに人がいた方がやっぱり安心だし(←初心者


こんなものができてる~

緑だから噴火の危険性は「平常」
赤は危険で「閉鎖」
来てからオレンジだったら?
(※多分送迎のバスが出ないかも)



さぁ、開始

しかし、天気がいいです。
信じられないほど。




テント発見


なぜこんなに広いところであんな不便そうな道もない場所に?

長期滞在で調査でもしているとか?


すぐに最初のトイレ休憩

暑くてみんな超軽装
格好だけみたらハイキングですよね?
去年は風雨で途中で断念。この小屋で帰りに暖をとらせてもらいました。


えっ

こんなものが


こんなものも




あちこちトラックの整備中でした。

ご苦労さま


建機や材料はヘリで運んでくるのでしょう。

あのテントも工事関係者のもの?


おかげで階段やこんな遊歩道がどんどん延びています。



素晴らしいお天気に写真をパチパチ

かなりゆっくりペースで歩きました。


ナウルホエ山

こんなにクッキリ


2ヶ所めのトイレ到着

えーっ
新しいトイレができてる!(手前の方)
このトイレもヘリに吊られてここまで持ってきたのでしょう。
なんか微笑ましい図


ここで日焼け止めを塗り直したり、服を脱いだり
本当に暑かった~
ファッション計画まつがいました。


再び出発



遠くまで見渡せて感激。

マオリ語のNZの名前アオテアロアの元になった
白くたなびく雲


だいぶ登ってきました。

細い道とカラフルな登山者のウェアがずーーーーっと続いています。


ナウルホエがこんなにキレイに近くに見えたのも初めて

山頂があんなに赤いのも知りませんでした。



調子よく登ってはきたのですが・・・・・








実は



このとき




絶賛胸焼け中



はい、前夜のコレ

特にフライドポテトだったと思われます
こういう時に普段食べないものを食べちゃダメですね~



「ん?ここってもしかして?」

サウス・クレーター


「違うんじゃない


だってこんな場所でしたから
(※1回目の家族で行ったとき)
杭がかろうじて2本見えた場所。


2回目は風も強く、視界も悪く

次の1本を見つけるのが精一杯だった場所


それが向こうまで見渡せる
杭いらない?

これがサウス・クレーターぁぁぁ?
2人できょっとーん
でも、山中にこんな平らな場所は他にないです。


しかも、すぐ隣にはこんなものもあるー

もしかして湖?


「あぁ、そういえばさっき、なんとかレイクって書いてあったなぁ」
と夫が言い、




2人同時に





「ほのぼのレイク

と言っちゃう、イタいアラフィフ
(※記憶が出国した30年前で止まってるもんで


確か、こんなんでしたよね?

@ワンガヌイ
こっちもある意味止まってる?


サウス・クレーターを抜けると勾配がきつめになってきます。

でも、先が見えて周りが見渡せるのでなんだか余裕?



最高地点レッド・クレーター直前の足場の悪い急勾配
1回目

寒くて風が強くかったものの、人がたくさんいました


2回目

雨と風に阻まれみんな引き返してしまい、
誰もいません
私たちもこの辺で断念しました。


そして今回

へっ??ここなの
ぐらいなもんですよ。


止まって写真を撮る余裕も

(※でもこの辺が胸焼けMAXでした


レッド・クレーター着

ここまで来れば終わったも同然
あとは基本下るだけですから。
どちらの登山口までも3時間半ぐらで、ちょうど中間です。


トンガリロの山頂までは

往復3kmで1時間20分


「こんな晴天2度とないから行っちゃう?」
と思いつつ、バスの時間もあり断念。

向かった人がちょっぴり羨ましかったです。
3回目で初めて頂上に向かう人を見ました。
(※まぁ、2回目はここまで来れなかったのですが)


石がゴロゴロして草木も生えないまさに月面のような場所。




ところが、今回初めて知った、その名前の由来





本当に赤いクレーターがあったんです


今までは完全に雲の中で



全く見えませんでした。



本当に赤い



ほんとにまぁ、今回は初めて見るものが多かったです。



急勾配を登りきった後だし、時間も時間だしで食べ始める人多数。

でも、ここで食べちゃダメなんです


まだ、登んなきゃ

距離にしたらほんのちょっとなんですけどね。


そして、

いよいよ、下りでーす


(つづく)