ロッジからバスに乗って約20分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/9f/8c5fe6eb6385b801462559d83377078c.jpg)
着いたのは荒涼とした場所。すでに雲
の中です。
何台も同じようなマイクロバスが到着し、人が降りてきます。
降りた人々は一列になって、ぞろぞろ歩き始めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/be/2679154fe90571e856065117c38e076b.jpg)
トンガリロ・クロッシングと呼ばれる、トンガリロ山縦走のスタートです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0184.gif)
雲が厚く垂れ込め、視界はこんなです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/fe/96dc50c098d647e6c1a7c7b0f94e351c.jpg)
人が大勢いるので不安はないですが、道しるべだけだったらかなり不安~
トンガリロ山は標高1,967mで、
トンガリロ国立公園の最高峰ルアペフ山(標高2,797m)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/62/ca5edd8a0945dd85396ddd3a34a3f4e6.jpg)
(冠雪をいだいたルアペフ)
ナウルホエ山(標高2,291m)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/d6/69b5425f07907fac2c03e2e302426a0c.jpg)
(富士山にそっくりなナウルホエ)
に次ぐ高さ。
昨年10月から不意に始った、西蘭家散歩部の初合宿
が、
いきなりトンガリロ・デビュー
となりました。
トンガリロ・クロッシングはトンガリロ山を標高1,000mの地点から歩き始め、レッド・クレーターと呼ばれる標高1,900mを通過し、反対側の標高600m地点まで歩く、距離17km、時間にして7~8時間のコース。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/29/e4cd2fbad25295f1cee7764bbe8bc323.jpg)
しかし、距離はもうちょっとあったようで20kmぐらいあったような?!
(まぁ、山道ですから真っ直ぐ歩くことすら難しい場所も)
目指す山の反対側の駐車場まで、あと17.75km、6時間10分。
(すでに上の図と距離も時間も合っていない標識![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/46/8ff16bfadc5838e40f6c9dc62227b17f.jpg)
これが最初の休憩ポイントでした。エコトイレ
があるだけの場所。
相変わらずなにも見えないばかりか、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/3f/25c57e39fc7dd3e288b2d09b97370c08.jpg)
上昇するにつれ、雲![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cloud_sim.gif)
が濃くなってきました。
山頂がどこなのかも見えず、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/7c/46b4adad85bd6a7e927b114d6794d2aa.jpg)
かえってプレッシャーもなかったとか![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
ただただ見える、目の前の道を登っていくばかりなり~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0092.gif)
し・か・し、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/33/5874fd6df003025663329642e587f3cb.jpg)
突然雲が切れると、こんな視界に![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0084.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0088.gif)
逆に言えば、かなりの強風で、
すぐに雲の中に逆戻り![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/65/99c90a51284106ec3f15154a6d8f0160.jpg)
すぐ後の温(17歳)と夫もこの通り。
数メートル先の善(14歳)は服が赤だったので目立って助かりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/c4/8edc5191ba5a91dfa71defcc3b068d8f.jpg)
雨も降り出し、湿度120%な感じ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rain_sim.gif)
でも、この時点では寒くはなく、汗をかくほど暑かったです。
短パンの人多数。善は半袖のTシャツにペラペラのレインジャケットのみ。
雨足が強くなり、帽子のつばから水滴がポタポタ垂れてくるほどに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/e6/a70ffa6c423d526041c802dc6fa8a2fb.jpg)
温と夫とははぐれてしまい、善と2人で登り続けました。
この辺はかなりの風で、岩陰に身を寄せることも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/54/2ad6b5e9496da6388743c98e05670196.jpg)
両側が崖のようになってきて、みんな道の中央を歩くように・・・
リュックが大きな善がヨロヨロ歩いているように見え、母やや心配。
(でも考えたら、私より体重があるんでした
)
また標識。駐車場まで戻ったら2時間半だそう。まだ、たったの6.4km![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/25/30cbc1fb3c632378d181f95b324f32f7.jpg)
隣の富士山に似たナウルホエ山の山頂まで往復3時間。
しかし、雲でなんにも見えず![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
温と夫も全く見えず![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
残りの行程は13km、4時間![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0176.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/b2/8e2d04ece4b84a373c796b56f149ff38.jpg)
「そんなに早く降りれるもの
」
と思うほど先が長く感じられました。
この辺りは視界が最悪で、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/42/bf5ba8ca71ccb8d85c9b187d5c2b78c1.jpg)
数メートルごとの目印の杭も2本目は霞んでしまいます。
黙々と歩く人たち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/70/efe359a3bbc3f2acbda37527feecb479.jpg)
寒さもMAX
で、手袋を持っていなかったので手もワナワナ~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0088.gif)
この時点では善が半袖のTシャツにレインジャケットだけとは知らず~
長袖のパーカーも厚地のフリースも背負って歩いていたのに![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
本人、寒すぎて余裕がなく、ひたすら我慢していたよう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dokuro.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
道幅がさらに狭くなり、柵もなく、両側が切り立ってきました。
レッド・クレーター到着。ここで折り返しです。
ここからはどっち側に降りても3時間半!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/a4/15d68659c0fe6c9f2e6bf696f6cca85d.jpg)
確かに月面のように不毛な地。
トンガリロ山の山頂はここからさらに1時間ほどの場所でしたが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a2/a38ed52841deac242e2798b4473bc1ea.jpg)
すっぽり雲の中で、行く人もいませんでした。
(さすがにこの視界でコースを外れるのはコワいかも~)
しかし、ここからさらに登ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/57/a9c2d23cfed82c820d8bca584ecf2e62.jpg)
(着替えでパンパンな善のリュック
)
さて、温と夫はどこに?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/9b/eb6aaa79d5ccbc604a81bfba601a258a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/9f/8c5fe6eb6385b801462559d83377078c.jpg)
着いたのは荒涼とした場所。すでに雲
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cloud_sim.gif)
何台も同じようなマイクロバスが到着し、人が降りてきます。
降りた人々は一列になって、ぞろぞろ歩き始めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/be/2679154fe90571e856065117c38e076b.jpg)
トンガリロ・クロッシングと呼ばれる、トンガリロ山縦走のスタートです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0184.gif)
雲が厚く垂れ込め、視界はこんなです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/fe/96dc50c098d647e6c1a7c7b0f94e351c.jpg)
人が大勢いるので不安はないですが、道しるべだけだったらかなり不安~
トンガリロ山は標高1,967mで、
トンガリロ国立公園の最高峰ルアペフ山(標高2,797m)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/62/ca5edd8a0945dd85396ddd3a34a3f4e6.jpg)
(冠雪をいだいたルアペフ)
ナウルホエ山(標高2,291m)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/d6/69b5425f07907fac2c03e2e302426a0c.jpg)
(富士山にそっくりなナウルホエ)
に次ぐ高さ。
昨年10月から不意に始った、西蘭家散歩部の初合宿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
いきなりトンガリロ・デビュー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/wakaba.gif)
トンガリロ・クロッシングはトンガリロ山を標高1,000mの地点から歩き始め、レッド・クレーターと呼ばれる標高1,900mを通過し、反対側の標高600m地点まで歩く、距離17km、時間にして7~8時間のコース。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/29/e4cd2fbad25295f1cee7764bbe8bc323.jpg)
しかし、距離はもうちょっとあったようで20kmぐらいあったような?!
(まぁ、山道ですから真っ直ぐ歩くことすら難しい場所も)
目指す山の反対側の駐車場まで、あと17.75km、6時間10分。
(すでに上の図と距離も時間も合っていない標識
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/46/8ff16bfadc5838e40f6c9dc62227b17f.jpg)
これが最初の休憩ポイントでした。エコトイレ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0049.gif)
相変わらずなにも見えないばかりか、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/3f/25c57e39fc7dd3e288b2d09b97370c08.jpg)
上昇するにつれ、雲
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cloud_sim.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cloud_sim.gif)
山頂がどこなのかも見えず、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/7c/46b4adad85bd6a7e927b114d6794d2aa.jpg)
かえってプレッシャーもなかったとか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
ただただ見える、目の前の道を登っていくばかりなり~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0092.gif)
し・か・し、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/33/5874fd6df003025663329642e587f3cb.jpg)
突然雲が切れると、こんな視界に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0084.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0088.gif)
逆に言えば、かなりの強風で、
すぐに雲の中に逆戻り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/65/99c90a51284106ec3f15154a6d8f0160.jpg)
すぐ後の温(17歳)と夫もこの通り。
数メートル先の善(14歳)は服が赤だったので目立って助かりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/c4/8edc5191ba5a91dfa71defcc3b068d8f.jpg)
雨も降り出し、湿度120%な感じ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rain_sim.gif)
でも、この時点では寒くはなく、汗をかくほど暑かったです。
短パンの人多数。善は半袖のTシャツにペラペラのレインジャケットのみ。
雨足が強くなり、帽子のつばから水滴がポタポタ垂れてくるほどに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/e6/a70ffa6c423d526041c802dc6fa8a2fb.jpg)
温と夫とははぐれてしまい、善と2人で登り続けました。
この辺はかなりの風で、岩陰に身を寄せることも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/54/2ad6b5e9496da6388743c98e05670196.jpg)
両側が崖のようになってきて、みんな道の中央を歩くように・・・
リュックが大きな善がヨロヨロ歩いているように見え、母やや心配。
(でも考えたら、私より体重があるんでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_zzz.gif)
また標識。駐車場まで戻ったら2時間半だそう。まだ、たったの6.4km
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/25/30cbc1fb3c632378d181f95b324f32f7.jpg)
隣の富士山に似たナウルホエ山の山頂まで往復3時間。
しかし、雲でなんにも見えず
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
温と夫も全く見えず
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
残りの行程は13km、4時間
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0176.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/b2/8e2d04ece4b84a373c796b56f149ff38.jpg)
「そんなに早く降りれるもの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
と思うほど先が長く感じられました。
この辺りは視界が最悪で、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/42/bf5ba8ca71ccb8d85c9b187d5c2b78c1.jpg)
数メートルごとの目印の杭も2本目は霞んでしまいます。
黙々と歩く人たち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/70/efe359a3bbc3f2acbda37527feecb479.jpg)
寒さもMAX
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s4_win_snow.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0088.gif)
この時点では善が半袖のTシャツにレインジャケットだけとは知らず~
長袖のパーカーも厚地のフリースも背負って歩いていたのに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
本人、寒すぎて余裕がなく、ひたすら我慢していたよう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dokuro.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
道幅がさらに狭くなり、柵もなく、両側が切り立ってきました。
レッド・クレーター到着。ここで折り返しです。
ここからはどっち側に降りても3時間半!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/a4/15d68659c0fe6c9f2e6bf696f6cca85d.jpg)
確かに月面のように不毛な地。
トンガリロ山の山頂はここからさらに1時間ほどの場所でしたが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a2/a38ed52841deac242e2798b4473bc1ea.jpg)
すっぽり雲の中で、行く人もいませんでした。
(さすがにこの視界でコースを外れるのはコワいかも~)
しかし、ここからさらに登ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/57/a9c2d23cfed82c820d8bca584ecf2e62.jpg)
(着替えでパンパンな善のリュック
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
さて、温と夫はどこに?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/9b/eb6aaa79d5ccbc604a81bfba601a258a.jpg)
(つづく)